次のセクションでは、Wwiseバージョン2022.1.12とバージョン2022.1.13の間での変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:
以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。
動作の変更
- WG-69971 今後のパッチに対応するため、Wwise Authoringツールがサウンドエンジンのランタイムをプロファイリングするために使用する通信プロトコルのスキーマが変更されました。この変更により、マイナーパッチバージョン間で通信の後方互換性が失われました。そのため、Wwise 2022.1.13より前のオーサリングツールは、Wwise 2022.1.13以降のバージョンのサウンドエンジンを実行しているゲームに接続できなくなります。反対に22.1.13以降のオーサリングツールは22.1.xxバージョンを実行するゲームに接続できます。バージョン23.1.4もこれに該当します。
SoundBankコンテンツのスキーマは変更されていないため、これらのバージョン間では互換性が維持されています。
その他の変更
- WG-70951 Visual Studio 2022のバージョンを17.8.9にアップグレードしました。
- WG-71498 Visual Studio 2019のバージョンを16.11.35にアップグレードしました。
- WG-71502 Visual Studio 2017のバージョンを15.9.61にアップグレードしました。
バグ修正
- WG-68844 修正済み:Wwiseを閉じるとクラッシュする可能性がありました。
- WG-71596 修正済み:
.prof
ファイルで作業する時に、Voice Inspectorにデータが表示されていませんでした。
コミュニティで報告されたバグの修正
- WG-69228 修正済み:(Spatial Audio)回析パスがない場合、組み込み回析パラメータはRTPC値に対して100ではなく0を設定していました。
- WG-71263 修正済み:回析レイの割り当てが間違って
AkMemID_Profiler
にタグ付けされていたにもかかわらず、リリースビルドの要件になっていました。
- WG-71369 修正済み:高い比率で操作すると、CompressorおよびExpander Effectプラグインで浮動小数点例外が発生していました。
- WG-71418 修正済み:(Spatial Audio)仮想ポジショニングを無効にすると、一部のシナリオで無効なサウンドポジションがサウンドエンジンに渡されていました。
- WG-71610 修正済み:UnityプロジェクトにWwise ASIOプラグインをインテグレートする時に、初期化プロセスでクラッシュしていました。