次のセクションでは、Wwiseバージョン2022.1.11とバージョン2022.1.12の間での変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:
以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。
新機能
- WG-70303 Wwise Consoleの
generate-soundbank
アクションにオプションuse-user-overrides
を追加しました。このオプションにより、Wwise Consoleを使ったSoundBank生成でユーザごとのオーバーライド設定(カスタムSoundBankパスなど)を使用できるようになります。これまで通り、Wwise Consoleを使ったSoundBank生成においてデフォルトで使用されるのは、共通のProject Settingsのみです。
その他の変更
- WG-70494 Level 3ソースコードのVisual Studio 2022ビルドを有効にしました。
バグ修正
- WG-65549 修正済み:プロジェクトのオープンとクローズを繰り返すと、ディレクトリの監視スレッドが残ったままになりました。
- WG-69203 修正済み:(Mac Authoring)編集時にテキストエディットフィールドでテキストが更新されませんでした。
- WG-70505 修正済み:再配置された列でリストの行をコピーする時にクラッシュする可能性がありました。
- WG-70521 修正済み:長いテキスト文字列を指定してCapture Logをフィルタリングすると、クラッシュまたはハングする可能性がありました。
- WG-70770 修正済み:ARMベースのCPUでデバッグを実行中にAkRingBufferでアサーションエラーが発生していました。
- WG-70874 修正済み:
WaveViewer.exe
の終了時にクラッシュしていました。
コミュニティで報告されたバグの修正
- WG-63424 修正済み:スライダコントロールの使用中にクラッシュする可能性がありました。
- WG-70692 修正済み:
AK_EnableGetSourceStreamBuffering
が有効な状態でバーチャルボイス(仮想音声)のレンダリングを実行中にクラッシュしていました。
- WG-71095 修正済み:アンバランスなPin/UnpinEventInStreamCacheコールが原因で、サウンドエンジンの終了時にデッドロックが発生していました。