Wwise SDK 2024.1.0
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タブ区切りファイルをインポートし、異なるオブジェクト階層の作成や変更を行います。プロジェクトは自動的に移行されます(必要な場合)。また、プロジェクトはインポート後に自動的に保存されます。
WwiseConsole tab-delimited-import "C:\MyProject\MyProject.wproj" "C:\fileToImport.tsv" --quiet
タブ区切りファイルを、デフォルトの"useExisting"操作とquietロギングでインポートします。
PROJECT
プロジェクトファイル(.wproj)へのパス。
FILE
インポートするタブ区切りファイル。
--audio-source-from-original
タブ区切りインポートを行うときに、インポートしたオーディオソースファイルと同名のものが、プロジェクトに既に一部入っていることがあります。このオプションを追加することで、この操作で、タブ区切りファイルに記載されたものに置き換えないで、既にあるファイルを使います。
--continue-on-error
エラーが発生しても継続する場合は、このオプションを使います。
--custom-global-closing-cmd CMD
Wwise で定義されたグローバルクロージングステップをオーバーライド。このオプションには、新しいコマンドラインが続けられる必要があります(スペースがある場合は引用符を使用)。コマンドラインに空の文字列("")を指定すると、グローバルクロージングステップを実行しません。
--custom-global-opening-cmd CMD
Wwiseで定義したグローバルオープニングステップをオーバーライドします。このオプションには、新しいコマンドラインが続けられる必要があります(スペースがある場合は引用符を使用)。コマンドラインに空の文字列("")を指定すると、グローバルオープニングステップが実行されません。
--import-language LANGUAGE
タブ区切りインポート操作では、音声のインポートが可能です。このオプションは、インポートした音声のランゲージを指定するのに使います。このオプションのあとに、–languageオプションで指定したランゲージ識別子のうちの1つを続ける必要があります。なお、この操作はオーディオファイルを追加するだけで、ボリューム調整などほかの操作を同時に実行しようとしても、無視されます。
--no-source-control
Skip automatic addition and checkout (if supported by project's source control plugin) of new and modified files to source control.
--quiet
エラー以外のコンソールテキスト出力を無効にします。
--tab-delimited-operation createNew
--tab-delimited-operation useExisting
--tab-delimited-operation replaceExisting
インポートしたオブジェクトの作成方法を、作成するオブジェクトごとに決めます。"createNew": 新しいオブジェクトを作成し、オブジェクト名は可能であれば希望する名前とし、それ以外の場合は新しい固有名を使います。"useExisting": 既存のオブジェクトがあればそれを使い指定したプロパティを更新し、なければ新しいオブジェクトを作成します。これがデフォルト値です。"replaceExisting": 新しいオブジェクトを作成し、同名の既存オブジェクトがある場合は、既存オブジェクトを破棄します。
可能な値:
--verbose
追加のコンソールテキスト出力を有効にします。
WwiseConsole.exeのexit codeの意味は、0は成功、1は1つ以上のエラー発生(警告があることも)、2は警告だけです。
Wwise Consoleの詳細は、 コマンドラインを使う を参照してください。