Wwise SDK 2024.1.1
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Wwise Authoring APIは通常、デフォルトで有効になっています。使い始める前に、Preferencesを開くことを推奨します。重要なセキュリティ設定が表示されるほか、Wwise Authoring APIが有効になっているかどうかを確認できます。
Wwise Authoring APIを有効にするには:
これで、WAAPIを使えます。
WAAPIはリモートでWwiseを制御できるため、他の人がコンピュータを制御できないように、安全な環境で使用する必要があります。正しく設定しないと、セキュリティリスクとなる可能性があります。
注釈: ブラウザー経由でWAAPIに接続する場合、接続を有効にするには、IPアドレスとウェブサーバーのオリジンの両方を追加する必要があります。 クロスサイトスクリプティングの防止 を参照してください。 |
WAAPIはWAMPとHTTP用の2つのポートへのアクセスを提供します(デフォルトでは8080と8090)。セキュリティを強化するために、ファイアウォールを使い、リモートコンピュータからこれらのポートへのアクセスをブロックすることを推奨します。リモートコンピュータからWAAPIへのアクセスを許可したい場合は、ホワイトリストを作成し、アクセスできるリモートコネクションを制限することを推奨します。
デフォルトで、WAAPIはlocalhost(127.0.0.1、または ::1)からくる接続のみを許可します。
つまり、WAAPIにリモートコンピュータからアクセスしようとしても、そのIPアドレスを事前にUser Preferencesで追加していない限り、失敗します。IPアドレスから、WAAPIに接続できるようにするには:
注意: 任意のIPアドレスからの接続を許可するには、* を追加します。しかし、これは安全ではないため、推奨されません。 |
WAAPIは、クロスサイトスクリプティングに対してセキュリティレイヤーを提供します。それ以外の場合、たとえばJavaScriptコードを含むWebページにアクセスすると、読み込まれたWebページから接続することによって、理論的にWwiseにアクセスすることができます。このシナリオでは、ファイアウォールでは十分ではありません。
このWAAPIセキュリティ・レイヤーは、ブラウザのセキュリティ設定に依存します。デフォルトでは、WAAPIはローカルソフトウェアからの接続のみを受け付けます。ブラウザの場合は、ローカルファイルシステム上でHTMLファイルを開くときに限ります。
User Preference でホストを追加しない限り、別のホストからロードされたWebページでWAAPIを使用すると失敗します。WAAPIの有効な起点としてホストを追加するには:
注意: 任意のWebページからの接続を許可するには、* を追加できます。しかし、これは安全ではないため、推奨されません。 |
コマンドラインから "-Waapi"コマンドを使用する方法については、 コマンドラインを使う を参照してください。
注釈: 複数接続の使用 WAAPIは複数接続からの使用を一度にサポートします。WAAPIへのアクティブ接続の現在の最大数は、WAMPの場合は20に加えて、HTTP POSTの場合が20です。 |
WAAPIはファイルにアクセスするのにWindows様のパスを使い、ルートフォルダ "/" が、ドライブZと、ホームフォルダドライブYで表されています。例えば、 "/Volumes/path/to/MyProject.wproj" というプロジェクトをロードするときに使うパスは、 "Z:\Volumes\path\to\MyProject.wproj" です。
確信を持てない場合は、Wwiseの最近のプロジェクトに表示されるプロジェクトパスを参照してみてください。
WAAPI サンプル のいずれかに従って、WAAPIを試してみることができます。これは、好みの言語とプロトコルでWAAPIを実行する方法を示します。