次のセクションでは、Wwiseバージョン2019.2.9とバージョン2019.2.10の間での変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:
以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。
新機能
- WG-53068 Profiler Filter - プレフィックスの"go"が、Game Object名に加えてGame Objectの数字にも合致するようになりました。
バグ修正
- WG-52515 修正済み: Wwiseオブジェクトのネスト化されたフォルダを移動すると、WAAPIアセットの同期に問題がありました。
- WG-52765 修正済み: Music TransitionのSource Object ContextやDestination Object Contextで、Music Segmentへの壊れたリファレンスがあると、クラッシュすることがありました。
- WG-52774 修正済み: ダークテーマにすると、Game Object 3D ViewerでPortalの色が緑ではなく黒でした。
- WG-52896 修正済み: アーリーリフレクションバスとして使用するAuxiliary Busの出力に、Obstructionが適用されました。Spatial Audioでは個々のリフレクション(イメージソース)を個別に評価し、オブストラクション適用の有無がそれぞれ違うので、このようなことは好ましくありません。
- WG-53141 修正済み:
AkMemSettings::uDevicePageSize
が考慮されませんでした。
- WG-53142 修正済み: デバイスメモリがあると、
AkMemSettings::uMemAllocationSizeLimit
を超過することがありました。
- WG-53250 修正済み: wp.pyを使うと、Property Helpドキュメンテーションがパッケージングされませんでした。
- WG-53259 修正済み: 子にContinuousのコンテナがあるようなContinuous Blendコンテナは、一時停止したときに再生が再開されました。
- WG-53437 修正済み: 既にロードされたメディアを含むSoundBankをロードしたときに、I/Oデバイスのブロックサイズが1より大きいと、BankReaderが無限ループとなる可能性がありました。
- WG-53495 修正済み: Vorbisボイスが、Play From Elapsed Time動作でバーチャル状態から戻ったときに、シークのオフセットが少しずれてしまうことがありました。
- WG-53536 修正済み: Convolution Reverbを使用中にオーディオアセットをロード・アンロードすると、クラッシュしました。
- WG-53631 修正済み: Voice Inspectorで報告される、ボリュームやメイクアップゲインの時間やエンベロープのモジュレータが、誤っていました。
コミュニティで報告されたバグの修正
- WG-52754 修正済み: Sound Engineのクラッシュの可能性、
AkTransitionManager::ProcessTransitionList
。
- WG-52822 修正済み: Capture Logタイプのフィルタが、正しく機能しませんでした。
- WG-52990 修正済み: 特定の状況下でプロジェクトを開くと、クラッシュすることがありました。
- WG-53325 修正済み: カスタムアタッチメントの、ミキサープラグインGUIのサイズが正しくありませんでした。
- WG-53508 修正済み: GetSourcePlayPositionsは、48KHz未満のサンプルレートでエンコードされたATRAC9ソースのポジションを、誤って報告しました。
- WG-53539 修正済み: 多数のBlend ContainerがModulatorで動いている場合に、パフォーマンスが低下しました。
- WG-53587 修正済み: コンバージョン処理中にSoundBankを生成すると、デッドロックや、データ破損の可能性がありました。