バージョン
Project SettingsダイアログのGeneralタブで以下のタスクを実行できます:
プロジェクトのアセットやファイルをソース管理システムで管理する場合、ソース管理プラグインを選ぶことができます。使用中のWwiseのバージョンがそのプラグインに対応していれば、ワークスペース用にプラグインコンフィギュレーションを設定することも可能です。
WwiseにはPerforce®とSubversion(非推奨)の2つのソース管理プラグインが同梱されています。
Wwiseが対応しているPerforceや Subversionのバージョン情報については「Supported Perforce/Subversion versions」またはWwise SDKドキュメンテーションを参照してください。
注釈 | |
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コンフィギュレーション要件は、ソース管理プラグインによって異なります。コンフィギュレーション設定については、システム管理者と確認して下さい。 |
プロジェクトのソース管理プラグインを設定するには:
以下のいずれかの方法でProject Settingsダイアログを開きます:
Projectメニューで、Project Settingsを選択する。
[Shift]+[K]を押す。
Source ControlグループのPlug-inリストから、プロジェクトで使用する<Source Control>プラグインを選択する。
プラグインのコンフィギュレーションを設定するには、Configをクリックする。
Source Control Plug-in Configurationダイアログが開く。
Source Control Plug-in Configurationダイアログの各フィールドに必要な情報を入力する。Use Audiokinetic Wave Viewer to diff WAV filesが有効な場合、WAVファイルの比較にWwise Wave Viewerが使用されます。
注釈 | |
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コンフィギュレーション設定については、システム管理者と確認して下さい。 |
OKをクリックして、コンフィギュレーション設定を保存し、Plug-in Configurationダイアログを閉じる。
OKをクリックして、設定を保存し、Project Settingsダイアログを閉じる。
プロジェクトにインポートしたオリジナルのオーディオファイルのコピーは、プロジェクトのOriginalsフォルダに保存されます。フォルダの場所は、プロジェクトを作成する時に決めます。Generalタブで、オリジナルファイルの保存場所を指定できます。パスの一部として、例えば$(WWISESDK)
や$(TEMP)
など環境変数を含めることも可能です。プロジェクト全体の保存場所を選択することも、自分専用の別の保存場所を選択することもできます。なお後者は、以下のような場合に非常に便利です。
遠隔で作業をしているため、Originalsフォルダにアクセスできない。
Originalsフォルダの中身を編集する権限がない。
プロジェクトのOriginalsフォルダの場所を変えずに、Originalsフォルダの一時的な場所を作成する必要がある。
注釈 | |
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プロジェクトで設定したOriginalsフォルダにアクセスできない場合は、オーバーライド設定が自動的にオンになり、Originalsフォルダがユーザのプロジェクトフォルダに移動し、プロジェクトの作業ができるようになります。 |
Originalsフォルダについては「メディアファイルの構造」を参照してください。
プロジェクトのOriginalsフォルダの場所を設定するには:
以下のいずれかの方法でProject Settingsダイアログを開きます:
Projectメニューで、Project Settingsを選択する。
[Shift]+[K]を押す。
プロジェクトのOriginalsフォルダの場所を設定するには、以下のいずれかを行う:
Original Audio FilesグループでOriginalフォルダのパスを入力またはペーストする。パスは、絶対パスでもプロジェクトフォルダに対する相対パスでもよい。デフォルトパスは、“Originals”である。
Browseボタン(...)をクリックし、「Advanced Folder Picker」を使用してオーディオファイルのOriginalsフォルダを保存する場所を指定する。
自分専用のOriginalsフォルダの場所を設定するには、以下のいずれかを行う:
Original Audio FilesグループでOverride location for current userオプションを選択する。
Browseボタン(...)をクリックし、「Advanced Folder Picker」を使用してオーディオファイルのOriginalsフォルダを保存する場所を指定する。
OKをクリックして、設定を保存し、Project Settingsダイアログを閉じる。
プロジェクトのCacheフォルダに、オーディオファイルのコンバージョンの過程や、やSoundBank生成の過程で、Wwiseが生成した中間データが保存されます。新規プロジェクトを作成すると、最初はプロジェクトのディレクトリ内の、.cache/に場所が設定されます。Project SettingsダイアログのGeneralタブでキャッシュファイルの場所を変更できます。パスの一部として、例えば$(WWISESDK)
や$(TEMP)
など環境変数を含めることも可能です。プロジェクト全体の保存場所を選択することも、自分専用の別の保存場所を選択することもできます。後者は、以下のような場合に便利です。
遠隔で作業をしているため、Cacheフォルダにアクセスできない。
Cacheフォルダの中身を編集する権限がない。
プロジェクトのCacheフォルダの場所を変えずに、Cacheフォルダの一時的な場所を作成する必要がある。
注釈 | |
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プロジェクトで設定したCacheフォルダにアクセスできない場合はオーバーライド設定が自動的にオンになり、Cacheフォルダがユーザのプロジェクトフォルダに移動し、プロジェクトの作業ができるようになります。 |
Cacheフォルダの場所をオーバーライドした場合、Wwiseを次に起動する時に、新しい場所となっています。しかし、他のユーザは引き続き、元の場所にあるフォルダにアクセスします。プロジェクトで設定した場所のCacheフォルダに再度アクセスするには、このオプションをオフにして下さい。Cacheフォルダについては「メディアファイルの構造」を参照してください。
注意 | |
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同じCacheフォルダを、複数のユーザが同時にアクセスすることは、絶対に避けてください。 |
プロジェクトのCacheフォルダの場所を設定するには:
以下のいずれかの方法でProject Settingsダイアログを開きます:
Projectメニューで、Project Settingsを選択する。
[Shift]+[K]を押す。
プロジェクトのCacheファイルの、フォルダの場所を設定するには、以下のいずれかを行う:
Cached Audio Filesグループでキャッシュフォルダのパスを入力またはペーストする。パスは、絶対パスでもプロジェクトフォルダに対する相対パスでもよい。デフォルトパスは、“.cache”である。
Browseボタン(...)をクリックし、「Advanced Folder Picker」を使用してキャッシュファイルのフォルダを保存する場所を指定する。
自分専用のCacheファイルのフォルダの場所を設定するには、以下のいずれかを行う:
Cached Audio FilesグループでOverride location for current userオプションを選択する。
Browseボタン(...)をクリックし、「Advanced Folder Picker」を使用してキャッシュファイルのフォルダを保存する場所を指定する。
OKをクリックして、設定を保存し、Project Settingsダイアログを閉じる。
Wwiseのイベントを作成するには、いくつかの方法があります。対象オブジェクトのないイベントをWWiseで作成すると、一般的なイベント名が新しいイベントに付けられます。一方、特定オブジェクト用のイベントを作成した時の新しいイベント名をWwiseでどのようにつくり出すかは、事前に指定できます。
プロジェクトのEvent Creation Settingsを設定するには:
以下のいずれかの方法でProject Settingsダイアログを開きます:
Projectメニューで、Project Settingsを選択する。
[Shift]+[K]を押す。
以下の通り、Event Creation Settingsをプロジェクト用に設定するのか、現在のユーザ専用に設定するのかを選択する:
プロジェクト用にEvent Creation Settingsを設定するには、Define settings for projectを選択する。
現在のユーザ専用にEvent Creation Settingsを設定するには、Override settings for current userを選択する。
以下の通り、Event Creation Settingsを選択する:
イベント名にアクション名を入れるにはAdd action nameを有効にする。
イベント名の大文字・小文字を区別するにはModify caseを有効にする。
詳細は以下を参照。
OKをクリックして、設定を保存し、Project Settingsダイアログを閉じる。
デフォルトでオブジェクト名を新しいイベント名として使う。新しいイベント名を以下のオブションで変更できる:
Add action name: 有効にすると、イベントのアクション名がイベント名に含まれる。
set as prefixアクション名がオブジェクト名の前に入る: <action_name>_<object_name>
set as suffixアクション名がオブジェクト名の後に入る: <object_name>_<action_name>
Modify case: 有効にすると、イベント名の大文字・小文字が区別される。
all lowercase: 全て小文字のイベント名となる。
all uppercase: 全て大文字のイベント名となる。
注釈 | |
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Event Creation Settingsはプロジェクト全体用に設定するか、現在のユーザ専用に設定します。 |