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2018.1.11.6987

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2017.1.9.6501

2016.2.6.6153

2015.1.9.5624


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User Preferences

Wwiseソフトをカスタマイズするために指定できるユーザープリファレンスを、以下に示します。

項目

内容

Confirmation messages

ユーザーが以前にDon’t ask me againを選択してオフにした確認メッセージ(やり直しができない操作に関するアラート)を、全てオンにする。

External Editors

Windows Openダイアログ(またはMac Finder)が開くので、外部オーディオファイルエディタまで移動して、Wwiseから直接アクセスできるエディタのリストに追加する。追加すると、Wwiseの作業を中断せずに、使い慣れたツールを使ってインポートしたオーディオファイルを編集できる。

選択した外部オーディオファイルエディタを、リストから削除する。

選択中のエディタをデフォルトとして設定して、必要に応じてこのエディタをリストのトップに移動する。リストの最初にあるエディタが、常にデフォルトエディタである。

check_circle Tip

多くのビューで、項目を選択してショートカットCtrl+Eを押すと、デフォルトの外部エディタが起動される。

検索フィールドが開き、標準的な英数字の検索によってマッチしない項目がビューで非表示となる。詳しくは「表の使用」を参照。

検索フィールドを閉じて検索フィルタを解除するには、Searchアイコン左のCloseアイコンをクリックする。

info 注記

「List View」「Query Editor」「MIDI Keymap Editor」「Referenceビュー」で、ノードが閉じて非表示となっている項目は検索対象とならない。

行ヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columns...をクリックする。

「Configure Columnsダイアログボックス」が開く。表示する行とその順番を指定する。

名前

外部オーディオファイルエディタの名前を指定する。

Path

外部オーディオファイルエディタの場所を指定する。

Start Mode

同時に複数のオーディオファイルを開く時の、外部エディタアプリケーションの起動モードを設定する。

  • Single Process: Edit in External Editorリクエストがある度に、Wwiseでプロセスを1つだけスタートさせて、編集するファイルのリストを引数としてプロセスに渡す。これがデフォルト値で、ほとんどのエディタに推奨されるもので、引数で複数ファイルを扱える。

  • Multiple Processes: Edit in External Editorリクエストがある度に、編集するファイル1つに対して1つのプロセスをスタートさせる。Wwiseで、1つのプロセスに対する引数として1つの編集用ファイルを渡す。オーディオエディタが複数のファイルを引数として扱えない場合は、このオプションを選択する。

Windowsダイアログボックス Openが開き、オーディオファイルエディタの実行ファイルの場所まで移動できる。

User Interface Workflow

Inspect objects when selection changes

デフォルトで、ダブルクリックせずにオブジェクトの中身を直接表示する。この設定は、Project Explorerを含め全てのビューで有効となる。

無効にすると、オブジェクトの中身を表示させるにはダブルクリックが必要となる。

Enable High DPI support

4Kや5KモニタなどのHigh DPIディスプレイ用にWwiseを最適化する。

無効にすると、標準的なディスプレイのピクセル数と同様の比率に縮小される。

Sound Engine

Audio System

オーディオアウトプットに使用するシステムAPIを指定する。ゲームのサウンドエンジンに影響しない。

  • Detect - Wwiseのデフォルトであり、Wwiseが階層に基づいて最初にマッチするシステムを探すので、最初にXAudio2、次にWASAPI、最後にDirectSoundを探す。

  • WASAPI - Windows Audio Session APIのことで、Macでも使われる。WASAPIの詳細については MSDN を参照。

  • XAudio2 - MicrosoftのWindows用クロスプラットフォームのオーディオAPIで、一般的にレイテンシが小さい。

  • DirectSound: Microsoftの旧Windows用オーディオAPI。DirectSoundの方が古いコンピュータとの互換性がある可能性がある。

  • 上記のAudio System APIオプション後は、Audio Devicesフォルダ内に作成した全てのShareSetがリストに表示される。

    check_circle Tip

    上級ユーザーは、プラグインを設定して他のAudio Systemオプションも利用できる。Audio Deviceシンクプラグインの作成については SDKドキュメンテーション やサンプルプロジェクト(<Wwise Installation>\SDK\samples\Plugins\AkSink\Sources)を参照。

Output Buffer Count

Wwiseオーサリングツールでサウンドやモーションエフェクトを再生する時に使うアウトプットバッファ数を指定して、現在のユーザーにとってのアウトプット安定性とレイテンシのバランスをとる。

info 注記

Output Buffer Latency値は、ゲームサウンドエンジンのバッファサイズに影響しない。

Samples Per Output Buffer

アウトプットバッファごとのオーディオサンプル数を、アウトプット安定性とレイテンシのバランスを考慮した上で指定する。

Output Latency

アウトプットバッファパラメータで決まるアウトプットレイテンシを示す。

Output Device

最終的なオーディオ出力に使うデバイスを、システムにインストールされている全デバイスのリストの中から指定する。特に指定しない限り、システムのデフォルトデバイスに設定される。

Music Track look-ahead time (ms)

サウンドエンジンがストリーミングデータをシークするための時間を、長さを指定して確保する。Wwiseオーサリングアプリケーションでオブジェクトを再生すると、ストリームオプションを選択しなくても全てストリーミング再生するため、Wwiseでミュージックオブジェクトを再生する時に非同期やボイススターベーション問題が起きてしまうが、トラックレイテンシ時間を使うとこれを回避できる。

デフォルト値: 200
Range: 0-10,000
単位: ミリ秒

Background Processing

Analyze WAV files to find peaks and prepare them for HDR playback

WAVファイルをインポートまたは変更する時に、自動的にバックグラウンドでADKファイルを生成するかどうかを指定する。AKDファイルに、以下のWAVファイル分析データが保存される:

  • 波形を表示するための、ピーク情報。

  • ラウドネスノーマリゼーション用のラウドネス分析。

  • HDRエンベロープ用のRMS分析。

本オプションを無効にすることは、推奨されない。

MIDI

Display Middle-C As

MIDIノートは固定された範囲内で数値( 0 - 127)にマッピングされる。MIDI仕様ではノート番号60をMiddle Cと定義し、その他のノートはこれに相対的となる。Middle CをどのオクターブにするかによってMIDIデバイスやソフトプログラムの種類で差異が生じる。

このオプションで、どのオクターブのCをMiddle Cとするのかを指定する。マッピングの選択肢を以下に示す:

  • C3: MIDIノートの範囲をC-2からG8とする

  • C4: MIDIノートの範囲をC-1からG9とする

  • C5: MIDIノート範囲をC0からG10とする

デフォルト値: C4。

Wwise Authoring API

Enable Wwise Authroing API (restart required)

Wwise Authoring API用の接続を、以下の設定に従い開通させる。変更を有効にするには、Wwiseを再起動する必要がある。

Allowed Origin

有効なオリジンとみなされるホスト(HTTPヘッダがOrigin)の、コンマ区切りのリスト。他のオリジンからくる接続は、Wwiseがブロックする。これはクロススクリプティング攻撃に対する唯一の対策となるので、充分に注意して使うこと。特別なキーワードもサポートしている:

  • #unknownは、ブラウザ以外のソフトウェアからの接続を許可する(Origin HTTPヘッダなし)

  • #fileは、ファイルシステムから(つまりサーバ以外から)直接ロードしたウェブページの接続を許可する

  • *は、どのようなオリジンのウェブページでも接続を許可する(セキュアではなく、推奨されない)。

デフォルト値: #unknown,#file

WAMP ポート

Wwise Authoring APIサーバーで使用されるWAMPポート番号を指定します。このオプションを有効にするには、このオプションを設定した後にWwiseオーサリングアプリケーションを再起動する必要があります。

デフォルト値: 8080。

HTTP ポート

Wwise Authoring APIサーバーで使用されるHTTPポート番号を指定します。このオプションを有効にするには、このオプションを設定した後にWwiseオーサリングアプリケーションを再起動する必要があります。

デフォルト値: 8090。

Documentation

Source

コンテキストヘルプに使うドキュメンテーションフォーマットとして、audiokinetic.comウェブサイトのwebhelp、またはWwise Help CHMを指定する。

Language

ドキュメンテーションに使う言語として、英語、中国語または日本語を指定する。

その言語がない場合を除き、設定を変更しない限り、デフォルトでOSの言語で表示される。

 

変更を保存して、User Preferencesダイアログボックスを閉じる。

User Preferencesダイアログボックスが閉じ、変更は保存されない。


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