バージョン
ショートカットメニューとはオブジェクト、プロジェクトのエレメント、またはWwiseのインターフェースの特定部分に関連するコマンドのリストです。ショートカットメニューは、オブジェクトやインターフェースの特定部分を右クリックすると表示されます。
例えば、Project Explorerにあるオブジェクトを右クリックすると、ショートカットメニューが開き、複数のコマンドが表示されます。このコマンドを使って、オブジェクトのカット、コピー、ペーストなどや、親オブジェクトや子オブジェクトの作成、特定オブジェクトに関連するイベントの作成、サウンドオブジェクトのコンバージョンなどを実行できます。
メニューの内容は状況に応じて変化しますが、どのメニューにも表示されるコマンドがいくつかあります。カット、コピー、ペースト、消去、名前変更など、Windowsの標準的なコマンドのほか、次のようなWwise独自のコマンドの多くが、オブジェクトやインターフェースの上で右クリックすると表示されます。
Convert to Sound Voice… / Convert to Sound SFX…: オブジェクトをサウンドSFXからサウンドボイスオブジェクトに変更する、またはその逆を行う。詳細は 「サウンドオブジェクトのタイプの変更」を参照。
Set Color…: カラーメニューを開き、オブジェクトのカラーチップに適用するカラーを選択し、オブジェクトを整理する。
Edit:選択したオブジェクトやプロジェクト要素を対象エディタにロードする。
Find in Project Explorer:選択したオブジェクトやプロジェクト要素を、Project Explorerでハイライト表示する。このコマンドを使う際、Project Explorerが属するSelection Channelがある場合はそれも指定する必要がある。
Show in List View:選択したオブジェクトをListビューで表示する。
Show in Multi Editor:選択したオブジェクトをMulti Editorで表示する。
Show in Schematic View:選択したオブジェクトをSchematicビューで表示する。
Find All References: 現在のオブジェクトへの直接レファレンスがある、全てのプロジェクトエレメントのリストを表示する。直接レファレンスのリストはReferenceビューに表示される。
以下のオプションは、Shiftを押しながらショートカットメニューを開いた場合のみ表示される。
Copy path(s) to clipboard: 選択したオブジェクト(単数または複数)のフルパスをクリップボードにコピーする。
Copy GUID(s) to clipboard: 選択したオブジェクト(単数または複数)の固有GUIDをクリップボードにコピーする。
Copy ShortID(s) to clipboard: 選択したオブジェクト(単数または複数)のShortIDをクリップボードにコピーする。
Edit in external editor:User Preferencesで外部エディタを設定した場合、その外部エディタのリストを開く。
Edit in Nuendo: そのエレメントを、Nuendoで開く。このオプションを選択できるのは、Nuendo Game Audio Connectプラグインがインストールしてあり、Nuendo Connection Settings...を正しく設定してあり(Projectメニューで開く)、Nuendoが実行中である場合に限る。
Create in Nuendo (Music Segmentオブジェクトだけに提供される): Steinberg Hubが起動して、Nuendoで新しいプロジェクトを作成できます。Nuendoにプロンプトが表示されDo you want to import the transferred Segment into this Project(転送されたSegmentをこのプロジェクトにインポートしますか)と聞かれます。あなたのMusic SegmentをProject Zoneに追加するには、Yesをクリックします。
Open containing folder:Windows Explorer(またはMac Finder)でオブジェクトの親エレメントの場所を表示する。