このインテグレーションの各バージョンは、それぞれUnreal Engineの特定のビルドに対応しています。以下が、このインテグレーションの2021.1.10.7883.2350版で（Unrealの新しいビルドにアップグレードしたこと以外に）変更された点です。

注記： このインテグレーションは、Unreal Engineの実験的な機能をサポートしていません。

注記： このインテグレーションのコンパイル対象はUnreal Engineバージョン4.26、4.27、5.0です。Unreal Engine 4.27.2と5.0.2を対象にテストしました。現在、上記Unreal Engineバージョンより新しいバージョンをサポートしていませんが、今後のパッチリリースでサポートします。

以前のバージョンについては、 以前のリリースノート を参照してください。

• パフォーマンスの変更
• その他の変更
• バグ修正
• コミュニティで報告されたバグの修正

パフォーマンスの変更

• WG-57180 AkComponent.hコードを最適化してUnrealインテグレーションAPIのパフォーマンスを改善しました。

その他の変更

• WG-59977 Static MeshコンポーネントのSimple CollisionメッシュをSpatial Audio Geometryに変換するためのコードを最適化しました。

バグ修正

• WG-60030 修正済み：UE5では、新しく作成したAk Actorをエディタでプロファイリングすると（期待されたオブジェクト名称ではなく）一般的な名前がつきました。
• WG-60291 修正済み：UnrealのBrush EditingモードでSpatial Audio Volumeの頂点を結合するとUnrealがクラッシュしました。
• WG-60292 修正済み：Spatial Audio Tutorial MapのすべてのSAVのアコースティックテキスチャがNoneに設定されていました。
• WG-60331 修正済み：Static MeshコンポーネントにAk Late Reverbコンポーネントを追加後、ガベージコレクション中にUnrealがクラッシュしました。
• WG-60348 修正済み：SetGameObjectRadius APIの呼び出しでGame Object IDが返されませんでした。
• WG-60351 修正済み：Unrealでゲームがアクティブでない時に SetPosition と SetGameObjectInRoom が毎フレーム呼び出されました。
• WG-60626 修正済み：Unreal Editorを閉じる時に不要なエラー"Could not unload media"がログに記録されました。
• WG-60744 修正済み：レベルを切り替えてゲームを閉じる時にクラッシュする可能性がありました。

コミュニティで報告されたバグの修正

• WG-55309 修正済み：Unrealエディタが閉じている時にWwiseアセットを作成し、続いてUnrealエディタを開くと、Unrealはアセットを作成しますがソースコントロールに自動的に追加しませんでした。
• WG-56694 修正済み：Wwiseをアップグレードした後に初めてプロジェクトを開くとクラッシュしました。
• WG-57295 修正済み：WAAPIでSoundBankを生成した時にUnreal Editorがクラッシュしました。
• WG-57514 修正済み：AddressSanitizerの実行中に文字列が正しく変換されませんでした。
• WG-58812 修正済み：Portalをシーンから登録解除するとすべてのSpatial Audioルームが更新されました。
• WG-60364 修正済み：メディアアセットのロードが完了する前にそのメディアアセットを破壊すると、ゲームスレッドやレンダースレッドがブロックされることがありました。
• WG-60527 修正済み：メディアメモリを割り当てることができないとクラッシュしました。
• WG-60592 修正済み：組み込みプロパティにバインドされたRTPCを使用するモジュレータを使用するとクラッシュしました。
• WG-60619 修正済み：UE 4.27でChaos Physicsを有効にした時のコンパイル問題。
• WG-60820 修正済み：Wwiseで設定したUnreal CultureからWwise Cultureへのマッピングは、Wwise Project Infoが見つからないと削除されました。
• WG-60864 修正済み：Sequencerを一時停止してもサウンドが一時停止されませんでした。
• WG-61029 修正済み：エディタを専用サーバモードで実行した時、"Skipping media load"ログスパムが発生していた。