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Sci-Fi Weaponsコレクションのリージョン

タイムラインの上にあるRegion/Marker ManagerとRegion Trackに、コンポジットサウンドShotを構成するすべてのリージョンが表示されます。各銃器特有のリロードや操作のリージョンもあります。これらのレンダリングはFoley Compositeトラックから行うように設定されています。

Compositeリージョン

Compositeリージョンに組み合わされたサウンドのレイヤーのミックスと完全な長さが表示されます。サウンドのレイヤーの階層の最上位にあり、Sci-Fi Weaponsの場合、複数レイヤーのセットの合計を表すリージョントラックがこのリージョンのトラックソースです。どの武器も複数の固有のCompositeリージョンがあります。

コンポジットであるショットを構成する各レイヤーに対し、それぞれのリージョンがあります:

  • L1 Body

  • L2 Mechanic

  • L3 Transient

  • L4 Punch

  • L5 Tail

  • L6 Synthetic

リージョンはレイヤーを構成するトラックに直接関係し、各レイヤーのレンダリングの長さを指定します。リージョンがレンダリングする該当レイヤーは事前にRegion Render Matrixで設定します。

[注釈]注釈

SciFi Weaponsプロジェクトではレイアップや再生の同期を容易にし、レイヤーのタイミングを維持するために、各Shotのリージョンはすべてスタートポイントが同じです。このため一部のリージョンの最初に短い無音が入ります。Wwise にはこれらのサウンドの冒頭にある無音部分を除外し、ディレイに置き換えることができる関数があります。

Weapon Sizeコントロールトラックでサウンドを柔軟に編集することが可能となっているため、Weapon Sizeによって発生するかもしれない長さの違いに対応できるようにリージョンの長さが設定されています。

REAPERにおけるリージョンの表示制限

REAPERのタイムラインの上にあるリージョンレイアウトは大きさに制限があり、同時に表示できるリージョンは最大7つです。このためSci-Fi WeaponsコレクションではRegion Marker ManagerにあるCompositeリージョンが、タイムラインの上のリージョン表示において一部見えなくなることがあります。

リージョンレーンの表示は最大7つの縦に並べたリージョンに制限されます。このためRegion Marker Managerのボックス で定義されているリージョンがすべて表示されていません。

タイムライン上のこの時点で定義されているすべてのリージョン。ボックス のレーンビューにすべてが表示されていません。

下図は武器プロジェクトの典型的なショットの1つです。リージョンとレイヤーの関係がカラーで分かります。

Shotのレイヤーを構成するトラック。

Shotの各レイヤーに貢献するアイテム。

1つのShotのレイヤーのスタートとエンドポイントを定義するリージョン。どのリージョンもスタートポイントが同じため、最初が無音のレイヤーもあります。サウンドの長さはWeapon Sizeの制御で変わるため、Weapon Sizeを最大に設定した場合にもその長さに対応できるようにリージョンが設定されています。

Region/Marker Managerに表示されたShotの各リージョン。スタート時間、カラー、Render Matrixの割り当てを確認できます。

Weapon Sizeコントロールトラック

完全に架空のサウンドコレクションを設計するという自由さを活かし、このコレクションにはサウンドを希望する武器の大きさに合わせて拡大縮小することができるパラメータがあります。Weapon Sizeコントロールトラックで武器のすばやいイテレーションを行うことができます。REAPERの機能をStrataのデザイナーが設定してあるため、事前に割り当てられた複数のトラックやプラグインパラメータをこのトラックで同時に制御します。武器のサウンドを大幅に変更することができる強力なトラックです。

Weapon Sizeコントロールトラックにはタイムラインエンベロープ制御があり、編集したり自動化したりすることが可能です。


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