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バージョン
2022.1.18.8567
2024.1.1.8691
2023.1.9.8628
2022.1.18.8567
2021.1.14.8108
2019.2.15.7667
2019.1.11.7296
2018.1.11.6987
2017.2.10.6745
2017.1.9.6501
2016.2.6.6153
2015.1.9.5624
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2021.1.14.8108
2019.2.15.7667
2019.1.11.7296
2018.1.11.6987
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どのミュージックをメモリから再生し、どのミュージックをDVD、CD、ハードドライブなどからストリーミングするのかを、設定できます。ディスクやハードドライブからミュージックをストリーミングする場合は、再生遅延や同期問題を避けるために、以下のオプション設定も利用できます。
Look-ahead time(ルックアヘッドタイム) - サウンドエンジンがストリーム用データをシークできるように、時間に余裕を持たせる場合は、その時間の長さを指定する。ルックアヘッドタイムが、トラックのレイテンシを決める。
Prefetch(プリフェッチ) - ファイルの残り部分をフェッチする間に発生するレイテンシ時間を補う、小さなオーディオバッファを設定する機能。
ルックアヘッドタイムやプリフェッチサイズは、ハードドライブ、CD、DVDなど様々なメディアソースの要件に合わせて、指定します。プリフェッチサイズが、短すぎるとレイテンシが発生し、長すぎるとメモリ負荷が大きくなります。また、ルックアヘッドタイムが短すぎると、セグメント内でミュージックトラック同士の同期が失敗し、逆にルックアヘッドタイムが長すぎると、再生遅延が発生してしまいます。プリフェッチサイズとルックアヘッドタイムの条件を変えながら調整して、ミュージッククリップのレイテンシと、同期の、最適なバランスを見極める必要があります。
ルックアヘッドタイムとプリフェッチ設定を組み合わせて使えば、ゲーム中にストリーミングするミュージックの、非同期やボイススターベーションの可能性を減らすことができます。例えば、あるミュージックピースのシンクポイントが、セグメントの冒頭にない場合や、そのセグメントのプレエントリ部分を使用しない場合は、メモリにロードされたプリフェッチデータが使えないので、代わりに、Wwiseはルックアヘッドタイムを使います。
info | 注釈 |
---|---|
オーサリングアプリケーションWwise内では、ストリーミングオプションを選択していなくても、オーディオは常にストリーミングで再生されます。その結果、ゲーム中にストリーミングされないミュージックオブジェクトも、Wwiseで再生する際はストリーミングされます。このようなミュージックオブジェクトをWwiseで再生する時の、ミュージックトラック同士の非同期や、ボイススターベーションを避けるには、内部的な再生ルックアヘッドタイム(Internal playback look-ahead time)の設定が必要となることがあります。内部的な再生ルックアヘッドタイムの設定については「Music Trackのルックアヘッドタイムの設定」を参照してください。 |
ミュージックトラックをストリーミングするには:
Property Editorに、ミュージックトラックを1つロードする。
Streamオプションを選択する。
Stream機能が設定可能となる。
テキストボックスLook-ahead timeに、サウンドエンジンがストリーミングデータをシークする時間として確保すべき長さを、ミリ秒単位で入力する。この設定時間がそのトラックのレイテンシとなるので、例えば設定値を「100 milliseconds」とすると、Playを押してから100ミリ秒だけ間をおいて、ミュージックが聞こえ始める。
info | 注釈 |
---|---|
Wwiseが、様々なルックアヘッドタイムを設定した複数のトラックが入ったセグメントの、データをシークする時は、再生するソースのあるトラックのうち、最長のルックアヘッドタイムを、使用します。 |
ミュージックをトリガーした時に全く遅延なく再生させるには、Zero Latencyオプションを選択する。
ゼロレイテンシを達成するためには、サウンドの最初の部分をメモリに保存して、メディアドライブからファイルの残りをフェッチするまでのディレイを補う必要がある。テキストボックスPrefetch lengthに、ミュージックのメモリに保存する部分を、ミリ秒単位で入力する。
info | 注釈 |
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プリフェッチ設定はトラックごとに行うため、1つのトラックに2つ以上のミュージックソースがある場合は、そのトラックの全てのソースの最初の部分が、メモリにロードされる。 |