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WwiseをUnityプロジェクトにインテグレートする

前提条件:

  • Unity EditorをインストールしてUnityプロジェクトを作成します。WwiseとUnityのバージョンの互換性については Wwise Unityインテグレーションリリースノート を参照してください。

  • UnityプロジェクトにインテグレートするWwiseのバージョンをインストールします( 「WwiseをLauncherでインストールする」 参照)。インストール時に以下を必ず選択してください:

    • Packages 下で AuthoringSDK (C++) を選択します。

    • Deployment Platforms 下でUnityプロジェクトを作成するために使用したUnity Editorのインストールが対応するすべてのプラットフォームを選択します。

    • CHOOSE PLUG-INSページでWwise Unityインテグレーションで使用する予定のWwiseプラグインをすべて選択します。後からインテグレーションにプラグインを追加することも可能ですが( 「UnityやUnrealインテグレーションにプラグインを追加する」 参照)、WwiseをUnityにインテグレートする前にインストールすることで追加の手順を省くことができます。

WwiseをUnityプロジェクトにインテグレートするには:

  1. LauncherでUnityページを選択します。

    コンピュータ上で検知されたすべてのUnityプロジェクトの一覧が表示されます。Launcherでプロジェクトが自動的に検出されない場合は Refresh を選択するか、Recent Unity Projectsメニューの Browse for project を選択します。

  2. 対象プロジェクトのIntegrate Wwise in Projectをクリックします。

    インテグレーションページが開きます。

  3. ページ上部のバージョン一覧で、この手順の前提条件を満たすためにインストールしたWwiseバージョンではじまるWwise Unityインテグレーションバージョンを選択します。(Launcherはインテグレーションの候補ごとにWwiseインテグレーションバージョン番号を自動的に作成します。このバージョン番号は必ず関連Wwiseバージョンの番号ではじまります。)

    ページ上にある必須のフィールドやオプションはすべて自動的に入力されます。典型的なインテグレーションの場合は手順 10 に進みます。それ以外の場合は各オプションの詳細を以下の手順で説明します。

  4. このプロジェクト用の PackagesDeployment Platforms を選択します。

    [注記]注記

    Unity Integration Extensionsに GameObject の自動登録が含まれます。このオプションがデフォルトで選択されます。このコードを拡張すると、ユーザーが自動登録を修正したり、より複雑なGameObjectの取り扱いを追加したりできます。この機能を必要としないことが確実な場合は、このオプションの選択を解除することができます。nity Integration Extensionsがないと、ユーザーが自分で全てのGameObjectを登録する必要があり、登録はAkGameObjコンポーネントを添付するか、APIを明確にコールして行います。

  5. Wwise SDKファイルの場所を指定します。以下の通りWwiseインストールフォルダ内にあります。

    [注記]注記

    選択したSDKバージョンと共にインストールしたWwiseプラグインがUnityプロジェクトにコピーされることを示す水色のメッセージが表示されます。ほかのプラグインをUnityプロジェクトに追加する場合は Add Plug-in to Wwise をクリックします。

    Wwiseのインストール時に選択しなかった Deployment Platforms をここで選択すると、 Modify Wwise ボタンが表示されます。

  6. 既存のWwiseプロジェクトをIntegrationで使用するには該当するWwiseプロジェクトパスを入力し、新しいWwiseプロジェクトを作成するにはフィールドを空欄のままにします。

  7. 選択したUnityバージョンの Unity Installation の場所を指定します。Unityプロジェクトに使用しているUnityバージョンと一致する必要があります。ほかのバージョンを使用するにはUnityプロジェクトにWwiseをインテグレートする前に、プロジェクトを希望するUnityバージョンに移行させます。

  8. 一時的なディレクトリを作成するかどうかを指定します。

    • デフォルトでCreate temporary directoryは有効になっています。これによりファイルはUnityプロジェクトディレクトリのコピーにインストールされ、正常に完了すると変更が適用されます。そのためインテグレーション中に問題が発生してもUnityプロジェクトディレクトリが影響を受けることはありません。

    • このオプションは特定のシナリオでのみ無効にすることを推奨します。例えばプロジェクトが非常に大規模な場合、開発後期にWwiseをインテグレートする場合、プロジェクトの完全なコピーは不要な場合などです。このオプションを無効にするのであれば、問題のある変更を元に戻せるGit、Subversion、Perforceなどのソース管理システムでUnityプロジェクトファイルを管理することを強く推奨します。

  9. 上級ユーザ向けの選択肢として、LauncherでUnityプロジェクト内に WwiseGlobal GameObjectを作成したりMainCameraに AkAudioListener クラスを追加したりできます。

  10. この操作をプロジェクトに適用させるには、Integrateをクリックします。( Cancel をクリックすると、 Total download size が大きすぎる時などにUnityプロジェクトへのWwiseインテグレーションを中断できます。)

    プログレスバーが表示されます。Launcherが必要なパッケージをダウンロードしてWwiseをUnityプロジェクトにインテグレートするまでに数分かかります。操作が完了すると"Operation completed successfully"と緑色で表示されます。

    これでLauncherのUnityページでUnityプロジェクトと関連Wwiseプロジェクトを開くことができます。

    インテグレーション処理で変更された内容の詳細な一覧については Unity Projectに対する変更 を参照してください。

[注記]注記

Unityページのプロジェクト名の下にプロジェクトのUnityバージョンを示す灰色ラベルがあります。WwiseをUnityプロジェクトにインテグレートするとWwiseインテグレーションのバージョンを示す追加の灰色ラベルが表示されます。show more をクリックするとUnityプロジェクトのファイルパス、Wwiseプロジェクトのファイルパス、およびインテグレーションが対応するすべての展開プラットフォームが表示されます。


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