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Wwise SDK 2024.1.1
リアルタイムパラメータコントロール(RTPC)を理解する

リアルタイムパラメータコントロール(RTPC)を使用することで、さまざまなWwiseオブジェクト(サウンド、コンテナ、コントロールバス、エフェクトなど)のプロパティをゲーム内で起こるパラメータの変化に基づいてリアルタイムで制御できます。

以下に、ゲームでのRTPCの活用例をいくつかご紹介します:

  • レーシングゲームで、車のスピードやエンジンのRPMに基づいて、車のエンジンサウンドのボリュームやピッチを制御できます。
  • スキーやスノーボードのゲームで、スピードやアングルに合わせてスキー板やスノーボードの音を変化させることができます。
  • 屋外環境に設定されたシーンで、風速の変化に合わせてエフェクトのパラメータ値を微調整できます。
  • サウンドを複数のスピーカーにランダムに配置できます。ユーザ定義3Dサウンドの左右および前後のパンニングに設定したRTPCを、Wwiseで作成された事前定義のパスの代わりに独自のランダムポジショニングコードを使用して制御できます。

上記の例に限らず、ゲーム内の状況に合わせてオーディオ構造のプロパティに影響を与えたい場合、RTPCを活用できます。

サウンドデザイナーは、Wwise Authoringでゲームパラメータの名前と範囲を定義します。RTPCカーブの定義もサウンドデザイナーが行います。ゲームパラメータ値は、RTPC カーブのX軸で表されます。

サウンドデザイナーがWwise AuthoringでゲームパラメータとRTPCカーブを定義したら、あとはゲーム側がゲームプレイ中にさまざまなゲームパラメータ値を更新するだけです。サウンドエンジンは、ゲームパラメータの現行値に対するRTPCカーブの評価によりプロパティ値を計算します。

サウンドデザイナーの視点から見るRTPCについてはRTPCの使い方をご覧ください。

RTPCの統合の概要については 統合の詳細 - RTPC をご覧ください。


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