バージョン

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Wwise SDK 2022.1.18
リリースノート 2019.2.1

次のセクションでは、Wwiseバージョン2019.2とバージョン2019.2.1の間での変更点を挙げ、説明します。以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。

プラットフォームSDKアップデート

  • Stadia SDK: SDK 1.43にアップデート。
  • PS4 SDK: SDKを7.008.031へアップデート
  • Xbox One XDK: XDK 10.0.17134.5071 (2018年7月 qfe12) へのアップデート。
  • Switch SDK: SDKを9.4.1へアップデート

新機能

  • WG-34982 (Switch) Switchへのリモート接続が、HTCS経由で可能になりました。

APIの変更

  • WG-47804 2019.1.8 プラグインのビルドツール (wp.py) が、2019.2バージョンと同期されました。

動作の変更

  • WG-42768 IncrementalSoundBankData.xml と、すべてのバンクの .stat ファイルを、キャッシュフォルダ内の SoundBankInfoCache.dat という1つのバイナリファイルにマージしました。これでファイルサイズを最大83削減でき、SoundBankを生成するときのI/Oコール数を大幅に削減できます。

パフォーマンスの変更

  • WG-42993 SoundBankを生成するときに、生成のために実行すべきタスクがもう残っていなければ、イテレーション時間を短くしました。
  • WG-45144 Convolution ReverbエフェクトとFilterエフェクトの大がかりな最適化を行ったので、多くの条件下でスループットパフォーマンスは倍増し、メモリ消費は半減しました。なお、これらの改善を適用するには、Convolution Reverbメディアの入っているSoundBankを再生成する必要があります。
  • WG-47711 Project Explorerでオブジェクトを確認するときのパフォーマンスを改善しました。

その他の変更

  • WG-48322 大きいプロジェクトでプラットフォームを切り替えるときのパフォーマンスを改善しました。

バグ修正

  • WG-30250 修正済み: CAkModulator::_Trigger で稀にクラッシュしました。
  • WG-36388 修正済み: Androidコード内のBluetoothに関連するJavaの例外が、取り除かれました。
  • WG-41384 修正済み: Stateの切り替えに重なるアクティブなトランジションのあるSoundBankをアンロード中に、クラッシュする可能性がありました。
  • WG-41803 修正済み: Performance Monitor Settingsを変更するときに、左右の矢印を使ってカーソルを動かすことができませんでした。
  • WG-41974 修正済み: NuendoのEditは、Sound Voicesをサポートしていませんでした。
  • WG-44605 修正済み: TransitionをRemoveボタンで削除すると、必ず、そのあとの2つのTransitionが選択されました。
  • WG-46140 修正済み: クエリのProperty/Value条件は、ドロップダウンメニューの選択肢が重複していました。
  • WG-46172 修正済み: Sequence Containerの複数のオブジェクトを選択し、それをドラッグ&ドロップでプレイリストに入れると、オブジェクトの順序が変わってしまいました。
  • WG-46455 修正済み: Source EditorのEdit Marker Labelは、ラベルを更新しませんでした。
  • WG-46567 修正済み: Game Object 3D Viewerの、Locate Objectセクションにある、不足Game Objectの色(赤色)の見やすさを改善しました。
  • WG-46601 修正済み: WAAPIリクエストの不正な形式のURIのために、クラッシュすることがありました。
  • WG-46745 修正済み: PCKファイルのアンロード時に、稀にクラッシュしました。
  • WG-46882 修正済み: Query Editorで左矢印キーを使えませんでした。
  • WG-46899 修正済み: 稼働中のスレッドプールのアフィニティのため、Microsoft Spatial Sound Platform Audio Deviceでオーディオグリッチが発生しました。
  • WG-47185 修正済み: 少ないメモリ条件下で、RTPC初期化中にクラッシュする可能性がありました。
  • WG-47239 修正済み: Notesで、Ctrl-Wを押すとクラッシュしました。
  • WG-47253 修正済み: 新しく作成したコマンドアドオンに、無効なJSONが含まれました。
  • WG-47256 修正済み: キーボードショートカットフィルタが、ダイアログに戻ると、記憶されるものの適用されませんでした。
  • WG-47343 修正済み: (iOS) オーディオセッションカテゴリの AkAudioSessionCategorySoloAmbient は、アプリがフォアグラウンドに戻っても外部音楽を停止しませんでした。
  • WG-47375 修正済み: (Soundseed Grain) Modulator assignmentペインのModulatorフィールドとQuantizationフィールドが、Propertyを変更すると消えてしまいました。
  • WG-47391 修正済み: Authoringとの接続前に発生したクリティカルエラーが、Capture Logに報告されませんでした。
  • WG-47534 修正済み: メモリが少ない状態で外部ソースを再生すると、メモリリークが発生しました。
  • WG-47558 修正済み: WAAPI C# サンプルをコンパイルできませんでした。
  • WG-47562 修正済み: Convolution Reverb IR の図を縦にそろえました。
  • WG-47627 修正済み: WwiseConsoleが、相対的な.wprojパスに対応していませんでした。
  • WG-47765 修正済み: Profileで、Stereo Delayプラグインの5.1チャンネルで、無効なオーディオアウトプットがありました。
  • WG-47810 修正済み: ContinuousモードのSwitch Containerを、登録されていないGame Objectで停止すると、稀にクラッシュしました。
  • WG-47850 修正済み: Music Switch Containerの項目で、Work Unit内にネスト化されているオブジェクトを選択できませんでした。
  • WG-47861 修正済み: SFXオブジェクト名の中身を削除したあとに、そのSFXオブジェクトを右クリックで削除すると、クラッシュしました。
  • WG-47884 修正済み: Content Editorで、デフォルトでオブジェクトを名前でソートすることが、できていませんでした。
  • WG-47904 修正済み: Audio Preferencesダイアログにないデバイスがありました。
  • WG-47909 修正済み: Voice MonitorにHDRウィンドウが表示されていませんでした。
  • WG-47925 修正済み: SoundFrameサーバがWwiseCLIで機能していませんでした。
  • WG-48025 修正済み (PS4): ATRAC9ストリームを再生すると、過剰なメモリアロケーションのためにボイススターベーションが発生しました。
  • WG-48032 修正済み: スペーシャルオーディオの初期化のときに、組込みゲームパラメータが正しく更新されませんでした。
  • WG-48064 修正済み: 無効なコマンドアドオンファイルのため、ログで不完全なエラーが生成されました。
  • WG-48085 修正済み: File Packagerがストリーミングファイルを正しくインポートしませんでした。
  • WG-48105 修正済み: プロファイラでフィルターするときの、パフォーマンス改善。
  • WG-48115 修正済み: バスとその子孫を、Master Mixer Hierarchyの別の場所に移動すると、クラッシュしました。
  • WG-48123 修正済み: テキストフィルタでプロファイリング中に、Game Sync Monitorがハングアップしました。
  • WG-48224 修正済み: 名前のない(Nameフィールドが空白の)Portalに、 AK::SpatialAudio::SetPortal をコールすると、クラッシュすることがありました。


参照

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