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2016.2.6.6153

2024.1.4.8780

2023.1.12.8706

2022.1.18.8567

2021.1.14.8108

2019.2.15.7667

2019.1.11.7296

2018.1.11.6987

2017.2.10.6745

2017.1.9.6501

2016.2.6.6153

2015.1.9.5624


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Event Editor

Event Editorで、プロジェクトのアクションイベントを管理します。アクションイベントとは、オブジェクト、各種構造などに適用する各種アクションのことで、例えばPlay、Pause all、Stop all exceptなどです。これらのイベントはゲームエンジンに組み込まれ、ゲーム中に適宜トリガーされます。1つのイベントに複数のアクションが入っていることもあります。各アクションの具体的なプロパティや特別条件をここで設定できます。

イベントの中のオブジェクトのステータスを示すEvent Editorの色分けを、以下に示します。

  • - 現在のプラットフォームに含まれるオブジェクト。

  • グレー - 現在のプラットフォームに含まれないオブジェクト。

  • : 関連オブジェクトが欠如しているEvent Action。

Interface Element

Description

名前

イベント名。必ず固有の名前とする。

Notes

イベントの詳細として、イベントに付随させる追加情報。

Event ID

イベントに付けられるID番号。Wwiseでは、必ずイベントに固有の番号が割り振られる。

文字列に対応していないゲームエンジンを使うプロジェクトでは、Event IDをイベント名代わりに利用できる。

Event Actions

Project Explorer-Browserが開くので、選択中のEvent Actionにアサインするオブジェクトを選択する。

選択中のEvent Actionにアサインされているオブジェクトを削除する。

行ヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columns...をクリックする。

「Configure Columnsダイアログボックス」が開く。表示する行とその順番を指定する。

No.

Event Action番号。この番号で、アクションの実行順位が決まる。

(Action Selector)

このイベントに追加できる全てのアクションのリストを表示する。全てのアクションのリストを表示させるには、セレクタボタンをクリックする。

Inclusion

このオブジェクトが含まれるのかどうかを示す。選択すると、このオブジェクトが含まれる。選択しないと、含まれないことを示す。 デフォルトでは全プラットフォームに適用します。 プラットフォーム専用のカスタマイゼーションを設定したり決定するにはLink indicator (チェックボックス左側)を使います。

チェックなしの場合は、Property Editorのプロパティや動作を設定できない。

Actions

実行するアクションタイプ。

選択したアクションタイプによって、Actionセクションに表示されるプロパティが変わる。

Objects

アクションを適用するオブジェクトの名前。

Exceptタイプのアクションを選択すると Objects列にException ListのExpand/Collapse Exception Listトグルボタンが追加される。Browse...ボタンをクリックしてActionから除外するオブジェクトリストにオブジェクトを追加したり、リストで選択中のオブジェクトを置き換えたりする。

info 注記
全てのEvent Actionに編集不可能なLocation in Hierarchyフィールドがあり、選択したオブジェクトまでのプロジェクト階層内のパス(Audioタブ内で整理)が表示されます。

Scope

このアクションをゲーム中のオブジェクトに適用する範囲。2種類の適用範囲を、以下に示す。

  • Game object: Event Actionを、そのイベントをトリガーしたゲームオブジェクトに適用。

  • Global: Event Actionを、全ゲームオブジェクトに適用。

Exceptに指定したアクションに関しては、スコープがアクションとException Listの各オブジェクトに設定される。デフォルトでアクションのスコープがGame objectに設定されるが、オブジェクトの1つがGlobalスコープに設定されれば、そのアクションのスコープも自動的にGlobalに設定される。

Notes

このEvent Actionに追加できる、追加情報やコメント。

 

階層における位置

選択中のオブジェクトのパス、つまりプロジェクト階層における場所。

本フィールドは、リードオンリーである。

 

アクションプロパティ

各Event Actionに関するプロパティ。

本セクションはコンテキスト(内容)に対応するので、表示されるプロパティは、Event Actionsリストで選択したアクションタイプによって変わる。各種Event Actionのプロパティ内容を確認するには、以下に記載されたアクションのリンクをクリックすること (「イベントのアクションリスト」)。

イベントのアクションリスト

Wwiseで設定できる全てのアクションタイプを、下表に示します。それぞれのEvent Actionに関連するパラメータを見るには、リンクをクリックします。

アクションタイプ

Description

アクションプロパティ

Play

対象Wwiseオブジェクトを再生する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade in time: オブジェクトのフェードインにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

Probability: アクションPlayが実行される確率を決めるProbability値。

Post Event

イベントをほかのイベントの中からトリガーする。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Break

現在のオブジェクト(単数または複数)再生の終了を待ちつつ、ループするサウンド、Motion FXオブジェクト、Continuousコンテナの再生を停止する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Stop

対象Wwiseオブジェクトの再生を停止する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade out time: オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

Stop All
全て停止

全てのWwiseオブジェクトの再生を停止する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade out time: オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

Stop All Except
他を全て停止

指定したもの以外の全てのWwiseオブジェクトの再生を停止する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade out time: オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

Pause
一時停止

対象Wwiseオブジェクトの再生を一時停止する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade out time: 対象オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

Include delayed Resume actions: 対象Wwiseオブジェクトに適用されているResumeアクションのディレイも一時停止するかどうかを指定する。これを選択すると、ディレイされているResumeアクションが一時停止される。選択しないと、ディレイされたResumeアクションを一時停止せず、ディレイ時間の終了後にオブジェクトの再生が再開される。

Pause All
全て一時停止

全てのWwiseオブジェクトの再生を一時停止する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade out time: 対象オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

Include delayed Resume actions: Resumeアクションのディレイも一時停止するかどうかを指定する。これを選択すると、ディレイされているResumeアクションが一時停止される。選択しないと、ディレイされたResumeアクションを一時停止せず、ディレイ時間の終了後にオブジェクトの再生が再開される。

Pause All Except
他を全て一時停止

指定したもの以外の全てのWwiseオブジェクトの再生を一時停止する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade out time: 対象オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

Include delayed Resume actions: Resumeアクションのディレイも一時停止するかどうかを指定する。これを選択すると、ディレイされているResumeアクションが一時停止される。選択しないと、ディレイされたResumeアクションを一時停止せず、ディレイ時間の終了後にオブジェクトの再生が再開される。

Resume
再開

前に一時停止した対象Wwiseオブジェクトの再生を再開する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade in time: 対象オブジェクトのフェードインにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

Master resume: 対象Wwiseオブジェクトに適用されている全てのPauseアクションをクリアする。

これを選択すると、このWwiseオブジェクトに設定されている全てのPauseアクションが取り消されるので、Wwiseオブジェクトの再生が再開される。選択しないと1つのPauseアクションだけが取り消されるので、他のPauseアクションはそのまま残る。

あるオブジェクトに複数のPauseアクションを適用している場合は、単純なResumeアクションでオブジェクトの再生を再開することができない。強制的に再生するには、Master resumeオプションを使用すること。

Resume All
全て再開

一時停止した全てのWwiseオブジェクトの再生を再開する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade in time: オブジェクトのフェードインにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

Master resume: 対象Wwiseオブジェクトに適用されているPauseアクションを1つキャンセルするのか、全てキャンセルするのかを決める。

これを選択すると、このWwiseオブジェクトに設定されている全てのPauseアクションが取り消されるので、Wwiseオブジェクトの再生が再開される。選択しないと、対象Wwiseオブジェクトに設定されている1つのPauseアクションだけが取り消される。

あるオブジェクトに複数のPauseアクションを適用している場合は、Master resumeオプションを選択しない限り、Resumeアクションで再生を再開することができない。Master resumeオプションを選択しないと、Wwiseオブジェクトに設定されたPauseアクションをキャンセルするには、同じ数のResumeアクションが必要となる。

Resume All Except
他を全て再開

一時停止したWwiseオブジェクトのうち、指定したもの以外の全ての再生を再開する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade in time: オブジェクトのフェードインにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

Master resume: 対象Wwiseオブジェクトに適用されているPauseアクションを1つキャンセルするのか、全てキャンセルするのかを決める。

これを選択すると、このWwiseオブジェクトに設定されている全てのPauseアクションが取り消されるので、Wwiseオブジェクトの再生が再開される。選択しないと、対象Wwiseオブジェクトに設定されている1つのPauseアクションだけが取り消される。

あるオブジェクトに複数のPauseアクションを適用している場合は、Master resumeオプションを選択しない限り、Resumeアクションで再生を再開することができない。Master resumeオプションを選択しないと、Wwiseオブジェクトに設定されたPauseアクションをキャンセルするには、同じ数のResumeアクションが必要となる。

Mute

対象Wwiseオブジェクトをサイレンス(消音)にする。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade out time: オブジェクトのフェードアウトにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアウトはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアウトの仕方を決めるカーブ。

UnMute

対象Wwiseオブジェクトをサイレンス前の元のボリュームレベルに戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade in time: オブジェクトがフェードインし直すのにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

UnMute All

全てのWwiseオブジェクトをサイレンス前の元のボリュームレベルに戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade in time: オブジェクトがフェードインし直すのにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

UnMute All Except

指定したもの以外の全てのWwiseオブジェクトをサイレンス前の元のボリュームレベルに戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Fade in time: オブジェクトがフェードインし直すのにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードインはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードインの仕方を決めるカーブ。

Set Bus Volume

対象Wwiseバスのボリュームレベルを変更する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: バスのフェードアップまたはフェードダウンにかかる時間。指定ボリュームがバスの現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードアップを表す。ボリュームがより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: バスのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Volume: Wwiseバスのボリュームレベルの変化。ボリュームレベルの変更は、Volume値が絶対値(Absolute)か相対値(Relative)かによって変わる。

デフォルト値: 0
範囲(Absolute/Relative): -200から200
単位: dB

info 注記

デフォルトスライダレンジは、-96から+96までとなっています。範囲を広げるには、数値を直接入力するか、編集コントロール部分にカーソルを当てたまま、マウスをスクロールします。

Absolute: 現在のボリュームレベルを使う。

これはAbsoluteとRelativeを切り替えるトグルボタンである。

Relative: バスのボリュームレベルをオフセットする。

Reset Bus Volume

対象Wwiseバスのボリュームを元のレベルに戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: バスが元のレベルまでフェードバックするのにかかる時間。元のボリュームレベルがバスの現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードアップを表す。元のボリュームがより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: バスのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Reset Bus Volume All

全てのWwiseバスのボリュームを元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: バスが元のレベルまでフェードバックするのにかかる時間。元のボリュームレベルが現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードアップを表す。元のボリュームレベルがより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: バスのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Reset Bus Volume All Except

指定したもの以外の全てのWwiseバスのボリュームを元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: バスが元のレベルまでフェードバックするのにかかる時間。元のボリュームレベルが現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードアップを表す。元のボリュームレベルがより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: バスのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Set Voice Volume

対象Wwiseオブジェクトのボリュームレベルを変更する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトのフェードアップまたはフェードダウンにかかる時間。指定ボリュームがオブジェクトの現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードアップを表す。ボリュームがより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Voice Volume: Wwiseオブジェクトのボリュームレベルの変化。ボリュームレベルの変更は、Volume値が絶対値(Absolute)か相対値(Relative)かによって変わる。

デフォルト値: 0
範囲(Absolute/Relative): -200から200
単位: dB

info 注記

デフォルトスライダレンジは、-96から+96までとなっています。範囲を広げるには、数値を直接入力するか、編集コントロール部分にカーソルを当てたまま、マウスをスクロールします。

Absolute: 現在のボリュームレベルを使う。

これはAbsoluteとRelativeを切り替えるトグルボタンである。

Relative: オブジェクトのボリュームレベルをオフセットする。

Reset Voice Volume

対象Wwiseオブジェクトのボリュームを元のレベルに戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが元のレベルまでフェードバックするのにかかる時間。元のボリュームレベルがオブジェクトの現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードアップを表す。元のボリュームがより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Reset Voice Volume All

全てのWwiseオブジェクトのボリュームを元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが元のレベルまでフェードバックするのにかかる時間。元のボリュームレベルが現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードアップを表す。元のボリュームレベルがより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Reset Voice Volume All Except

指定したもの以外の全てのWwiseオブジェクトのボリュームを元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが元のレベルまでフェードバックするのにかかる時間。元のボリュームレベルが現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードアップを表す。元のボリュームレベルがより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Set Voice Pitch

対象Wwiseオブジェクトのピッチを変更する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトのピッチアップまたはピッチダウンにかかる時間。現在のピッチ値が元のピッチよりも高ければ、Time値はピッチアップを表す。現在のピッチ値がより低ければ、Time値はピッチアップを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、ピッチアップやピッチダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのピッチアップやピッチダウンの仕方を決めるカーブ。

Voice Pitch: ピッチの変化。

ピッチ変更は、Pitch値が絶対値(Absolute)か相対値(Relative)かによって変わる。

デフォルト値: 0
範囲(Absolute): -2400から+2400
範囲(Relative): -4800から+4800
単位: Cents

Absolute: 現在のVoice Pitch値を使う。

これはAbsoluteとRelativeを切り替えるトグルボタンである。

Relative: オブジェクトのピッチ値をオフセットする。

Reset Voice Pitch

対象オブジェクトのピッチを、元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが、元のピッチ値に戻るのにかかる時間。現在のピッチ値がオブジェクトの元のピッチよりも高ければ、Time値はピッチアップを表す。現在のピッチ値がより低ければ、Time値はピッチダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、ピッチアップやピッチダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのピッチアップやピッチダウンの仕方を決めるカーブ。

Reset Voice Pitch All

全てのWwiseオブジェクトのピッチを元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが、元のピッチ値に戻るのにかかる時間。現在のピッチ値が元のピッチ値よりも高ければ、Time値はピッチアップを表す。現在のピッチ値がより低ければ、Time値はピッチダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、ピッチアップやピッチダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのピッチアップやピッチダウンの仕方を決めるカーブ。

Reset Voice Pitch All Except

指定したもの以外の全てのWwiseオブジェクトのピッチを元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが、元のピッチ値に戻るのにかかる時間。現在のピッチ値が元のピッチ値よりも高ければ、Time値はピッチアップを表す。現在のピッチ値がより低ければ、Time値はピッチダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、ピッチアップやピッチダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのピッチアップやピッチダウンの仕方を決めるカーブ。

Set Voice Low-pass Filter

対象Wwiseオブジェクトのローパスフィルタ(LPF)適用量を変更する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが元のLPF値から新しいLPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve: 異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Low Pass: このWwiseオブジェクトに適用するLPFの変更量。LPFの変更は、LPF値が絶対値(Absolute)か相対値(Relative)かによって変わる。

デフォルト値: 0
範囲(Absolute): 0から100
範囲(Relative): -100から+100
単位: %

Absolute: 現在のLPF値を使う。

これはAbsoluteとRelativeを切り替えるトグルボタンである。

Relative: オブジェクトのLPF値をオフセットする。

Reset Voice Low-pass Filter

対象Wwiseオブジェクトのローパスフィルタ(LPF)適用量を、元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが現在のLPF値(詳細は「WwiseのLPF値カットオフ周波数」参照)から元のLPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve: 異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Reset Voice Low-pass Filter All

全Wwiseオブジェクトのローパスフィルタ(LPF)適用量を、元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが現在のLPF値から元のLPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve: 異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Reset Voice Low-pass Filter All Except

指定したオブジェクト以外の、全Wwiseオブジェクトのローパスフィルタ(LPF)適用量を、元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが現在のLPF値から元のLPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve: 異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Set Voice High-pass Filter

対象Wwiseオブジェクトのローパスフィルタ(HPF)適用量を変更する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが元のLPF値から新しいLPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve: 異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

High PassこのWwiseオブジェクトに適用するHPFの量の変更。LPFの変更は、LPF値が絶対値(Absolute)か相対値(Relative)かによって変わる。

デフォルト値: 0
範囲(Absolute): 0から100
範囲(Relative): -100から+100
単位: %

Absolute: 現在のHPF値を使う。

これはAbsoluteとRelativeを切り替えるトグルボタンである。

Relative: オブジェクトのHPF値をオフセットする。

Reset Voice High-pass Filter

対象Wwiseオブジェクトのローパスフィルタ(HPF)適用量を、元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが現在のLPF値から元のHPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve: 異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Reset Voice High-pass Filter All

全Wwiseオブジェクトのローパスフィルタ(HPF)適用量を、元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが現在のLPF値から元のHPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve: 異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Reset Voice High-pass Filter All Except

指定したオブジェクト以外の、全Wwiseオブジェクトのローパスフィルタ(HPF)適用量を、元の数値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが現在のLPF値から元のHPF値にトランジションするのにかかる時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、トランジションはディレイのあとに始まる。

Curve: 異なる値の間のトランジションの仕方を決めるカーブ。

Set State
State設定

指定Stateを起動する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Group: 現在のプロジェクトで設定できるStateやState Groupのリスト。

State: 選択したStateやState Groupに設定できるStateのリスト。

Enable State

Disable State Actionを適用したあとの対象Wwiseオブジェクトに、該当するStateまたはStatesを再度有効にする。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Disable State

対象WwiseオブジェクトのStateまたはStatesを無効にする。

check_circle Tip
この機能の代わりに、StateのNoneオプションが使われることが多い。State値がプロジェクト全体に適用されるので、これをNoneに変更する方が早いことが多いが、場合によってはDisable State Event Actionをコールして特定のWwiseオブジェクトだけに適用する方が有効である。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Set Switch

指定Switchを起動する

選択したSwitch GroupとSwitchをObjects列に表示する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Group: 現在のプロジェクトで設定できるSwitch Groupのリスト。

State: 選択したSwitch Groupに設定できるStateのリスト。

Enable Bypass

対象Wwiseオブジェクトに適用したエフェクトをバイパスする。

info 注記

Enable BypassアクションとDisable Bypassアクションが 互いに作用し合うのは、両者が同じオプション設定(AllまたはSpecific)の場合に限る。つまり、あるエフェクトにEnable BypassまたはDisable Bypassのどちらかのアクションが実行されていれば、このアクションを解除するには、これと同じオプションを設定した解除アクションが必要となる。

例えば、Enable Bypassアクション(Specific設定)を解除するには、Disable Bypassアクション(Specific設定)を使う。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

All: 全エフェクトをバイパスする。

Specific: 特定のエフェクトをバイパスする。バイパスするエフェクトを選択する。

Disable Bypass
バイパス解除

エフェクトのバイパスを排除し、このエフェクトを対象Wwiseオブジェクトに再び適用する。

info 注記

Enable BypassアクションとDisable Bypassアクションが 互いに作用し合うのは、両者が同じオプション設定(AllまたはSpecific)の場合に限る。つまり、あるエフェクトにEnable BypassまたはDisable Bypassのどちらかのアクションが実行されていれば、このアクションを解除するには、これと同じオプションを設定した解除アクションが必要となる。

例えば、Enable Bypassアクション(Specific設定)を解除するには、Disable Bypassアクション(Specific設定)を使う。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

All:全エフェクトのバイパスを取り消す。

Specific: 特定のエフェクトのバイパスを取り消す。バイパスを取り消すエフェクトを選択する。

Reset Bypass Effect
バイパスエフェクトをリセット

対象オブジェクトのエフェクトバイパス設定を、元の設定に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

All: 全エフェクトのバイパス設定を元の設定に戻す。

Specific: 特定のエフェクトのバイパス設定を元の設定に戻す。Reset Bypassを適用するエフェクトを選択する。

Reset Bypass Effect All
全てのバイパスエフェクトをリセット

全Wwiseオブジェクトのエフェクトバイパス設定を、元の設定に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

All: 全エフェクトのバイパス設定を、全Wwiseオブジェクトに対して、元の設定に戻す。

Specific: 特定のエフェクトのバイパス設定を、全Wwiseオブジェクトに対して元の設定に戻す。Reset Bypassを適用するエフェクトを選択する。

Reset Bypass Effect All Except
他の全てのバイパスエフェクトをリセット

指定したオブジェクト以外の、全Wwiseオブジェクトのエフェクトバイパス設定を、元の設定に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

All: 全エフェクトのバイパス設定を、指定したWwiseオブジェクト以外の全てのオブジェクトで、元の設定に戻す。

Specific: 特定のエフェクトのバイパス設定を、指定したWwiseオブジェクト以外の全てのオブジェクトで、元の設定に戻す。Reset Bypassを適用するエフェクトを選択する。

Seek
シーク

対象Wwiseオブジェクトの再生ポジションを変更する。

現在、再生中でないオブジェクトには、影響しない。

Event ActionSeekに関する全ての備考と制限事項を確認するには、後述「SeekとSeekAllの備考と制限事項」を参照。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Type: シークポジションの設定方法。選択できる設定値を、以下に示す。

Percent: サウンド全長に対する割合としてシークポジションを表現する方法。

Time: シークポジションを絶対値としてファイルの冒頭からの秒数で表現する方法。

デフォルト値: %

Seek percent: サウンド全長に対する割合としてシークポジションを表現する。全長には、ループも含まれる。例えば、全体を2回ループするサウンドの50%をシークすると、カーソルは第2ループの冒頭にくる。

無限にループするサウンドは、長さが無限のため例外となる。この場合、ループしないものとして実質的なポジションを計算したあと、ループを考慮して適用する。このため、無限にループするサウンドのループリージョン後(アウトロ部分)のシークは不可能である。

Music Segment内でシークする場合、ポジションはエントリキューに対するポジションであり、オブジェクトの長さは、エントリキューからエグジットキューまでの長さで決まる。このため、エントリキュー前(プレエントリ)やエグジットキュー後(ポストエグジット)のシークは不可能である。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から100
インプットレンジ 0から100
単位: %

Seek time: 絶対時間を使ってシークポジションを表現する。全長には、ループも含まれる。例えば、全体を2回ループする10秒のサウンドで、10秒をシークすると、カーソルは第2ループの冒頭にくる。

同様に、無限にループするサウンドのループリージョン後(アウトロ部分)のシークは不可能である。

Music Segment内でシークする場合、ポジションはエントリキューに対するポジションである。このため、エントリキュー前(プレエントリ)のシークは不可能である。しかし、このオプション設定ではエグジットキュー後(ポストエグジット)のシークが可能である。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から3600
単位: 秒

Seek to nearest marker/cue: 実質的なシークポジションが直近のマーカーにスナップする。マーカーはWAVファイルに組み込まれているもので、Wwiseにインポートする時に維持される。

ただし、このオプションでMusic Segment内をシークすると、Segment Editorでの設定に従い、直近のセグメントカスタムキューまたはセグメントエントリキューに実質的なシークポジションがスナップする。エグジットキューは常に無視される。

SeekAll
全てシーク

全Wwiseオブジェクトの再生ポジションを変更する。

現在、再生中でないオブジェクトには、影響しない。

SeekAll Event Actionに関する全ての備考や制限事項を確認するには、後述「SeekとSeekAllの備考と制限事項」を参照。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Type: シークポジションの設定方法。選択できる設定値を、以下に示す。

  • Percent: サウンド全長に対する割合としてシークポジションを表現する方法。

  • Time: シークポジションを絶対値としてファイルの冒頭からの秒数で表現する方法。

  • デフォルト値: %

Seek percent: サウンド全長に対する割合としてシークポジションを表現する。全長には、ループも含まれる。例えば、全体を2回ループするサウンドの50%をシークすると、カーソルは第2ループの冒頭にくる。

無限にループするサウンドは、長さが無限のため例外となる。この場合、ループしないものとして実質的なポジションを計算したあと、ループを考慮して適用する。このため、無限にループするサウンドのループリージョン後(アウトロ部分)のシークは不可能である。

Music Segment内でシークする場合、ポジションはエントリキューに対するポジションであり、オブジェクトの長さは、エントリキューからエグジットキューまでの長さで決まる。このため、エントリキュー前(プレエントリ)やエグジットキュー後(ポストエグジット)のシークは不可能である。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から100
インプットレンジ 0から100
単位: %

Seek time: 絶対時間を使ってシークポジションを表現する。全長には、ループも含まれる。例えば、全体を2回ループする10秒のサウンドで、10秒をシークすると、カーソルは第2ループの冒頭にくる。

同様に、無限にループするサウンドのループリージョン後(アウトロ部分)のシークは不可能である。

Music Segment内でシークする場合、ポジションはエントリキューに対するポジションである。このため、エントリキュー前(プレエントリ)のシークは不可能である。しかし、このオプション設定ではエグジットキュー後(ポストエグジット)のシークが可能である。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から3600
単位: 秒

Seek to nearest marker/cue: 実質的なシークポジションが直近のマーカーにスナップする。マーカーはwaveファイルに組み込まれているもので、Wwiseにインポートする時に維持される。

ただし、このオプションでMusic Segment内をシークすると、Segment Editorでの設定に従い、直近のセグメントカスタムキューまたはセグメントエントリキューに実質的なシークポジションがスナップする。エグジットキューは常に無視される。

Trigger

スティンガーを起動させるTriggerを、呼び出す。

選択したTriggerをObjects列に表示する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Release Envelope

対象Wwiseオブジェクトに関連するエンベロープをリリースする。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Reset Playlist

指定したRandom ContainerまたはSequence Containerのプレイリストを初期状態にリセットする。Continuousモードの再生や現在再生中のサウンドには影響しない。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Set Game Parameter

Game Parameter値を変更する。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトが設定値までフェードアップまたはフェードダウンするのにかかる時間。指定値がオブジェクトの現在値より大きければ、Time値はフェードアップを表す。指定値がより小さければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Value: Game Parameterのターゲット値。値の変更は、Pitch値が絶対値(Absolute)か相対値(Relative)かによって変わる。

info 注記

Default Slider Rangeは制限されている。範囲を広げるには、数値を直接入力するか、編集コントロール部分にカーソルを当てたまま、マウスをスクロールします。

Absolute: 指定値を使う。

これはAbsoluteとRelativeを切り替えるトグルボタンである。

Relative: Game Parameter値をオフセットする。

Bypass Game Parameter interpolation: 内部のGame Parameterフィルタをバイパスできるオプション。

Reset Game Parameter

Game Parameter値をデフォルト値に戻す。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Time: オブジェクトがデフォルト値までフェードバックするのにかかる時間。元の値がオブジェクトの現在のボリュームより大きければ、Time値はフェードダウンを表す。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から60
単位: 秒

ディレイが指定されている場合は、フェードアップやフェードダウンはディレイのあとに始まる。

Curve: オブジェクトのフェードアップやフェードダウンの仕方を決めるカーブ。

Bypass Game Parameter interpolation: 内部のGame Parameterフィルタをバイパスできるオプション。

Release Envelope

エンベロープモジュレータをリリース状態に送ります、それによってサステイン状態を終了します。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

Reset Playlist

プレイリスト内の次のオブジェクトではなく、 Sequence Container のプレイリストの先頭に戻ります。

Delay: このアクションを開始させるまでの時間。

デフォルト値: 0
Default Slider Range: 0から10
インプットレンジ 0から600
単位: 秒

SeekとSeekAllの備考と制限事項
  • Wwiseオブジェクトを(最初の)サウンドの特定位置から再生し始めるイベントを作成するには、Playアクションを追加して、次にSeekアクションを追加する。

  • シーク時はボリュームのフェードが行われないので、サウンドの再生中にシークすると、クリックが発生することがある。

  • Music Playlist Container、Music Switch Container、Motionオブジェクトには、シークを適用できない。

  • プラグインソースのサウンドの場合、プラグインがシークを実装していれば、プラグインがシークを実行する。現在シークをサポートしているのは「Wwise Silence」だけである。

  • シークは、再生中のサウンドに限り適用される。このアクションを使ってContinuousシーケンスを構成するオブジェクト間をジャンプすることはできない。

  • シーク位置がサウンドの長さよりも大きい場合は、再生が停止する。

  • 再生中のサウンドの子孫にContinuous(RandomまたはSequence)コンテナがあり、以下の特別なトランジションの1つが設定されている場合は、シークは失敗する。

    • Trigger rate

    • Crossfade (amp)

    • Crossfade (power)

    • Sample-accurate(サンプルアキュレートのトランジションが設定されたContinuousシーケンスでは、再生中のサウンドがシーケンスの第1サウンドの場合に限り、シークが成功する)。

  • Seek timeやSeek percentの場合は、ループ(とループリージョン)が考慮される(Seek percentパラメータやSeek timeパラメータの説明を参照)。

  • シーク後に、ストリーミングによるレイテンシのために再生が遅れることがある。Music Segmentの場合は、この遅れがセグメントのLook-ahead time(Music Trackのプロパティ設定)に等しい。あるセグメントでストリーミングする全ての子トラックのうち、最大のストリーミング用Look-ahead設定値が、そのセグメントのLook-ahead timeとなる。


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