次のセクションでは、Wwiseバージョン2019.1.2とバージョン2019.1.3の間での変更点を挙げ、説明します。以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。
プラットフォームSDKアップデート
- Lumin SDK: SDKを0.22.0へアップデート
- PS4 SDK: SDKを6.508.031へアップデート
- Stadia SDK: SDK 1.34を追加しました
- Switch SDK: SDKを8.3.0へアップデート
- Xbox One XDK: XDK 10.0.17134.5049 (2018年7月 QEF5) へのアップデート。
新機能
- WG-44624 Stadiaの初期サポートを追加しました。
動作の変更
- WG-44336 動作の変更: WG-14711の修正に伴い、セグメントの終わりでミュージックバーやビートノティフィケーションが余分なノティフィケーションを1つ送ることが時々ある、という従来の動作を削除しました。これに伴い、 今までゲームがこの状況に対応するために行っていたワークアラウンドがあれば、それをもとに戻す(revertする)必要があります 。
バグ修正
- WG-14711 修正済み: 特定のBPM値のバーの終わりで、ミュージックシンクのコールバックがあると、余分な違反ビートがトリガーされることがありました。
- WG-37311 修正済み: ゲームスレッドから AK::SoundEngine::RegisterBusMeteringCallback をコールすると、クラッシュすることがありました。
- WG-42809 修正済み: Voice Inspectorが、Music Segmentで複数のエンベロープがあるシナリオで、誤ったドライバー値を表示しました。
- WG-42876 修正済み: Actor-Mixer Hierarchyの要素に、追加できないはずのResonance Audio Rendererエフェクトが追加できていました。
- WG-43601 修正済み: Xbox Oneで、Integration Demoに不完全な文が表示されていました。
- WG-43677 修正済み: PCMコンバージョンにおいて、ループのエンドポイントでクランプした結果、無効なヘッダエラーが発生していました。
- WG-43791 修正済み: Reset Bus/Voice volumeは、Set Bus/Voice Volumeと同じフレームでコールすると効力がありませんでした。
- WG-44004 修正済み: シーンにポータルがあるときに AK::SpatialAudio::RemoveGeometry() をコールすると、アサートが発生しました。
- WG-44023 修正済み: AK_ENABLE_ASSERTS が、Windows用の一部Sound Engineソリューションで定義されていませんでした。
- WG-44085 修正済み: デバイスの接続が切断されたSwitchで、モーションシンクプラグインを初期化すると、クラッシュしました。
- WG-44110 修正済み: (Linux) PulseAudioシンクプラグインが、最適でないバッファ属性で初期化されることがありました。
- WG-44115 修正済み: "Last Exit Position" というトランジションが、コンボボックス "Change occurs at" に入っていませんでした。
- WG-44160 修正済み: Post Event ActionのTargetフィールドで右クリックすると、Wwiseがフリーズまたはクラッシュしました。
- WG-44194 修正済み: Dynamic Dialogueエディタで、何も選択していない状態でコンテキストメニューの"Remove Path(s)"を選択すると、クラッシュしました。
- WG-44234 修正済み: Sound SFXオブジェクトで、元に戻すアクションを行うと、まれにnullptrアクセスでクラッシュしました。
- WG-44242 修正済み: Advanced ProfilerのPlug-insタブで、CPU の報告内容が誤っていました。
- WG-44267 修正済み: (Android) サポートされていないスピーカーセットアップで、サウンドエンジンを初期化すると、クラッシュしました。
- WG-44280 修正済み: 非常に大きいWork Unitファイル(ファイル内に10,000,000以上のXMLノードオブジェクト)を移行すると、それが原因で不完全なプロジェクトとなる可能性がありました。
- WG-44291 修正済み: Spatial Audio: 最短path計算のバグが原因で、Roomゲームオブジェクトが、誤ったポータルに配置されることがありました。
- WG-44304 修正済み: "Hold Emitter Position"と複数のListenerを使うとクラッシュしました。
- WG-44389 修正済み: フレーム毎のサンプル数に、デフォルト値を使った一部のAndroidデバイスが、クラッシュしました。
- WG-44541 修正済み: 同時に発生するインスタンス用に、コンバージョンされたファイルを書くことができませんでした。
- WG-44542 修正済み: Valgrindが、いくつかの初期化されていないメモリ使用を報告しました。
- WG-44700 修正済み: マルチチャンネルのファイルでEQを使った場合に、オーディオグリッチが発生することがありました。
- 参照
-