バージョン
- 必要条件
Wwise Unreal Integration Documentation
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Wwiseインテグレーション設定でPackage Using Bulk Dataを選択すると、Unrealの反復的クック処理および複数のワーカーとのクック処理がサポートされます。
Unreal Engine 5.4では、生成されたSoundBankの変更が反復的クック処理で検出されません。
この設定によりUnreal Engine 5.4以降も修正されます。反復的クック処理の安定性を高めるために、ターゲットドメインのクラスフィルタを有効にすることを推奨します。これにより、Wwiseとは関係のないUnreal固有の反復的クック処理に関する一部の問題も修正されます。プロジェクト全体の反復的クック処理フィルタを追加するには、 DefaultEditor.ini
ファイルに以下の行を追加してください。
今後のUnreal Engineのバージョンでは、反復的クック処理でカスタム変更が検出されるようになる予定です。現時点ではSoundBankを生成する際に、ステージングされているファイルを手動で削除するのが最も簡単な解決策です。https://issues.unrealengine.com/issue/UE-167603を参照してください。
Unreal Engine 5.4でClass Filtersを有効にしている場合は、Wwiseインテグレーションフィルタリングを DefaultEditor.ini
ファイルに追加することを推奨します。
Unreal Engineバージョン5.5以降では、生成したSoundBankの変更が適切に処理されるため、WwiseインテグレーションのDeny Listを削除してください。
Wwise UnrealインテグレーションはUnrealコマンドラインパラメータの -nothreading
を部分的にサポートしています。制約事項は以下の通りです。
-nothreading
を設定しても、Wwiseサウンドエンジンは追加スレッドを作成します。No Threadingモードで実施されたのは最小限のテストであり、本番環境に相応しいテストではありません。
また -nothreading
を実行する場合は、 -nosound
も実行してWwiseサウンドエンジンを完全に無効にすることを推奨します。