バージョン
Selection Channelを使用し、複数のビュー間で選択内容を同期できます。Meter Instanceでは、複数のレイアウト間でメーターを同期できます。つまり1つのメータービューで選択したバスやAudio Deviceが、同じインスタンスのすべてのメータービューで自動的に選択されます。
Selection Channelsを使い、以下のいずれかの方法でビューを同期できます:
Project ExplorerやEvent Viewerでは: Project ExplorerやEvent Viewerの複数のインスタンスを複数のレイアウトで表示している場合に、これらのビューを同期させたいことがあるかもしれません。Project ExplorerまたはEvent Viewerの複数のインスタンスで同じSelection Channelを選択すると、あるインスタンスのビューで行った選択や移動がほかのインスタンスでも自動的に行われます。例えば3つのProject Explorerを3つの異なるレイアウトで表示していてすべてSelection Channel 1に同期されている場合、そのうち1つのProject ExplorerでGame Syncsタブに切り替えると、そのチャンネルに同期されているすべてのProject Explorerビューでも自動的にGame Syncsタブに切り替わります。
![]() | 注釈 |
---|---|
同じレイアウト内のProject ExplorerやEvent Viewerで2つ以上のインスタンスが同じSelection Channelに属することはできません。 |
タイトルバーにSelection Channelアイコンがあるその他のビュー: ビューをProject ExplorerやEvent Viewerの特定のSelection Channelと同期させたい場合にこのオプションを使います。つまりそのチャンネルのProject ExplorerやEvent Viewerで選択したオブジェクトは、同期されたビューでも自動的に選択されます。
Project ExplorerまたはEvent Viewerの複数のインスタンスを異なるレイアウト間で同期させる方法:
Project ExplorerまたはEvent ViewerのタイトルバーでSelection Channelアイコンをクリックします。
ショートカットメニューで、以下のオプションを1つ選択する。
Pinned: このビューとすべてのチャンネルとの同期を無効にします。
Sync with Selection Channel 1: ビューをチャンネル1と同期します。
Sync with Selection Channel 2: ビューをチャンネル2と同期します。
Sync with Selection Channel 3: ビューをチャンネル3と同期します。
Sync with Selection Channel 4: ビューをチャンネル4と同期します。
ほかのレイアウトのProject ExplorerとEvent Viewerを同期させるには、レイアウトを変えて手順1~2を繰り返します。
ほかのビューを特定のProject ExplorerやEvent Viewerのチャンネルに同期させる方法:
そのビューのタイトルバーでSelection Channelアイコンをクリックします。
ショートカットメニューで、以下のオプションを1つ選択する。
Sync with Any Selection Channel: ビューを任意のチャンネルと同期します。
Pinned: このビューとすべてのチャンネルとの同期を無効にします。
Sync with Selection Channel 1: ビューをチャンネル1と同期します。
Sync with Selection Channel 2: ビューをチャンネル2と同期します。
Sync with Selection Channel 3: ビューをチャンネル3と同期します。
Sync with Selection Channel 4: ビューをチャンネル4と同期します。
Object TabまたはEvent Viewerでオブジェクトを選択すると、同じ選択チャンネルのProject Explorerでもそのオブジェクトが自動的に選択されます。この自動選択を無効にするには、Follow Object Selectionのチェックを外します。
メータリング(測定)にはAudio Device Meter、Loudness Meter、Meterの3種類の専用ビューがあります。1つのレイアウトで、各ビューを4インスタンス(A、B、C、Dのいずれか)まで同時に開くことができます。1つのレイアウト内にある同じタイプのビューは、それぞれ異なるインスタンスに設定する必要があります。各インスタンスで選択したバスまたはAudio Deviceは、すべてのレイアウト間で、同じインスタンスのすべてのビューにおいて自動的に同期されます。特定のインスタンス向けにバスまたはAudio Deviceを選択すると、同じWwiseプロジェクトを次に開いた時もその選択内容が復元されます。
2つのMeterビューを同期するには:
WwiseメニューバーでViews > Meterをクリックし、以下のいずれかを選択します:
Meter - Instance A
Meter - Instance B
Meter - Instance C
Meter - Instance D
Meterビューが開くので、希望するバスまたはAudio Deviceを選択します。
別のレイアウトに切り換えてViews > Meterをクリックし、ステップ1で選択したものと同じメーターインスタンスをリストから選択します。
Meterビューが開き、ステップ2の選択と合致するバスまたはAudio Deviceが自動的に選択されます。それ以降、バスまたはAudio Deviceの選択にいずれかのレイアウトで変更を加えると、もう片方のレイアウトにも反映されます。
上記の手順は、Audio Device MeterやLoudness Meterにも適合させることができます。
非同期の(ピン留めした)メーターを開くには:
WwiseメニューバーでViews > Meter > Meter - New Pinned Viewをクリックします(Ctrl+Shift+T)。
ビューが開くので、希望するバスまたはAudio Deviceを選択します。
このメーターは他のメーターと同期されません。
![]() | 注釈 |
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開くことのできるピン留めしたメーターの数に制限はありません。 |
上記の手順は、Audio Device Meterにも適合させることができます。メータービューのInstanceは、ビューのタイトルバーにあるピンや文字(A、B、C、Dのいずれか)をクリックして変更することもできます。