バージョン
- 補遺
Open Associated REAPER ProjectはWwiseのサウンドSFXのソースWAVファイルに関係するREAPERプロジェクトを簡単に開くためのREAPERスクリプトパッケージです。Open Associated REAPER Projectはソースファイルに組み込まれたメタデータを利用し、ソースのプロジェクトとタイムオフセットを探し出します。
Open Associated REAPER ProjectはAudiokinetic Reaper Tools Repositoryで入手することができ、ReaPackパッケージマネージャを使用してインストールします。
REAPER最小バージョン:v6.80
REAPERでファイルのレンダリングをする前に、以下のようにレンダリングしたファイルに必要なメタデータが含まれることを確認してください:
REAPERメニューバーでFile > Project Render Metadataをクリックします。
開いたダイアログで以下を選択します:
Embed title/date/time if not provided
Embed start offset (media position in project)
注釈 | |
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Strataを使用し、「REAPERの推奨設定」を実装している場合、Calculate and embed peak/loudness valuesも選択されています。これは選択されたままにします。 |
Strataサブプロジェクトには、デフォルトでこのメタデータが設定されているため、Strata以外のプロジェクトで作業する場合にのみこのステップが必要になります。
Schemeリストで、IXMLを選択します。次にUser Defined行でValueフィールドをダブルクリックし、trackName=$trackと入力してEnterを押します。
新しい行がテーブルに追加されます。
OKをクリックしてダイアログを閉じます。
REAPERメニューバーでFile > Renderの順にクリックします。
開いたダイアログでMetadataチェックボックスを選択し、Save Settingsをクリックします。
Open Associated REAPER ProjectはREAPERのReaPackパッケージマネージャを使用してインストールする必要があります。すでにReaPackとAudiokineticのReaper Toolsレポジトリをインストールしてある場合は、手順4からはじめてください。
ReaPack: Package manager for REAPERでReaPackをダウンロードします。インストール手順はReaPack User Guideをご参照ください。
ReaPackをインストールした後に、REAPERメニューバーでExtensions > ReaPack > Import Repositoriesをクリックします。
表示されたダイアログにAudiokineticのReaper ToolsレポジトリのURL(https://github.com/Audiokinetic/Reaper-Tools/raw/main/index.xml)を入力し、OKをクリックします。
REAPERメニューバーでExtensions > ReaPack > Browse packagesをクリックします。
表示されたダイアログのOpenAssociatedReaperProjectを右クリックし、インストールするバージョンを選択します。
ダイアログ右下のApplyをクリックします。
OpenAssociatedReaperProjectパッケージがダウンロードされ、REAPER OpenAssociatedReaperProject Scripts
ディレクトリに移されます。
REAPERメニューバーでActions > Show actions listを選択します。
ActionsリストでOpen Associated Reaper Project_Install Wwise Command.luaを選択し、Runをクリックします。
Wwiseが開いている場合は閉じて再起動します。
WwiseのすべてのサウンドSFXオブジェクトのショートカットメニューにカスタムコマンドOpen Associated REAPER Projectが追加され、あなたのREAPERプロジェクトルートディレクトリが設定されます。
注釈 | |
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あなたのREAPERプロジェクトルートディレクトリを変更した場合は、アクションを再度行います。 |
REAPERでレンダリングしたソースWAVファイルを持つサウンドSFXオブジェクトを、Wwiseで右クリックします。続いてOpen Associated REAPER Projectコマンドをクリックします。
このサウンドSFXに関係するREAPERプロジェクトが開き、タイムラインがソースリージョンの冒頭に配置されます。
このWwiseコマンドを実行する時にREAPERが稼働中でなく、メインウィンドウにほかのウィンドウがドッキングしている場合、トラックビューがスクロールして左上付近に戻ってしまうことがあります。
Open Associated REAPER ProjectコマンドがWwiseのサウンドSFXオブジェクトのショートカットメニューにありません。:
コマンドをインストールした後にWwiseを再起動する必要があります。
Open Associated REAPER ProjectコマンドでREAPERを開くことができますが、WAVファイルに関係するREAPERプロジェクトは開きません:
Open Associated REAPER ProjectはREAPERのv6.80に追加された新機能に依存します。このバージョンまたはそれ以降がインストールされていることを確認してください。
Open Associated REAPER Projectではスタートオフセットとタイトルのメタデータが、レンダリングされたファイルに埋め込まれている必要があります。ファイルをレンダリングする前にREAPER Project Render MetadataダイアログでEmbed title/date/time if not providedと、Embed start offset (media position in project)の2つが選択されていることを確認してください。
Open Associated REAPER ProjectコマンドはWwiseのすべてのサウンドSFXオブジェクトのショートカットメニューに追加されるため、REAPERでレンダリングされていないソースWAVファイルを持つオブジェクトにも追加されます。あなたが選択したサウンドSFXオブジェクトのソースWAVファイルが、REAPERでレンダリングされていることを確認してください。