Buildの要件
- Microsoft DirectX®: DXSDK_Jun10 (9.29)
| 注釈: SDKの複数バージョンがある場合には、DirectX® SDK の環境変数 DXSDK_DIR が適切なディレクトリを指していることを確認してください。 |
- Windows Software Development Kit, version 1809 (Visual Studio 2017+): 10.0.17763.0
リリースノート
以下のセクションで、Windowsと、Windows UWP向けに行われた、Wwiseのバージョン2022.1とバージョン2022.1.1の間の変更点を挙げ、説明します。一般的なリリースノートについては、 リリースノート 2022.1.1 をご覧ください。
動作の変更
- WG-61311 XboxおよびWindowsプラットフォームのSystem Output Deviceは、3D Audioを有効にした時にHeadphonesとHome Theaterの構成を区別するようになりました。具体的には、適切な場合にSystem Output Settings ShareSetのHeadphonesやHome Theaterの構成を認識することや、Home Theater構成を検出した時にパススルーミックスの作成を行わないことなどが含まれます。なおSystem出力がパススルーミックスを作成しない場合は、パススルーミックス用のすべての信号を代わりにメインミックスへ送ります。例えば検出した構成がヘッドフォンの場合は7.1信号を Same as passthrough と設定したバスへ送り、ステレオダウンミックスを適用してパススルー出力とするシナリオや、検出した構成がホームシアターである場合は7.1.4スピーカーベッドへ信号を直接ミキシングするシナリオなどが考えられます。ヘッドフォン用のパススルーミックスの質も改善され、Xboxで仮想サラウンドサウンド処理が行われなくなり、ほかのプラットフォームと同等のミキシング結果が得られるようになりました。
バグ修正
- WG-60441 修正済み: Source Control操作ダイアログが表示された時にWwiseのメインウィンドウが無効化されないことがあります。
- WG-61825 修正済み: 事前割り当てのメモリプールが欠如しているため、CAkDefaultIOHookDeferredで再割り当てします。