マシンに接続できたら、サウンドエンジンから来るデータを直接キャプチャーしてゲームのオーディオやモーションのプロファイリングを開始します。サウンドエンジンから来る情報は、全てCapture Log(キャプチャーログ)に表示されます。Capture Logで記録される情報の種類を、以下に示します。
Notifications
Markers
Event
Actions
Properties
State
Switch
SoundBank
Events Preparation
Errors
Messages
MIDIイベント
API Calls
これらの項目は全て、Performance MonitorやAdvanced Profilerで、モニターできます。これらのビューに、メモリ、ボイス、エフェクト、ストリーミング、SoundBank、プラグインなどの詳細情報が入っています。 パフォーマンスのモニターについては「Performance Monitorを使った、モニタリングとトラブルシューティング」を参照してください。また、Wwiseでキャプチャーしたデータを解析して、ゲーム、つまりプロジェクトの具体的なオーディオエレメントの統計データを表示させることもできます。統計情報の収集については「キャプチャーセッションから統計情報を収集する」を参照してください。
Capture Logでエラーを選択するとその情報が 「Contextual Help」 ビューに表示され、推定原因や推奨される解消手順などの詳細が提供されます。
Capture Logで多数のエントリ(行)が表示されることがあるので、素早く見分けられるようにWwiseでは以下のインジケータ(しるし)や色分けが使われています。
項目 |
内容 | ||||
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インジケータ | |||||
Dots
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ドットの色はClassicテーマではターコイズ色、Darkテーマではオレンジ色であり、Performance Monitorのタイムカーソルの位置の100ミリ秒以内にCapture Log上でキャプチャーされた項目を示します。インジケータの色が明るいほど、この項目がタイムカーソルの位置に近いことを意味します。カーソルをログ上の特定の項目のタイムスタンプまで強制的に移動させるには、ショートカットメニュー(Ctrl+\)で Move Cursor to Timestamp を選択します。または、タイムスタンプをダブルクリックします。 | ||||
Connected Dots
|
連結しているドットは、Classicテーマではダークグレー色、Darkテーマでは白色で表示され、Capture Log上で関係のある項目同士を結んでいます。この表示が出るのは、ログで1つの項目を選択したときだけです。 | ||||
色による表示 | |||||
選択したエントリ |
Capture Logで選択した項目が、あなたのテーマ色によって異なるグレー系のコントラスト色でハイライト表示されます。(Classicテーマではダークグレーのハイライト表示、Darkテーマではライトグレーのハイライト表示。)
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関連エントリ |
選択中の項目に関連する項目はすべて、テーマによって、グレー系のコントラスト色でハイライト表示されます(選択中の項目より明るいグレー、または暗いグレー)。 | ||||
Errors |
キャプチャープロセス中に発生したエラーはすべて、赤字で表示されます。 | ||||
Messages |
メッセージは、すべて黄色で表示されます。 |
Capture Logで使われる様々なインジケータや色分けを、下図に示します。
アイディアやプロトタイプなどをゲームに実装する前に、WwiseのSoundcasterで直接キャプチャーしてプロファイリングすることも可能です。Soundcasterの使い方についてはシミュレーションの作成を参照。
注釈 | |
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ゲームのプロファイリングを開始する前に、アンロードした全てのWork Unitを再度プロジェクトにロードしてください。Work Unitがアンロードされているとプロファイリング情報が不完全となることがあり、誤解を招く恐れがあります。 |