次のセクションでは、Wwiseバージョン2019.2.3とバージョン2019.2.4の間での変更点を挙げ、説明します。一部の次世代プラットフォームに関して、その固有情報を見るには、Audiokinetic Launcherで該当するオフラインドキュメンテーションをダウンロードしてください。以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。
プラットフォームSDKアップデート
- Switch SDK: SDKを10.4.1へアップデート
- PS4 SDK: SDKを7.508.001にアップデート。
新機能
- WG-49527 WwiseConsole: SoundBank生成に –no-wwise-dat の対応を追加しました。
動作の変更
- WG-49412 修正済み: (PS4) SceAudio3d Object PannerプラグインでSpreadやFocusを計算するときに使う距離が、エミッターとリスナーの間の実際の距離と一致しませんでした。
バグ修正
- WG-48057 修正済み: tvOSは、スピーカーセットアップがステレオ以外のときに、チャンネルを誤ったスピーカーに送りました。
- WG-48340 修正済み: FilePackageのアンロードがスレッドセーフでありませんでした。
- WG-49012 修正済み: SoundBank生成を開始したときに、Wwise Authoringがフリーズする可能性がありました。
- WG-49094 修正済み: (WAAPI) Work Unitを ak.wwise.core.object.create で作成するときに
onNameConflict
を rename
または merge
に設定すると、エラーが発生しました。
- WG-49111 修正済み: Perforceのサブミットのキーボードショートカット(Ctrl+Shift+Alt+C)は、アンドックされているとProject Explorerから使えませんでした。
- WG-49130 修正済み: RTPCエディタでXやYの編集値を変更してから、カーブエディタをクリックしても、値の編集で設定したポジションが変更されませんでした。
- WG-49319 修正済み: オブジェクト階層をコピーすると、元のオブジェクトのメディアIDが変わることがありました。
- WG-49320 修正済み: 同じUser-Defined Pathを同時にシェアするサウンドの数が255を超えると、クラッシュする可能性がありました。
- WG-49371 修正済み: bDebugOutOfRangeCheckEnabled オプションを有効にすると、システムが誤って、有効なデータを含むソースに関して "Wwise audio out of range: After calling GetBuffer on a source" というメッセージを送りました。
- WG-49477 修正済み: スペーシャルオーディオのDiffraction計算が不安定なため、パスが定期的に失われました。
- WG-49498 修正済み: Music Transitionは、そのSourceまたはDestinationがネスト化されたWork Unit下にあると、プロジェクトロード時に削除されました。
- WG-49522 修正済み: Spread減衰カーブの、S-CurveやInverted S-Curve形状のセグメントが、わずかに負のスプレッド値となることがあり、そうすると知覚される音の方向が反転してしまいました。
- WG-49550 修正済み: プロジェクトを保存すると、WwiseがメディアのIDファイル(<project-name>.mediaid)を更新しました。
- WG-49643 修正済み: MS Spatialアウトプットプラグインを使うと、意に反してCOMが初期化されない結果となることがありました。
- WG-49739 修正済み: ブループリントで使ったときの、AkGeometryコンポーネントのポジションやAcoustic Textureのバグ。
コミュニティで報告されたバグの修正
- WG-49124 修正済み: SoundBank生成用の引数HeaderFilePathを、WwiseCLIは提供しますが、WwiseConsoleは提供しません。
- 参照
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