バージョン

menu_open

Profiler Settings

Profiler Settingsダイアログボックスで、キャプチャープロセス中にGame Profilerでキャプチャーする情報の種類を指定します。選択した情報の種類が多すぎると、Wwiseのパフォーマンスに影響することがあります。いくつかのオプションを外すと、以下を実現できます。

  • ネットワークの転送帯域幅を節約できる。

  • Wwiseのメモリスペースを節約できる。

  • データを演算しない分、ゲームのCPU時間を短縮できる。

  • Wwiseでデータを処理せずグラフ化しない分、WwiseのCPU時間を短縮できる。

[注釈]注釈

Profiler Settingsダイアログボックスでデータタイプの選択を外すと、通常は該当するタブがAdvanced Profilerから削除されます。しかしSpatial Audio情報の場合は、タブがありません。その代わり、データタイプが 「Game Object 3D Viewer」 に送信される情報に対応しています。

項目

内容

CPU Data

CPUの使用に関する情報をGame Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。各種プラグインのCPU使用量などが含まれる。

Memory Data

サウンドエンジンのMemory Managerに登録されたメモリカテゴリに関する情報をGame Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。

Stream Data

サウンドエンジンが管理する各ストリームに関する情報をGame Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。

Voices Data

サウンドエンジンが管理する各ボイスに関する情報をGame Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。

Listener Data

サウンドエンジンが管理する各リスナーに関する情報をGame Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。

Obstruction/Occlusion Data

ゲームオブジェクトに影響を与える、オブストラクション、オクルージョン、回折、透過損失、エミッタースプレッドなどに関する情報を、Game Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。このオプションは、 「Game Object 3D Viewer」 でスプレッドコーンを可視化するには有効にする必要がある。

Markers Notification Data

オーディオファイルマーカーやMusic Segmentカスタムキューに関する情報をGame Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。

SoundBank

メモリにロードしたSoundBankに関する情報をGame Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。

Loaded Media

メモリにロードしたメディアに関する情報をGame Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。

Prepared Events

PrepareEvent 関数を使用して準備したイベント関連の情報を、Game Profilerでキャプチャするかどうかを指定する。

Prepared Game Syncs

PrepareGameSyncs 関数を使用して準備したゲームシンク関連の情報を、Game Profilerでキャプチャするかどうかを指定する。

Interactive Music

Music Playlist Containerコールバックやミュージックオブジェクト間のトランジションなど、インタラクティブミュージックに関連する情報をGame Profilerでキャプチャするかどうかを指定する。

Streaming Device Data

全てのストリーミングデバイスからの情報をキャプチャーできるようになり、Advanced ProfilerのStreamingタブが使えるようになる。

Meter

バスやメータービューの測定内容や、Output peakとOutput DC offsetを、信号の測定データをもとに変化させます。

Environment Data

サウンドエンジンが管理する各環境に関する情報をGame Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。

API Calls

Wwise APIへのコールをGame Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。

Game Syncs

Game Syncs関連の情報をGame ProfilerでキャプチャしてGame Sync Monitorに表示するかどうかを指定する。

Spatial Audio

スペーシャルオーディオに関するデータをGame Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。エミッター、リスナー、ジオメトリ、ルーム、ルームに付随するポータルなどが含まれる。

Spatial Audio Ray Casting

スペーシャルオーディオレイキャスティングエンジン関連のデータを、Game Profilerでキャプチャするかどうかを指定する。リフレクションレイ、ディフラクションレイ、エッジレセプタなどを含む。

Voice Inspector Data

Voice InspectorやGame Sync Monitorのビュー関連のデータをGame Profilerでキャプチャするかどうかを指定する。

Audio Object Data

Audio Objectに関するデータをGame Profilerでキャプチャーするかどうかを指定する。

Capture Log

Maximum File Size (MB)

Capture Logが作成するファイルの最大ファイルサイズを指定する。

最小値: 10 MB
最大値: 32,000 MB
デフォルト値: 2,000 MB

Number of sessions kept

PROFファイルとして保存されるキャプチャセッションの最大数を指定する。Wwiseは制限を超えた場合、古いキャプチャセッションを消去します。

Enable CPU Timeline

Advanced ProfilerのCPUタブにあるCPUタイムラインビューを有効にする。CPU Timelineには、CPUのタイミング情報が詳しく表示され、複数のスレッドにわたる情報が含まれるため、WwiseにおけるCPUアクティビティを徹底的に分析できます。上級ユーザが他のツールと合わせて使用することを意図したもので、これによりプロセス全体にわたりCPUを詳細にプロファイリングし、なぜ一部のスコープが実行されるまでに時間がかかっているのか、あるいはなぜ作業が時間通りにスケジューリングされていないのかなど追加情報を入手できます。

Reduce thread heights dynamically

このオプションを有効にすると、CPUタイムラインにあるスレッドの高さを下げ、プロファイルセッション全体におけるCPUタイミングスコープの高さではなく、現在ビュー内にあるCPUタイミングスコープに合わせる。自分のタイトルで多数のスレッドにわたりWwiseに処理を実行させている場合は、アクティビティのティック全体をまとめて確認するのが難しいこともあるため、このオプションを有効にすると便利です。

Game Profilerの設定への変更を適用する。

Profiler Settingsダイアログボックスが閉じ、Game Profilerの設定変更が適用されない。


このページはお役に立ちましたか?

サポートは必要ですか?

ご質問や問題、ご不明点はございますか?お気軽にお問い合わせください。

サポートページをご確認ください

あなたのプロジェクトについて教えてください。ご不明な点はありませんか。

プロジェクトを登録していただくことで、ご利用開始のサポートをいたします。

Wwiseからはじめよう