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Strataを使用する

Strataはプロジェクトごとに整理されたサウンドやエフェクトからなる、複数のコレクションで構成されています。各コレクションにメインプロジェクトと複数のサブプロジェクトがあり、REAPERで開くことができます。このセクションではStrataプロジェクトやフォルダの構造を説明し、プロジェクトファイルを使用した作業のガイドラインを提供します。

Strataフォルダ階層

Strataコレクションは以下の標準構造に従った階層となっています:

  • Documentationフォルダ — StrataユーザガイドとSWSカラーセットファイルが含まれます。

  • <CollectionName> フォルダ — 以下が含まれます:

    • サブプロジェクトのフォルダ ― メインREAPERプロジェクトが参照するREAPERサブプロジェクトが含まれます。どのコレクションにも以下の構造のSubProjectsフォルダが含まれます:

      • Mediaフォルダ — サブプロジェクトのソースオーディオファイルが含まれます。すべてのファイルが.wavファイルで、UCS名がついています。

      • Renderedフォルダ — レンダリングされたオーディオファイルが含まれます。すべてのファイルが.wavファイルで、UCS名がついています。

      • <サブプロジェクト名>.rpp — サブプロジェクトのREAPERファイル。

    • <コレクション名>.rpp — メインのREAPERプロジェクトファイル。

SWSカラーセットを使用する

Strataではすべてのコレクションに共通する16色のSWSカスタムカラーを広く使用しています。カスタムカラーが操作を助け、一貫した形式で情報が表示されます。

濃い色と淡い色が交互に繰り返され、色覚異常者のアクセシビリティを念頭に置いて選ばれています。

SWSカスタムカラーセットをロードする方法:

  1. 「SWS拡張機能」 をインストール済みであることを確認してください。

  2. REAPERでプロジェクトを開きます。

  3. トラックを右クリックしてショートカットメニューで Track color > SWS track color > Show color management をクリックします。SWS Color Managementウィンドウが開きます。

  4. Load color set from file をクリックします。

  5. <installation path>\Documentationディレクトリを開き、.SWSColorファイルを探します。これらのファイルは、コレクションをはじめてダウンロードした時にダウンロードされたものです。インストールパスは、StrataページのLauncherで定義されています。

  6. OSに適した .SWSColor ファイルを選択し、Open をクリックします。各色が16色のカスタムカラーのスロットにアサインされます。

REAPERでコレクションを見る

主なREAPER用語については REAPERリファレンス をご参照ください。

どのStrataコレクションも似たような構造やカラーでREAPERに表示されます。基本パターンに慣れてくると、どのStrataコレクションでも容易に作業をすることができます。

REAPERでコレクションを表示する方法:

  • REAPERで<コレクション名>フォルダの<コレクション名>.rppファイルを開きます。以下はメインウィンドウでStrataコレクションを1つ開いた例です。Viewメニューから開くことのできるREAPERのRegion/Marker Managerが右側にドッキングされ、Media Explorerが下部にドッキングされています。メイン出力フェーダーが表示され、トランスポートがメインウィンドウの左上にドッキングされています。

サブプロジェクトのトラックとレンダリングされたメディアアイテムのリファレンストラック

サブプロジェクトのメディアアイテム。ダブルクリックするとサブプロジェクトが開きます。

メディアアイテムサブプロジェクトの中身であり、サブプロジェクトはコレクションまたはレンダリングされたメディアソースファイルで構成されます。

リージョンメインプロジェクト内のエリアで、サブプロジェクト、トラック、メディアアイテムなどで色分けされています。


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