バージョン
プロジェクトを効率的に管理するための、コツやベストプラクティスについて、以下のセクションを参照してください。
プロジェクトの様々な課題に対処するために定期的にインテグレティレポートを生成することは大事ですが、特に以下の段階では特に推奨されます。
SoundBanks生成前 - オーディオやモーションをSoundBankにパッケージングする前にプロジェクト内の問題を解決するために。
大幅な変更をWork Unitにチェックインする前 - 変更点によってプロジェクトに問題が発生しないかを確認するために。
デフォルト設定を活用して、プロジェクトのルーティングやボリュームを「一括編集」できます。どのデフォルト設定値を変更しても、変更後のデフォルト値が、新しく追加するオブジェクトに適用されます。つまり、これから加えるオブジェクトに合わせて、デフォルト値を設定することができます。
グラフのカーブを必ず直線の組み合わせとして、プロジェクトのCPU負荷やメモリ使用量を抑えるように心がけてください。グラフはできるだけシンプルな形からスタートして、やむを得ない場合のみカスタマイズします。
大きなプロジェクトを数人で作業する場合、Work Unitを使ってプロジェクトを細かく分けることができます。Work Unitとは、プロジェクト内の特定の部分やエレメントに関連した情報を含む、固有のXMLファイルです。Work Unitを使って、プロジェクトの様々なエレメントを整理し管理します。チームとして作業を進める時にソースコントロールシステムで全てのWork Unitを管理することで、複数のメンバーによる同時作業がしやすくなります。また、プロジェクトをWork Unitで分けた後に一部のWork Unitをプロジェクトからアンロードして、自分が作業をするものだけを維持することもできます。Work Unitを部分的にアンロードする主な理由は、プロジェクトのロード時間の短縮、メモリ使用量の削減、そしてWwiseの全体的なパフォーマンスの向上です。プロジェクト自体が非常に大きい場合、Work Unitを1つ以上アンロードすることで、パフォーマンスが大幅に改善されます。