次のセクションでは、Wwiseバージョン2019.2.4とバージョン2019.2.5の間での変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:
以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。
動作の変更
- WG-50203 AkOpusDecoderFactory.h が、 AllPluginFactories.h の一部となりました。もしあなたのゲームでOpusを使っていれば、それに対応する
#include
の行を、コードから削除してください。もし使っていなければ、あなたのリンクオプションに、 AkOpusDecoder.lib を追加してください。
パフォーマンスの変更
- WG-47171 AVX2を利用できて有効になっているプラットフォームの、ミキシング作業のパフォーマンスを、特にアンビソニックチャンネルコンフィギュレーションにおいて、改善しました。
バグ修正
- WG-49233 修正済み:
AK::SoundEngine::SetDefaultListeners()
をコールせずに、 AK::SoundEngine::AddListener()
をコールしたときの、ヌルポインタのクラッシュ。
- WG-49745 修正済み: Project ExplorerのEventsタブの、Event IDフィールドの表示が誤っていました。
- WG-49903 修正済み: 1つのPCで2つのWwiseアプリケーションを実行すると、接続したいアプリケーションを正しく選択できませんでした。
- WG-49919 修正済み: 元のファイルがないときに、Wwiseは新しい .mediaidファイルを作成しませんでした。
- WG-49901 修正済み: Actor-Mixer Hierarchyで、1つ以上のEffectがあるアイテムの下でコピーペーストすると、処理が遅くなりました。
- WG-49292 修正済み: Use game-defined aux sends を有効にすると、Spatial Audioのアーリーリフレクションのバスが、アサインされたRoomゲームオブジェクトやRoom Auxバスに送信しませんでした。
- WG-49636 修正済み: ミキサープラグイン名が、正しくリフレッシュされないことがありました。
- WG-49572 修正済み: ファイルpermissionエラーで例外が発生していました。
- WG-49145 修正済み: Blend Containerの中にトラックを設定するときに、稀にクラッシュしました。
- WG-49755 修正済み: ソースファイルのサンプルレートを変換すると、マーカーの設定位置が誤っていました。
- WG-49996 修正済み: 複数のオブジェクトのコピーペースト操作をしたあとに、ShareSet以外のプラグインのMedia IDが検証されませんでした。
- WG-49965 修正済み: Convolution Reverbプラグインで、無害なアサート。
- WG-49820 修正済み: SoundBank生成コマンドのあとで、ダイアログが自動的に閉じませんでした。
- WG-49904 修正済み: RTPC補間の計算のアサートチェックが、やや過度にstrictでした。
- WG-49970 修正済み: チャンネル数が奇数のPCMまたは ADPCMオーディオを再生するときに、アレイのout-of-boundsアクセスとなる可能性がありました。
- WG-48578 修正済み:
ReplaceOutput()
、 RemoveOutput()
、 GetSpeakerConfiguration()
が、 AddOutput()
の提供する AkDeviceOutputID を使えませんでした。
- WG-50041 修正済み: Project Explorerで、あるState Groupへの無効なリファレンスのあるオブジェクトを選択すると、クラッシュしました。
- WG-50057 修正済み:
PostMIDIOnEvent
経由で再生するサウンドに、MuteやSoloボタンが使えませんでした。
コミュニティで報告されたバグの修正
- WG-50098 改善: Actor-Mixer Hierarchyの中にあるエレメントに親を追加すると、クラッシュしました。
- 参照
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