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2017.1.9.6501
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ゲームコントローラは、モーターのスピードを基に、限定された範囲のモーションエフェクトを再現することしかできないので、この種類のデバイス用のモーションを生成するために、Wwise Motion Generatorという特別なソースプラグインが設計されました。この特殊なプラグインで、各プラットフォームのコントローラ用に、1つ以上のモーションカーブを作成しカスタマイズできます。モーションカーブはそれぞれ、一定の時間をかけて変化するモーションエフェクトの強さを定義し、オプションでADSRエンベロープコントロールを使いさらに細かくカーブの形状を設定することもできます。
デフォルトで、モーションカーブの強度は、設定時間を通して、モーションをフルに生成する「1」(つまり100%)に設定されています。既存のコントロールポイントを移動し、新しいポイントを追加することで、求められるエフェクトをつくり出してください。
モーションのカーブをさらに細かく複雑に設定するには、カーブセグメントの形状を調整します。カーブセグメントとは、カーブ上の任意の2点のコントロールポイントの間の部分を指します。カーブ形状として、直線、定数、対数関数、指数関数、S型カーブなど、様々な選択肢があります。カーブ形状の指定などグラフ上での作業に仕方については42章グラフビューについてを参照してください。
以下の対象に合わせて、それぞれのカーブを作成できます。
Default Small― 1つ以上のコントローラの小モーターで使う、デフォルトカーブ。
Default Large― 1つ以上のコントローラの大モーターで使う、デフォルトカーブ。
Xbox 360 Small― Xbox 360コントローラの、小モーターに割り当てるカーブ。
Xbox 360 Large― Xbox 360コントローラの、大モーターに割り当てるカーブ。
PlayStation 3 Small― PlayStation 3コントローラの、小モーターに割り当てるカーブ。
PlayStation 3 Large― PlayStation 3コントローラの、大モーターに割り当てるカーブです。PS3 Moveにはこのカーブのみを使う。
Wii - Wiiリモコンのモータに割り当てられているカーブ。
Xbox One Large― Xbox Oneコントローラの、大モーターに割り当てるカーブ。
PlayStation 4 Small― PlayStation 4コントローラの、小モーターに割り当てるカーブ。
PlayStation 4 Large― PlayStation 4コントローラの、大モーターに割り当てるカーブ。
Wii― Wiiリモートのモーターに割り当てたカーブ
ただし、時間を節約するために、カーブをいくつか再利用することも考えられます。また、1つのモーターをソロすることで、そのモーションカーブの微調整がしやすくなります。1つのモーターをソロすると、再生中に他の全てのモーターがミュートされます。
プラグインWwise Motion Generatorを使い、モーションエフェクトを作成するには
Property Editorに、モーションFXオブジェクトを1つロードする。
Contents Editorで、Controller motion deviceタイトルバーで、Add Sourceボタンをクリックする。
表示されたリストから、Wwise Motion Generatorをクリックする。
Controllerタイトルバーに、モーションソースが追加されます。
ソースをダブルクリックして、Property Editorにロードする。
Curveリストから、Default Smallカーブを選択する。
カーブが、グラフビューに表示されます。
Default Smallのモーションカーブを、以下の操作で、編集する。
カーブ上にポイントを追加する。
ポイントを別の場所にドラッグするか、XY座標のボックスに具体的な数値を入力する。
各カーブセグメントの形状を決める。
info | 注記 |
---|---|
特定のモーターのモーションを微調整するには、リストにある各モーターをソロします。1つのモーターをソロすると、再生中に他の全てのモーターがミュートされます。 |
その他のカーブについて、以下のいずれかを行う。
Usageリストで、Customを選択して、新規モーションカーブを作成する。
Usageリストで、既存のカーブ名を選択して、そのカーブを再利用する。
テキストボックスPeriodで、1回のモーションカーブサイクルにかかる時間を、指定する。
この設定値で、X軸の長さが決まります。
RTPCを使って、モーションエフェクトの長さをリアルタイムで変更したい場合は、テキストボックスPeriod Multiplierに数値を入力する必要があります。Period multiplier値を変更すると、新しい時間の長さに合うように、カーブがストレッチまたは縮小されます。
info | 注記 |
---|---|
RTPCを使用していない場合は、Period Multiplierの数値をデフォルトの「1」のままにします。 |
モーションエフェクトの時間の長さを指定するには、以下のいずれかを選択する。
One period― モーションエフェクトの長さとして、Period×Period multiplierと定義する期間(period)1つを使う。
Fixed duration― モーションエフェクトに固定の長さを指定する。ここで指定した数値によって、モーションエフェクトのカーブを再生する回数が変わる。もしFixed duration値が、Period×Period multiplierの倍数でなければ、最後のカーブサイクルが途中で終わる。
Envelope― ADSRエンベロープコントロールを使い、時間の経過に伴うカーブの形状を決める。
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