次のセクションでは、Wwiseバージョン2019.2.8とバージョン2019.2.9の間での変更点を挙げ、説明します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:
以前のバージョンの詳細については、 以前のリリースノート をご覧ください。
新機能
- WG-49719 Query Editorに、新しい検索条件を追加しました。特定のEarly Reflections Auxiliary Busに対して送信されるオブジェクトを、検索できるようになりました。
- WG-52493 WorkgroupアイコンをリフレッシュするキーボードショートカットのShift+F5が、新しくできました。
APIの変更
- WG-47828 AkMemIDに、新しい AkMemType_Media メモリタイプビットを追加し、Memory Managerへのメディアアロケーションを示すようにしました。これらのアロケーションは、rpmallocアロケータの別のヒープから行われます。
- WG-52776 AkMemSettings ページ割り当てフックに、uVMPageSizeとuDevicePageSizeを追加し、ページ割り当てをオーバーライドするときのカスタムアライメントを指定できるようにしました。
その他の変更
- WG-48505 Spatial Audio: ジオメトリによるアーリーリフレクションに使うAuxバスと、SetImageSource APIに使うAuxバスの間でコンフリクトがある場合に、それを指摘する新エラーメッセージを追加しました。
バグ修正
- WG-30459 修正済み: (Mac Authoring) OptionキーがAltキーにマッピングされていませんでした。
- WG-46388 修正済み: プロファイリング中に、使っていないCommcentral.libに強制的にリンクする、不必要な依存性。
- WG-47359 修正済み: 減衰を検索するQuery Editorの条件が、バスに対し機能しませんでした。
- WG-49139 修正済み: AK_INVALID_GAME_OBJECT_ID (Globalスコープを表す)が、 AkAuxSendValue::listenerID フィールドに渡された場合は、SetGameObjectAuxSendValuesによるボリュームへの寄与がVoice Inspectorに表示されませんでした。
- WG-50072 修正済み: Spatial Audio: ルームやポータルの、大きなネットワークで、リスナーがルームを変更するとCPUがスパイクしました。
- WG-52013 修正済み: コンピュータに、DirectInputの一部のデバイスを接続すると、Authoringで一時的にUIがフリーズしました。
- WG-52033 修正済み: Capture Logビューにおいて、パフォーマンスが徐々に悪化しました。
- WG-52070 修正済み: GUIの外で変更が行われたあとに、再びプラグインを開くと、Mastering Suiteのグラフが正しくリフレッシュされませんでした。
- WG-52243 修正済み: Opusコーデックを特定のコンテンツで使うと、クラッシュすることがありました。
- WG-52286 修正済み: パンナーのX-Yの、バスからのリアルタイム編集が不安定でした。
- WG-52342 修正済み: メッセージキューに、SetSpeakerAnglesメッセージや、SetListenerSpatializationメッセージがまだあるのに、サウンドエンジンを終了させたときの、メモリリーク。
- WG-52513 修正済み: すでに一度一時停止させた遅延しているオペレーションで、一時停止をリクエストすると、クラッシュしました。
- WG-52534 修正済み: 特定の.profファイルをロードしたときに、クラッシュしました。
- WG-52563 修正済み: OpusとテイルのあるEffectを使ったときの、サウンドリーク。
- WG-52588 修正済み: ローカライズされたSoundBankメタデータファイルに、誤ったハッシュがありました。
- WG-52592 修正済み: Advanced Profilerの、Loaded Mediaタブで、ファイル名を解決できませんでした。
- WG-52606 修正済み: 無効なWAVファイルの入ったiZotope Hybrid Reverb Effectのある、SoundBankの生成は、クラッシュを招くことがありました。
- WG-52643 修正済み:
AK::MemoryMgr::Init
は、 AkMemSettings:: pfSizeOfMemory
が、カスタムアロケータのあるnullptrとなることを許可しませんでした。
- WG-52654 修正済み: システムがサイズ0のアロケーションをリクエストすると、Memory Managerは、メモリ不足のエラーを報告しました。
- WG-52657 修正済み: カスタムのアタッチメントミキサープラグインのGUIが、機能しませんでした。
- WG-52664 修正済み: EffectsリストのPreset(Name) やModeを変更すると、Work UnitのXMLのPluginNameフィールドが失われました。
- WG-52689 修正済み: Authoring Audio Preferencesダイアログに、Motion Bus用の接続済みコントローラが掲載されませんでした。
- WG-52761 修正済み: Reservedメモリ合計が、間違っていました。
- WG-52804 修正済み: ソースプラグインCrankcase REVは、Clutch RPM Spikeが0のときに1速からシフトチェンジすると、ハングしました。
- WG-52805 修正済み: リスナー・エミッターのペアが256組以上あるサウンドを再生するゲームを、Voice Inspectorでプロファイリングすると、メモリ破損のクラッシュが発生しました。
- WG-52817 修正済み: Sound Engine Term() へのコールで録音をまだ実行中のときに、レコーダプラグインは、無効なWAVファイルヘッダを書き込みました。
- WG-52853 修正済み: (Mastering Suite) フェーダが整数値にしか対応していないようにみえました。