Wwise SDK 2023.1.8
|
次のセクションでは、Wwiseバージョン2017.2とバージョン2018.1の間での変更点を挙げ、説明します。以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。オンラインヘルプを使用する場合は、目次カラムの最上段にあるリストから、異なるバージョンのWwise を選択することもできます。
注釈: プラグイン開発者へ このWwiseバージョンは、Wwise 2018でビルドしたプラグインをサポートします。これ以前のバージョンのWwiseでビルドされたプラグインは、プラグイン開発者が互換性のあるバージョンでリコンパイルして、リパッケージする必要があります。 |
AK::IAkGlobalPluginContext
に新サービスを追加し、プラグインがグローバルコールバックからEventやMIDIをポストできるようにしました。AkRoomParams
の非推奨のフィールドである'priority'を削除しました。SetPortalObstruction()
をSetPortalObstructionAndOcclusion()
に、SetEmitterObstruction()
をSetEmitterObstructionAndOcclusion()
に、名前を変更しました。新しいオクルージョン値はサウンドエンジンに送られ、SetObjectObstructionAndOcclusion()
に似た方式で、ウェットパスとドライパスの両方に影響を与えます。AkInitSettings::eFloorPlane
を追加し、ゲームに接続中にWwiseオーサリング内で使われる底面(floor plane)の仕様を設定できるようにしました。設定値として、 AkFloorPlane_X-Z
(デフォルト)、 AkFloorPlane_X-Y
、 AkFloorPlane_Y-Z
が可能です。Unreal EngineのユーザーがAudiokineticのインテグレーションを使用しない場合は、AK::SoundEngine::Init
をコールする前に、この値を AkFloorPlane_XY
に設定することを検討してください。AK::IAkGlobalPluginContext::RegisterGlobalCallback()
で、コールバックのパフォーマンスをプラグインタイマー内に登録するには、プラグインID(Type、Company、Plug-in)が必要となりました。AK::SoundEngine::RegisterGlobalCallback()
が、プラグイン登録のためにプラグインIDを受け入れるオプションができました。QueryIndirectPaths
が QueryReflectionPaths
に変更にされ、 AkSoundPathInfo
が AkReflectionPathInfo
に変更されました。ak.wwise.ui.project.open
WAAPI コールや、UIからプロジェクトを開くことで、プロジェクトを開く動作が完了するまで、それ以外のWAAPIコールが防止されます。プロジェクトのロードが問題なく完了したことの通知を受け取るには、 ak.wwise.core.project.loaded
にサブスクライブします。Ctrl+#
( #は、1 ~ 9
の数字)を使用することにしました。この変更に合わせて、プラットフォーム切り替えのショートカットを、 Alt+#
に変更しました。StopAll
performance関連の問題。ak.wwise.waapi.getSchema
コールの、必要な引数が不足しています。ak.wwise.ui.commands.execute
経由で開くと、すでにそのビューが開いていた場合は隠れてしまいました。audioSource:maxDurationSource
が、Sound Voiceオブジェクトに使えません。ak.wwise.core.audio.importTabDelimited
が、エラー内に非標準の詳細フィールドを返しました。詳細は、 WAAPI ak.wwise.core.audio.importTabDelimited エラーフォーマットの変更 を参照してください。AkMotionSink::Init
から例外がスローされていました。