次のセクションでは、Wwiseバージョン2021.1.6とバージョン2021.1.7の間での変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:
以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。
動作の変更
- WG-56439 Spatial Audio: エミッターのポジションとバーチャルポジションを、パスの更新の合間に、スムーズに更新するようになりました。これにより、大きい距離の閾値を使用したときに聞こえてしまう「ステップ型」のノイズが、削減されます。
パフォーマンスの変更
- WG-58649 AkArray::Copy を調整し、その下部のメモリの不要な破壊を回避することで、サウンドエンジン内のメモリアロケーション数やfree数を多少削減しました。
バグ修正
- WG-55462 修正済み: Keyboard ShortcutsやCommandsで作成したコマンドファイルは、Macでグレーアウトされました。
- WG-56281 修正済み: ルームやポータルが存在するなかでジオメトリをロード・アンロードすると、クラッシュする可能性がありました。
- WG-58028 修正済み: ボイスを削除した時にContents Editorがクラッシュしました。
- WG-58713 修正済み: (Mac Authoring) 現行ワーキングディレクトリがカスタムコマンドで機能しませんでした。
コミュニティで報告されたバグの修正
- WG-55235 修正済み: Dialogue Event Editorで多数のパスを選択すると、クラッシュしました。
- WG-57782 修正済み: (WAAPI) ak.wwise.core.soundbank.generate を、パラメータ writeToDisk = false で呼び出すと、SoundBank GenerationのPre(事前)ステップやPost(事後)ステップが実行されませんでした。
- WG-58048 修正済み: WwiseUnityAddressablesパッケージで、旧APIが使われました。
- WG-58172 修正済み: 3D User-Defined Positioningパスを使うと、クラッシュしました。
- WG-58185 修正済み: リダイレクトの出力を使うと、カスタムコマンドが、プログラムの先頭にChange Working Directory (CWD) を追加しました。
- WG-58199 修正済み: Wwiseと共にパブリッシュしたダイナミックライブラリの一部にマルウェアの恐れがある、と報告されてしまいました。必要に応じて、これらをAudiokineticの証明書で署名することにしました。
- WG-58233 修正済み: 低いObstruction値を設定すると、SetPortalObstructionAndOcclusion が機能しないことがありました。
- WG-58435 修正済み: Wwise Channel Router Mixerプラグインが、プラグインのコンテンツをバンクに正しく入れませんでした。
- WG-58554 修正済み: Game Aux、User Aux、EffectsのOverride parentのプロパティが、接続中に不要にも無効になりました。
- WG-58637 修正済み:
Ak::SoundEngine::GetSpeakerConfiguration
を呼び出すのが早すぎると、0を返しました。