バージョン
プロジェクトのAttenuation ShareSetが作成できたら、オブジェクトに適用し始めます。なお、このプロパティの影響を受けるオブジェクトが1つか複数かによって、カスタマイズした減衰インスタンスを使うのか、シェアされる減衰インスタンスを使うのかが、決まります。
オブジェクトを減衰させるには、オブジェクトにAttenuation ShareSetを適用します。同じShareSetに複数のオブジェクトを登録できるので、変更が必要となった時に、時間を大幅に節約できます。
Attenuation ShareSetを、オブジェクトに適用するには:
Property Editorに、オブジェクトを1つロードする。
Positioningタブに切り替える。
In the Attenuation group, click the Selector button (>>).
![]() | 注釈 |
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Attenuationグループを起動するにはListener Relative Routingを有効にする必要があります。 |
Attenuation ShareSetリストが表示される。
適用させるAttenuation ShareSetを選択する。
該当テキストボックスにShareSet名が表示され、ShareSetがオブジェクトに適用されたことを示す。
![]() | 注釈 |
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減衰のプロパティを編集するには、Editボタンをクリックします。 |
WwiseのAttenuationインスタンスは、以下の2種類に分類できます:
カスタム減衰インスタンスは、階層にある1つのオブジェクトに適用します。カスタムインスタンスのプロパティを変更すると、この1つのオブジェクトだけが影響を受けます。
Attenuation ShareSetsはプロジェクト階層にある複数のオブジェクトに適用します。ShareSetのプロパティを変更すると、そのShareSetを使用する全てのオブジェクトが、影響を受けます。
減衰インスタンスを作成すると、デフォルトで全てShareSetとなります。ただし、目的に応じて、Attenuation ShareSetをカスタム減衰インスタンスに変換できます。変更した後に加えた修正は、減衰インスタンスに登録された1つのオブジェクトだけに適用されます。
減衰インスタンスを、オブジェクトに適用するには:
Property Editorに、オブジェクトを1つロードする。
Positioningタブに切り替える。
From the Mode list in the Attenuation group, select one of the following options:
Use ShareSetsは、現在のオブジェクトに、ShareSetを適用する。
Define customは、現在のオブジェクトに、カスタム減衰インスタンスを適用する。
![]() | 注釈 |
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Attenuationグループを起動するにはListener Relative Routingを有効にする必要があります。 |
![]() | 注釈 |
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減衰のプロパティを編集するには、Edit...ボタンをクリックします。 |