menu
バージョン
2024.1.4.8780
2024.1.4.8780
2023.1.12.8706
2022.1.18.8567
2021.1.14.8108
2019.2.15.7667
2019.1.11.7296
2018.1.11.6987
2017.2.10.6745
2017.1.9.6501
2016.2.6.6153
2015.1.9.5624
2024.1.4.8780
2023.1.12.8706
2022.1.18.8567
2021.1.14.8108
2019.2.15.7667
2019.1.11.7296
2018.1.11.6987
2017.2.10.6745
2017.1.9.6501
2016.2.6.6153
2015.1.9.5624
Wwise SDK 2024.1.4
|
Wwise Authoring APIは、Wwiseプロジェクトの最も重要な要素を取得するための包括的なクエリシステムを提供します。 具体的には、プロジェクト内の任意のオブジェクトを取得できます。
クエリシステムは ak.wwise.core.object.get 関数に組み込まれています。詳細については、参照ドキュメントを参照してください。
以下の2種類のクエリがあります:
info | 注釈: JSONクエリフォーマットでなくWAQLを使うことを推奨します。WAQLの方が機能性に優れ、範囲も広く、エラー対応が良く、使い方も簡単です。 |
WAQLクエリは、固有のテキスト1行で、クエリ全体を指定できます。
check_circle | Tip: WAQLクエリをテストするために、Wwiseオーサリング内で直接使うこともできます。あなたのWAAPIプログラムやスクリプトにクエリを実装する前に、クエリ構文や結果を確認するのに特に便利です。例えば、以下のWAQLクエリをWwiseのツールバーやリストビューのサーチフィールドに入力してみてください: $ from type Event
|
WAQLについて、さらに知りたい場合は:
info | 注釈: JSONクエリは推奨されません。代わりにWAQLクエリを使うことを推奨します。 Wwise Authoring Query Language (WAQL) を使用する と WAQLを使ってみる を参照してください。 |
JSONクエリは、2つの部分で構成されています:
さらに、クエリには次のようなオプションがあります:
from 文は、クエリを開始するためのいくつかのポイントを提供します。
transform 文には、選択中のオブジェクトを変換するために使用できるいくつかの変換関数が用意されています。最初の変換は、 from 文によって選択されたオブジェクトに適用されます。他の変換は、前の変換の結果に適用されます。
複数の変換を順番に追加できます。
return 式で、Wwiseオブジェクトの要素のうち、どれを返すのかを指定します。任意の数の要素を返すことができます。
return式に以下を入れることができます:
プロパティ名やリファレンス名のために使うことができるプレフィックスが、2つ存在します:
プレフィックスを使わないと、オーバーライドシステムによって解決(resolve)された値を返します。これは、 @@ プレフィックスを使うことに相当します。プレフィックスを使わないことを推奨します。
例:
式の解が有効な参照先であれば、さらにクエリをかけ、参照オブジェクトのプロパティを求めることができます。 例えば、Soundオブジェクトのリファレンス'UserAuxSend0'が既存のAuxiliary Busを参照している場合は、ドット ('.') のあとにプロパティ記述子を付けて、このAuxiliary Busのプロパティをクエリすることができます。つまり、参照先のAuxiliary BusのAttenuationのクエリは、単純に'UserAuxSend0.Attenuation'となります。
例:
オブジェクトによっては、ランダム化(randomization)などの特定機能が設定されたプロパティがあります。これらの機能に関連する値を取得するには、そのプロパティに紐づけられた特別なオブジェクトを、数式のようなアクセサー(accessors)を通してクエリできます。例えば、ランダム化機能は、オブジェクトの特定の機能にリンクしたModifierオブジェクトによって記述されています。このオブジェクトは 'randomizer("PropertyName")' でクエリすることができ、ここでPropertyNameには、プロパティの名前、例えば 'Volume'などを入れます。 アクセサーが有効な参照先を提供すれば、前述の方法で、返されたオブジェクトをさらにクエリできます。例えば、Volumeランダマイザーの 'Max' プロパティを取得するには、'randomizer("Volume").@Max' とします。
可能なアクセサーのリストを以下に示します:
return 式の項目が互換性がないか、返されたオブジェクトに存在しない場合、結果の一部にはなりません。
ak.wwise.core.object.get ファンクションやその他のファンクションは、オプションオブジェクトを使いますが、以下が定義されます:
一部のアクセサーはオプションに左右されます。例えば、プロパティ値やレファレンス値を取得するときに、アンリンクされた値を入手するためにプラットフォームを指定できます。プラットフォームが指定されない場合は、現在のプラットフォームが使われます。 ランゲージ特有の情報、例えばサウンドオブジェクトのオーディオソースデータを取得するために、ランゲージを指定することもできます。 指定されない場合は、現在のランゲージが使われます。
初期化については プロジェクトコード を参照してください。
ak.wwise.core.object.get にほかの例があります。
オブジェクトのリストのID、名前、音声ボリュームをリターンします。
'My' で始まるActor-Mixer Hierarchy のすべてのオブジェクトのIDと名前を正規表現で返します。
WAQLについてさらに詳しく知るには、 Wwise Authoring Query Language (WAQL) を使用する を参照してください