このインテグレーションの各バージョンは、それぞれUnreal Engine 4の特定のビルドに対応しています。以下が、このインテグレーションの2021.1.8.7831.2285版で(Unrealの新しいビルドにアップグレードしたこと以外に)変更された点です。 重要な移行の注意 2021.1.8.7831.2285
| 注記: このインテグレーションは、Unreal Engine 4 の実験的な機能をサポートしていません。 |
| 注記: このインテグレーションのコンパイル対象はUnreal Engineバージョン4.26、4.27、5.0です。Unreal Engine 4.27.2と5.0.1を対象にテストしました。現在、上記Unreal Engineバージョンより新しいバージョンをサポートしていませんが、今後のパッチリリースでサポートします。 |
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:
以前のバージョンについては、 以前のリリースノート を参照してください。
新機能
- WG-54828 Unreal Content Browserに個々のWwiseアセットのサウンドデータをクリアする新しいオプションができました。Sound VoiceをSound SFXに、またはSound SFXをSound Voiceに変更した後に必要なSound Dataをクリアするという作業が、これで容易になります。
- WG-59571 Unreal Engine 5.0.1対応を追加しました。
動作の変更
- WG-58889 Play in Editorセッションを終了すると全サウンドが停止するようになりました。
- WG-59966 アセットをロードした時にアセット内にあるShortIDを、インテグレーションが自動的に修正しなくなりました。OutputログにInvalid ShortIDの警告が表示された場合は、Sound Dataを再生成し、変更されたアセットをすべて保存してください。
その他の変更
-WG-53953 Wwiseの初期化エラーがこれまでより早くローカル出力で報告されるようになりました。
- WG-56843
UPROPERTY
がデフォルトで初期化されるようになりました。
バグ修正
-WG-54251 修正済み: ローカライズしたUnrealのアセットデータが、"Clear Sound Data "ユーティリティで削除されませんでした。
- WG-59502 修正済み: 同じメディアがSetMediaを複数回コールすることができ、これによりメディアリークが発生しました。 -WG-59589 修正済み: Unrealのバンクアセットで、それを参照するアセットがないものは、そのバンクのすべてのEventがLinked Eventsリストに追加されました。(このバグはバンク動作に影響しませんが、エディタのパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。)
- WG-60163 修正済み: オーディオソースをWwiseに再インポートしてサウンドデータを再生成した後に、Unreal Editorのメモリにあるメディアが更新されませんでした。
- WG-60218 修正済み: Event-Based Packagingを使わなかった場合のパッケージングエラー。
- WG-60252 修正済み: Sound VoiceにConvolution Reverbを追加する時に、オートロードエラーを設定できませんでした。
- WG-60254 修正済み:
AkMediaMemoryManager::ReleaseMediaMemory
: ローカライズしたメモリのNegative RefCountエラー。
- WG-60263 修正済み: ゲーム起動時にRecursionNotAllowedのアサートが発生しました。
コミュニティで報告されたバグの修正
- WG-50111 修正済み: ローカライズしたEventをSoundBankにまとめて入れると、ランゲージを変更した時にエラーが発生しました。
- WG-50220 修正済み: Set Current Audio Cultureブループリントを使いカルチャを変更した時に、クラッシュが発生しました。
- WG-51577 修正済み: レベルをロードした直後にローカライゼーションを変更すると、クラッシュが発生する可能性がありました。
- WG-53151 修正済み: レベルロード(Level Sequenceタイムラインからのロードなど)の際にすぐにポストしたEventのローカライズしたメディアデータが、ロードされるのが遅すぎました。
- WG-55967 修正済み: ローカライズしたEventは、Content Browserでプレビューした時に再生されませんでした。
- WG-56459 修正済み: 同じメディアを参照するEventを再生するマップが2つあり、これらのマップ間で切り替えると、クラッシュが発生しました。
- WG-56793 修正済み: Switch Container内のローカライズしたボイスをストリーミングすると、再生に失敗することがありました。
- WG-56935 修正済み: Event再生中のマップの遷移時に、クラッシュが発生しました。
- WG-57378 修正済み: Unreal DirectoryWatcher APIに誤ったフラグが渡されました。
- WG-57751 修正済み: Split Switch Container Mediaを有効にしたSwitch Container内のローカライズしたメディアが、正しくロードされませんでした。さらに、Sound Data生成中にメディアをストリーミングと非ストリーミングの両方としてパースした時のレポートが原因で、再生に問題が発生しました。
- WG-58000 修正済み:
UAkSettings::OnAssetAdded
が適切に最適化されていませんでした。
- WG-58616 修正済み: ローカライズしたメディアが欠落していると、新しいロケールに切り替えることができませんでした。
- WG-58659 修正済み: レガシーSoundBankを使うとマップのロードに時間がかかりました。
- WG-59006 修正済み: Unreal Spatial Audioポータルは、トランスフォームが変更された時に更新されませんでした。
- WG-59266 修正済み: AkPolyと、AkEdgeInfoは、2021.1.4でそれぞれ名前がAkSurfacePoly、AkSurfaceEdgeInfoに変更されましたが、これらが移行されていませんでした。
- WG-59294 修正済み: 続けてロードした2つのレベルでストリーミングサウンドをポストすると、その再生に失敗しました。
- WG-59295 修正済み: UnrealインテグレーションのAkRoomComponent.cppで、未使用の変数がありました。
- WG-59440 修正済み: GenerateSoundBanksコマンドレットで、存在しないプラットフォームを引数として指定しても、警告がログに記録されませんでした。
- WG-60111 修正済み: プロジェクトにWwise Convolution Reverb Effectが存在すると、WAAPI経由でサウンドデータを生成した時にクラッシュが発生しました。
- WG-60162 修正済み: 親メディアアセットのロードが始まる前に、Media Asset Dataがオートロードが必要かどうかをチェックするとハングしました。
- WG-60165 修正済み: コマンドレットでサウンドデータをクックするとハングしました。
- WG-60208 修正済み:
UAkAssetDataSwitchContainer
デフォルトオブジェクトをシリアライズした時の"Event data not up to date"警告。
- WG-60233 修正済み: Linux Serverビルドでクックに失敗しました。