バージョン
時間は、DistanceやAzimuthの組み込みパラメータと同様に、プロパティ値をコントロールするために使うことができ、時間がRTPCのX軸となるTime Modulatorsを利用します。
項目 |
内容 | |||
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Initial Delay |
時間に基づくモジュレーションの、開始までの待ち時間。
単位: s Default value: 0 Range: 0 to 4 | |||
Duration |
通常の再生レートで、時間に基づくモジュレーションの1回のイテレーションの長さ。
単位: s Default value: 1 Range: 0.1 to 100 | |||
Loop Count |
モジュレーションの再生回数。(0を入力すれば、”infinite”となる。) Default value: 1 Range: 0 to 100 | |||
Playback Rate |
関連するサウンドの再生速度の調整:
Default value: 1 Range: 0.25 to 4 | |||
Scope |
タイムモジュレータインスタンスの作成方法を定義:
Default value: Note or Event | |||
Trigger On |
タイムモジュレータをトリガーする可能性のある、アクションやMIDIイベント:
Default value: Play | |||
Stop playback at end |
これを設定すると、Initial Delay、Loop Count、Playback Rateなどを考慮した合計時間が過ぎると、関連するサウンドの再生が終了する。 設定しないと、合計時間を過ぎたモジュレーション後のプロパティ値は、RTPCグラフで決定した最終値に維持される。 Default value: true |
使い方によって、Time ModulatorはLFOやEnvelopeのモジュレータと対照的です:
Timeに複数のコントロールポイントのグラフが可能なのに対し、ほかはポイントが2点に制限されます。デザイナーは、具体的な時間に、細かいプロパティ値の調整を設定できます。
どのグラフビューのカーブも使えるのに対し、ほかのモジュレータは、Linearと、dB Curve Scalingしか使えません。
RTPCを設定できるプロパティは、Initial DelayとPlayback Rateの2つだけです。
Time Modulatorは、Custom、またはShareSetとして作成します。Customオブジェクトはその場所、つまりそれを有するオブジェクト内に直接保存される。ShareSetは、別のWork Unitに保存され、ほかのオブジェクトが再利用できます。