離散3D Audio Objectとして別途システムに送られる予定だったボイスが、代わりに、ミキシングされます。理由は、すでに再生中の離散3D Audio Objectの数が多すぎるからです。
離散オブジェクトに対応する3Dオーディオシステムは、一般的に、同時再生できる数を制限します。例えばWindows 10のWindows Sonic for Headphonesは、最大112の個別3Dオブジェクトに対応します(詳細はMicrosoftの Spatial Sound ドキュメンテーション を参照してください)。
新しいボイスがこの上限を超えると、毎回、このエラーがCapture Logで出ます。
推奨される解決策:
このボイスを3D空間に配置するつもりがなかった場合は、その3D Spatializationプロパティを None に変えます。
このボイスを離散オブジェクトとして送信するつもりがなく、単にエラーメッセージを抑制したい場合は、このサウンドをミキシングバスにルーティングします。あるいは、もしあなたのミキシング階層の都合で制限されてしまう場合は、サウンドにWwise System Output Settings Metadata ShareSetを添付し、 Mix Behavior プロパティを Mix to main に設定します。
もしシステムの離散3Dオーディオオブジェクトの機能が特定のオブジェクト数に対応していないときに、それを利用しない場合は、マスターバスが使うSystem ShareSetの、 System Minimum Object Requirement プロパティの値を大きくします。なお、この設定はプラットフォーム別に行えます。
3D Audio Objects自体を利用しないことにする場合は、マスターバスが使うSystem ShareSetで Enable Objects プロパティの選択を外してください。