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2024.1.4.8780
2024.1.4.8780
2023.1.12.8706
2022.1.18.8567
2021.1.14.8108
2019.2.15.7667
2019.1.11.7296
2018.1.11.6987
2017.2.10.6745
2017.1.9.6501
2016.2.6.6153
2015.1.9.5624
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Wwiseでエフェクトを使用する時は、多数のオプションを設定できます。最小限のシステムリソースで最もよいサウンドを確実に生成するためには、いくつかの戦略があります。Wwiseプロジェクトでエフェクトを使用する際は以下の戦略を検討してください。
エフェクトは必ずCPUリソースを消費します。一般的にMaster-Mixerレベルでエフェクトを適用した場合は、ほかのレベルと比較してCPUの使用量が少なくなります。例えばゲームのMaster Audio BusにRoomVerbエフェクトを適用した場合に、ランタイムに処理されるインスタンスは1つだけです。一方、エフェクトをオブジェクトレベルで適用した場合は、プロジェクトのオブジェクト数によっては同時に何百個ものインスタンスが処理される可能性があります。
エフェクトをレンダリングしてCPUリソースを節約することもできます。レンダリングされたエフェクトはサウンドバンクにパッケージされる前に処理されるため、ランタイムの処理が不要です。ただしエフェクトをレンダリングした後にエフェクトのプロパティを変更することはできないため、レンダリングしたエフェクトにRTPCは適用できません。
DelayやParametric EQなどの一部のエフェクトは、最小限のCPUで使用できます。Compressor、Peak Limiter、Expanderなどのエフェクトはより多くのCPUを使用します。リバーブエフェクトのうち、RoomVerbエフェクトはCPUを大量に消費しますが、高音質のサウンドを出します。代わりにMatrix Reverbを使用した場合は、求められる品質やパフォーマンスに合わせて調整することが可能です。
基本的に、最良の戦略はゲームプロファイリングツールでプロジェクトをテストすることです。リアルタイムでエフェクトのCPU使用量を観察しながら、これらエフェクトの使い方を判断することができます。プロファイリングについては「Understanding the different types of profiling in Wwise」を参照してください。