Wwise SDK 2024.1.1
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ゲーム内の状況が変化した場合、通常はその変化をサウンドにも反映させたいものです。例えばプレイヤーのキャラクターが水中に潜る時は、銃声、バックグラウンドミュージック、動作などのサウンドも水面下で発生しているように聞こえるのが望ましいでしょう。オーディオを現在のゲーム内の状況に合わせるにはStateを使用します。
サウンドデザイナーはStateを使用し、現在のゲームステートに応じて適用されるさまざまなプロパティセットをBus、Actor-Mixer、Container、Sound用に作成できます。Stateの影響を受けるプロパティはVolume、Pitch、Low-Pass Filterなどです。
Wwise Authoringでは、さまざまなタイプのゲームステートを表現するために各種State Groupを作成し、それぞれのState Groupに複数のStateを入れることができます。例えば、ゲームに以下のようなState GroupとStateを含めることができます。これらはサウンドデザイナーがWwise Authoringで定義します:
Stateがデザインした通りに機能するには、ゲーム側が各State Groupの現在のStateを適宜適切に設定する必要があります。
サウンドデザイナーの視点から見るStateについてはStateの活用をご覧ください。
ゲームにStateを統合する方法の概要については、 統合の詳細 - State(ステート) をご覧ください。