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Roboticコレクション特有のトラック

Roboticコレクションにはロボット動作のスピードを制御し、スタッターエフェクトを追加するための固有のトラックがあります。

Speed Controlトラック

Roboticコレクションではスピードのモデル化を助けるためのシンプルかつ強力な方式として、Speedという名のMIDI Parameter Controlトラックを使用しています。制御値をENRAGEやWwiseプラグインの複数のパラメータに適用することで、リージョンの範囲内外でサウンドの各レイヤーのプラグインインスタンスの複数のパラメータへ同時に修正を加えます。WwiseのRTPC(Real Time Parameter Control)と同様に、REAPERでSpeedトラックを使用することができます。リニアな画像で作業をする場合は、Speed Control Track Envelopeを自動化することで画像に合わせた加速や減速をつくり出すことが可能です。

REAPERプロジェクトのSpeed ControlのエミュレーションをWwiseで行うには、RTPCでピッチ、イコライザー、ボリュームを変化させます。REAPERのSpeed Controlトラックは、Wwiseのようなインタラクティブモデリングのオーディオエンジンにサウンドを実装した時のサウンドの動きを確認するエミュレータとして機能します。

一部のRoboticsサブプロジェクトでは、Speed Controlトラックを使用して固定された速いループや遅いループを作成します。エンジンのリアルタイム動作シンセシスに一般的に使用される方式と同様に、これらのループをWwiseでクロスフェードやピッチのモジュレーションに利用することができます。

Movement Servo Stutterプロジェクト

Movement Servo StutterプロジェクトにStutterという名のParameter Controlトラックがあります。制御されたスタッターを出すために調整されたLFOのあるENRAGE Plug-inを、このトラックエンベロープで制御します。あるリージョンをシームレスにループさせるには、リージョンループのスタートとエンドの値を0にします。Wwiseを使用しながらリアルタイムでスタッターエフェクトを取り入れるために、RTPCでLFOを制御してENRAGE Plug-inエフェクトをエミュレートすることができます。RTPCでSawtooth LFOのモジュレーションレートを制御すると、LFOがサウンドのボリュームをモジュレーションし、スタッターエフェクトが出されます。

異なるトラックにある複数のENRAGE Plug-inインスタンスの複数のパラメータ値を、同時にStutter Control Envelopeで制御します。


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