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1.0.0.288
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1.0.0.279
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1.0.0.183
1.0.0.172
1.0.0.158
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- 補遺
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リージョンはStrataワークフローに不可欠です。REAPERではリージョンがトラックの順番を定義し、マーカーがブックマークの役割を果たします。Strataサブプロジェクトのリージョンやマーカーを使い以下のようにレイヤーの構造を形成します:
1つ以上のレイヤーとサブトラックで形成される具体的なサウンドを定義するのがリージョンで、レイヤーやサウンドにより長さが違います。例えばHistorical Firearmsコレクションの場合は1つのサブプロジェクトが1つの銃器の種類を表し、各レイヤーに銃器のショットのバリエーションが複数入っています。リージョンでは各ショットが分かれているのでショットのコンポジットサウンドや、コンポジットサウンドを形成する各レイヤーを使って、遊んだり実験したりできます。
マーカーはレイヤーセットのスタートポイントを示します。Historical Firearmsコレクションでは各ショットの冒頭にマーカーがあるため、マーカーを使用してあるショットから別のショットにすばやく移動することができます。
マーカーやリージョンも分かりやすく整理できるように、以下のSWSカスタムカラーを使用します:
マーカーはタイムライン上の位置を反映できるように順番にカラーが決まります。
リージョンはタイムライン上の順番とRenderMatrix Track Layer Outputの組み合わせでカラーが決まります。詳細はコレクション別のドキュメントをご参照ください。
REAPERでリージョンやマーカーを操作する方法はいくつかあります。以下の簡単な手順で、REAPERでStrataを使うための推奨環境を設定できます。
リージョンやマーカーのオプションを設定する方法:
REAPERメニューバーで View > Region/Marker Manager をクリックします。Region/Marker Managerウィンドウが開きます。
Regions と Markers のチェックボックスを選択します。ウィンドウ内の表にすべてのリージョンとマーカーが掲載されます。#列にリージョンはR、マーカーはMが表示されます。
任意のリージョンまたはマーカーを右クリックし、以下のオプションが選択されていることを確認します。
List markers, regions, and take markers separately
Show track render menu nested by folders
Seek playback when selecting a marker or region
Dock Region Manager in Docker
ルーラーを右クリックし、 Ruler layout をクリックして以下のオプションが選択されていることを確認します:
Display project markers in lanes
Display project regions in lanes
下図のようにルーラーの下方にあるトラックウィンドウ上部をクリックしたまま、下方にドラッグしてルーラーを拡大すると、より多くのリージョンを表示することができます:
Strataサブプロジェクトのリージョン名は、レンダリングしたサウンドを出力ファイルとしてWwiseなどほかのソフトで使いやすいように工夫されています。リージョン名の大部分はStrataで、すべてのオーディオファイルに適用されるUCSファイル命名規則のFXName部分の一部です。
リージョンのスタート、エンド、そして長さが、サウンドの各レイヤーをレンダリングしやすくします。
Region/Marker Managerの左上にあるサーチフィルターを利用して名前のフィルターをリストに適用できるため、大量のリージョンやマーカーを含むサブプロジェクトなどで便利です。以下のようにマーカーやリージョンの名前のすべて、または一部を入力し、リストにフィルターを適用できます:
Strataサブプロジェクトではルーラー上部の黒い領域をデータリージョンと呼び、レンダリングされたオーディオファイルを自動的に命名するために使用します。本書に記載の通りにREAPERを設定すると、ルーラーに下図のようなデータリージョンが表示されます:
データリージョンはその他のリージョンをすべて包含し、その他のリージョンのための情報を提供します。REAPERの File, Render コマンドを使用する時のワイルドカード用の値を提供するテキストや、 Project render metadata コマンドを使用する時に組み込まれるメタデータなどが、データリージョンの名前に含まれます。
下図はREAPERのレンダリングでさまざまなリージョンやデータが使用される様子を示したRegion/Marker Managerです。レンダリングの各種オプションのさらに詳しい情報については、REAPERユーザガイドをご参照ください。
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データリージョンには、ファイル名の一部を形成する情報や、組み込みメタデータやRenderedサブフォルダ構造の情報などが含まれます。このリージョンのUserCategoryセクションやUserDataセクションに値を追加することで、ファイル名をカスタマイズしながらもレンダリングされたファイルの名前のUCS構造を維持できます。UserCategory=の後に値を追加する場合は最初にダッシュ(-)を入れます。UserData=の後に値を追加する場合は最初にアンダースコア(_)を入れます。ダッシュやアンダースコアはUCSファイル名のセクションを区切るために使用し、特定の役割があります。ファイル名にUserCategoryやUserDataを挿入する場合は必ず指定された通りにダッシュやアンダースコアの記号を使用し、UCSファイル名の構造を維持します。本書のこれ以降のセクションに、データリージョンやUCS名に関する詳細情報が記載されています。 |
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レンダリングするために選択されたリージョン。リージョン名がファイル名の一部となります。カラーはタイムラインの上に表示されるレイヤーやリージョンに対応しています。 |
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リージョンはアサインされたRegion Matrix Layer(s)/Track(s)のOutputからRenderするようにアサインされます。 |