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Contents Editor:スイッチコンテナ

Contents Editorで、Switch Container内のオブジェクトに関連するプロパティを簡単にアクセスできます。画面は、以下の2つのエリアに分かれています。

  • Objectリストのペインに、Switch Container内のオブジェクトリストが表示されます。

  • Assigned Objectsペインで、様々なスイッチやステートにオブジェクトをアサインできます。

項目

内容

列のヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columnsをクリックする。

「Object Property Settings」が開く。表示する行とその順番を指定する。

[name]

オブジェクト名。

Inclusion

SoundBankを生成する時にエレメントを含めるかどうかを指定する。選択すると、このオブジェクトが含まれる。選択しないと、含まれないことを示す。

サウンドデザインをプラットフォームごとに最適化するために、一部のエレメントを特定のプラットフォームで除外することができる。デフォルトで、このチェックボックスは全プラットフォームに適用される。チェックボックスの左側にある Linkインジケータ を使用し、エレメントをアンリンクする。その後にチェックボックスの状態をプラットフォームごとにカスタマイズできる。

このオプションを選択しないと、エディタのプロパティオプションや動作オプションが設定ができなくなる。

Default value: true

First Occurrence Only

ゲームエンジンがSwitch Containerをトリガーする度にオブジェクトを再生するのか、Switchが切り替わった時だけに再生するのかを指定する。

First Occurrence Onlyオプションを有効にすると、Switchが切り替わったあとの初回の時だけ、オブジェクトが再生される。その後に同じスイッチコンテナをトリガーしても、オブジェクトは再生されない。First Occurrence Onlyオプションを無効にすると、ゲームエンジンがSwitch Containerをトリガーする度に、オブジェクトが再生される。

Default value: false

Continue Playing

2つ以上のSwitchに入っているオブジェクトを、新しいSwitchがトリガーされた時に再生し続けるのかを指定する。

  • Continue Playingを有効にすると、両方のSwitchに入っているオブジェクトの再生が継続される。

  • Continue Playingを無効にすると、オブジェクトの再生が停止し、再び最初から再生される。

[注釈]注釈

Continue Playingオプションは、Switch Play ModeをContinuousに設定した場合に限り、選択できる。

Default value: false

Fade-in Time

Switchが切り替わった時に、このオブジェクトをフェードインさせる時間。

本オプションは、Switchの動作をContinuousに設定している場合に限り表示される。

単位: s

Default value: 0

Range: 0 to 60

Fade-out Time

Switchが切り替わった時に、このオブジェクトをフェードアウトさせる時間。

単位: s

Default value: 0

Range: 0 to 60

Voice Volume

バスにルーティングする前、またはAuxiliary Busに送る前に、現在のオーディオオブジェクトに適用する減衰(レベルまたは振幅)。ボリュームの詳細については「ボイスパイプラインを理解する」を参照。

デフォルト値: 0
Range: -400から400
単位: dB

[注釈]注釈

デフォルトスライダレンジは、-96から+12までとなっています。範囲を広げるには、数値を直接入力するか、編集コントロール部分にカーソルを当てたまま、マウスをスクロールします。

Voice Pitch

以下のような、オーディオストラクチャの再生スピード。

  • Pitch 0 = 通常のスピード

  • Pitch 1200 = 2倍速

  • Pitch 2400 = 4倍速

  • Pitch -1200 = 0.5倍速

  • Pitch -2400 = 0.25倍速

[ヒント]ヒント

1200 centsは、1オクターブに等しい。

Default value: 0

Range: -2400 to 2400

Units: Cents

Voice Low-pass Filter

指定値に基づいて高周波を減衰させる、リカーシブ(再帰)フィルタ。

ローパスフィルタの単位は、適用するローパスフィルタ率を表し、0はローパスフィルタなし(信号に影響なし)、100は最大減衰を表す。

(—詳しくは WwiseのLPFとHPF値カットオフ周波数 を参照。)

単位:%

Default value: 0

Range: 0 to 100

Notes

このオブジェクトのプロパティについての、追加情報。

Assigned Objects

特定のSwitchまたはStateにアサインされている、Switch Container内のオブジェクトのリスト。オブジェクトをアサインすることで、あるSwitchまたはStateの時に再生するオブジェクトを指定できる。If several objects are assigned to a Switch, they will all be played back simultaneously at runtime.

SwitchやStateは、その名前を示すタイトルバーによって区分けされる。デフォルトのSwitchまたはStateのタイトルバーには、[Default]表示が付く。

State GroupやSwitch Groupのタイトルバーの矢印をクリックすることで、展開・縮小表示できる。


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