次のセクションでは、Wwiseバージョン2022.1.15とバージョン2022.1.16の間での変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:
以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。
新機能
- WG-68107(wp.py)ビルド後のステップで引数を公開して
SignTool.exe
に転送することで、Windowsの動的ライブラリに署名できるようになりました。
- WG-69592 wp.pyを使用して特定のツールセットでpremakeを実行できるようになりました。
バグ修正
- WG-73491 修正済み:浮動小数点の入力ソースを使用してリサンプリングすると、低メモリ状態でクラッシュしていました。
- WG-73617 修正済み:Vorbisソースのデコード時に、低メモリ状況下でメモリリークが発生していました。
コミュニティで報告されたバグの修正
- WG-63881 修正済み:ミュージックオブジェクトの出力バスを変更すると、クラッシュしていました。
- WG-69402 修正済み:
.bnk
および .wem
ファイルが、Wwise.exeを使用して生成された場合に、WwiseConsole.exeで生成された場合と異なるバイナリになっていました。WwiseConsole.exeによって生成されたファイルは変わりませんが、Wwise.exeによって生成されたファイルはわずかに異なります。
- WG-71833 修正済み: (Mastering Suite)マルチチャンネルオーディオオブジェクトが誤ったゲイン評価の原因となっていました。
- WG-72796 修正済み:(macOS)EULAメッセージボックスが空と表示される場合がありました。
- WG-73257 修正済み:
AK::SoundEngine::SetSpeakerAngles
を使うとComputeVBAP3Dでクラッシュしていました。
- WG-73692 修正済み:メディアの使用中にそのメディアの複数のコピーを追加すると、
AkMediaEntry::Release
でクラッシュやアサートが発生していました。
- WG-73708 修正済み:PCMコーデックを使用すると、
Bypass_I16_2ChanAVX2
でクラッシュしていました。
- WG-73849 修正済み:Project Settingsの変更後やSoundBankの生成後に正しいSoundBankパスが ak.wwise.core.getProjectInfo に表示されていませんでした。