次のセクションでは、Wwiseバージョン2019.2.13とバージョン2019.2.14の間での変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:
以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。
パフォーマンスの変更
- WG-56533 RTPCで駆動するGlobalスコープのSwitch Containerの、パフォーマンスを改善しました。
その他の変更
- WG-57325 Unreal Engine 4.25の対応を削除しました。対応する最低バージョンは、4.26となりました。
- WG-57503 Wwise SDKのMagic Leap(Lumin)のサポートを削除しました。
- WG-57526 Wwiseが、Windows 11に対応するようになりました。
バグ修正
- WG-55883 修正済み: File Managerを使ってソースを移動したあとに、メディアが正しく変換されませんでした。
- WG-56196 修正済み: Wwiseのシャットダウン時に、Advanced Profilerでクラッシュする可能性がありました。
- WG-56201 修正済み: 全てのアクティブな出力が"secondary"であると、
AK::SoundEngine::WakeupFromSuspend
をコールしたあとに、 AkGlobalCallbackLocation_WakeupFromSuspend
コールバックがfireされませんでした。
- WG-56377 修正済み: ファイルパッケージのエントリが、32ビットセクターの
StreamMgrModule.h::AkFileDesc::uSector
で保存されました。
- WG-56454 修正済み: (wp.py) パッケージコマンドが、パッケージ作成中に長いファイルパスを切り詰めました。
- WG-56508 修正済み: Opusストリームでは、ゼロレイテンシの音が再生されたときにスターベーションが発生しました。
- WG-56879 修正済み: (wp.py)
generate-bundle
アクションによって、コンフィギュレーションの異なるAuthoring項目の "name"
フィールドが、同一の値になりました。
コミュニティで報告されたバグの修正
- WG-55531 修正済み: MIDIファイルソースのリファレンスが、Work Unitファイルから削除されることがありました。
- WG-56195 修正済み: 破損したプロファイリングセッションを開いたときに、クラッシュする可能性がありました。
- WG-56346 修正済み: ストリームのI/Oのグラニュラ性よりもヘッダの大きいストリーミングメディア、例えば長いWEM Opusファイルのようなものを再生すると、"File header too large"エラーが発生しました。
- WG-56351 修正済み: プロパティがRTPCで制御されるModulatorで、Blend Containerを駆動すると、
CAkRTPCMgr::AkRTPCSubscription::PushUpdate
でクラッシュしました。
- WG-56645 修正済み: 以前のデコードエラーからの復旧中に、GDKでXMAがクラッシュしました。
- WG-56664 修正済み: パラメータが、MIDI Velocityで駆動されるときに、アサートとクラッシュ。
- WG-56680 修正済み: 多くのSwitch Containerをロードしたときに、RTPCで駆動する複数のSwitchの値が変わると、パフォーマンスが低下しました。
- WG-56717 修正済み: 関数
CAkParameterTarget::SetRootNode
で、誤ったアサートの可能性。
- WG-57194 修正済み: ホストマシンにインストールされたCRTのために、SoundBanks.xmlデータ内の、MaxAttenuation情報とMaxDuration情報の切り捨て・切り上げが異なりました。
- WG-57204 修正済み: XMAを使うのと同時に、バンクをバンクIDやファイル名ではなく、メモリポインタを通してアンロードしたときに、クラッシュしました。