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Wwise Unity Integration Documentation
重要な移行の注意 2019.2

Spatial Audio

AkSpatialAudioEmitter コンポーネントが非推奨になりました。2019.2では、Spatial audioのパラメータを、オーサリングツールで、サウンド別に適用できます。Spatial audioのエミッタとして、1つのエミッタをタグ付けする必要がなくなりました。

  • Early Reflection
    • Reflect Aux Bus: 2019.2からは、オーサリングツールでEarly reflections auxiliary busを選択することができ、それはSound SFX Property Editorの、General Settingsタブで行います。引き続き、 AK::SpatialAudio::SetEarlyReflectionsAuxSend() をコールしてER auxiliary busをゲームオブジェクトに関連付けることは可能ですが、オーサリングツールで指定したEarly reflection auxiliary busの方が優先されます。詳細は、新 AkEarlyReflections コンポーネントを参照してください。現在、このコンポーネントは、このパラメータでAux busを指定して、AK::SpatialAudio::SetEarlyReflectionsAuxSend() をコールします
    • Reflection Max Path Length: 2019.2からは、Reflection Max Path LengthはAuthoringツールで、サウンドのAttenuation Max Distance値によって設定されます。
    • Reflection Aux Bus Gain: 2019.2からは、オーサリングツールでEarly reflectionsのボリュームを選択できるようになり、それはSound SFX Property Editorの、General Settingsタブで行います。引き続き、Early reflectionsボリュームをゲームオブジェクトごとに、 AK:SpatialAudio::SetEarlyReflectionsVolume() をコールして設定できます。オーサリングツールで各サウンドに設定したボリュームに、追加で適用されます。詳細は、新 AkEarlyReflections コンポーネントを参照してください。現在、このコンポーネントは、このパラメータ経由でボリュームを指定して、 AK:SpatialAudio::SetEarlyReflectionsVolume() をコールします。
    • Reflections Order: 2019.2からは、Reflection OrderをSpatial Audio Initialization Settingsで設定します。
  • Rooms
    • Room Reverb Aux Bus Gain: 2019.2からは、Room Reverb Aux Bus Gainを、AuthoringツールのSound Property Editorの、Game-Defined Auxiliary Sends Volumeで設定します。
  • Geometric Diffraction
    • Diffraction Max Edges: 2019.2からは、ディフラクションをAuthoringツールのSound Property Editorで有効にします。
    • Diffraction Max Paths: 2019.2からは、ディフラクションをAuthoringツールのSound Property Editorで有効にします。
    • Diffraction Max Path Length: 2019.2からは、ディフラクションをAuthoringツールのSound Property Editorで有効にします。
  • Debug Draw: Debug描画を、新 AkSpatialAudioDebugDraw コンポーネントに移動しました。

    AkSurfaceReflector コンポーネントには、新しいパラメータがあります。

  • Mesh: AkSurfaceReflector コンポーネントで、 MeshFilter コンポーネントが不要になりました。その代わり、Spatial Audioに送る、サーフェスリフレクタを表すメッシュは、このパラメータで指定します。何も選択しないと、このコンポーネントが、UnityのGame ObjectにMesh Filterコンポーネントがないかをチェックし、そのメッシュを AkSurfaceReflector として使います。
  • Acoustic Textures: 旧 AkSurfaceReflector コンポーネントでは、サーフェスリフレクタのメッシュ全体に対して1つの AkAcousticTexture しか選択できませんでした。2019.2からは、前のパラメータで提供されるメッシュのサブメッシュごとに、異なる AkAcousticTexture を指定できます。Acoustic Textureパラメータ1つに送られていた古い設定値は、全サブメッシュに適用されます。

Spatial Audioに AkRoomAwareObject という新しいコンポーネントが追加されました。このコンポーネントが AK::SpatialAudio::SetGameObjectInRoom() をコールするので、ゲームオブジェクトがどのルームにいるのかをSpatial Audioが常に把握するのに、役立ちます。このコンポーネントを、Spatial Audioのすべてのエミッターやリスナーに追加する必要があります。

  • AkRoomAwareObject コンポーネントは、移行によって今までAkSpatialAudioEmitterのあったGameObjectに、自動的に追加されるはずです。移行しても、このコンポーネントは AkSpatialAudioListener ゲームオブジェクトに追加されないので、ユーザーが行う必要があります。
  • AkRoomAwareObject コンポーネントの詳細については、 AkRoomAwareObject をInspectorで使う を参照してください。

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