バージョン
このセクションではProperty EditorのGeneral Settingsタブにある、Bus Configurationリストの各種オプションに関する情報を提供します。出力チャンネル、スピーカーの推奨角度、順序などの詳細を含みます。
ダウンミキシング | |
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異なるバスコンフィギュレーションに対応しながら、最適なパフォーマンスを確保するには、ダウンミックスに対するWwiseのアプローチを理解することが大切です。詳しくは「ダウンミキシングの動作」を参照してください。 |
項目: Same as parent | |
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このバスは親バスのバスコンフィギュレーションを継承し、非ミキシングバスとなる可能性があります。これによりバスのプロパティを何ら処理をせずに入力に対して適用できるため、CPUやメモリを節約できます。ただしバスにEffectなどの特定の機能がある場合はその処理が行われ、節約の可能性が失われます。詳細は 「バスのアイコンと処理ステータスを理解する」 を参照してください。 |
項目: Same as main mix | |
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このバスはバスパイプラインの末端にあるAudio DeviceのMain Mixのバスコンフィギュレーションを継承します。バスコンフィギュレーションが実行時にエンドポイントによって決まるため、柔軟性のあるオプションです。 |
項目: Same as passthrough mix | |
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このバスはバスパイプラインの末端にあるAudio DeviceのPassthrough Mixのバスコンフィギュレーションを継承します。バスコンフィギュレーションが実行時にエンドポイントによって決まるため、柔軟性のあるオプションです。3D Audioが有効でエンドポイントがPassthrough Mixに対応している場合は、バス出力は2.0としてフォーマットされます。それ以外の場合はバスはSame as main mixが選択されたかのように機能します。 |
項目: Audio Objects | |
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このバスはAudio Objectを生成します。これはMetadataが伴うオーディオバッファであり、すべての条件が揃えばエンドポイントに送られ、スペーシャリゼーションエフェクトでレンダリングすることができます。このバスコンフィギュレーションは、ワールドに配置されているサウンドが、スペーシャルレンダリングの観点で、高い精度を求められているときに使うことを目的としています。 このコンフィギュレーションでは、Audio Objectと、その3Dポジションやオリエンテーションが、Wwiseによって、Audio Objectのレンダリング能力のあるプラットフォームに配信されます。この情報を使い、エンドポイント自身が3Dスペーシャリゼーションエフェクトを作成できます。 詳細は 「Objectベースのオーディオを理解する」 を参照してください。 |
項目: 1.0 | |
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チャンネル |
スピーカーの推奨角度 |
Center (C) |
0° |
項目: 2.0 | |
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チャンネル |
スピーカーの推奨角度 |
Left (L) |
22°-30° |
Right (R) |
22°-30° |
項目: 3.0 | |
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チャンネル |
スピーカーの推奨角度 |
Left (L) |
22°-30° |
Right (R) |
22°-30° |
Center (C) |
0° |
項目: 4.0 | |
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チャンネル |
スピーカーの推奨角度 |
Left (L) |
22°-30° |
Right (R) |
22°-30° |
Surround Left (SL) |
90°-110° |
Surround Right (SR) |
90°-110° |
項目: 5.1 | |
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チャンネル |
スピーカーの推奨角度 |
Left (L) |
22°-30° |
Right (R) |
22°-30° |
Center (C) |
0° |
Surround Left (SL) |
90°-110° |
Surround Right (SR) |
90°-110° |
Low Frequency Effects (LFE) |
該当せず |
項目: 7.1 | |
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チャンネル |
スピーカーの推奨角度 |
Left (L) |
22°-30° |
Right (R) |
22°-30° |
Center (C) |
0° |
Surround Left (SL) |
90°-110° |
Surround Right (SR) |
90°-110° |
Back Left (BL) |
135°-150° |
Back Right (BR) |
135°-150° |
Low Frequency Effects (LFE) |
該当せず |
WwiseはHeightスピーカーを使った標準チャンネルコンフィギュレーションの拡張にも対応しています。すべての利用可能なチャンネルと、それぞれのスピーカーの推奨角度を以下に示します。
Heightチャンネルで拡張された標準コンフィギュレーション | |
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チャンネル |
スピーカーの推奨角度 |
Left (L) |
22°-30° |
Right (R) |
22°-30° |
Center (C) |
0° |
Surround Left (SL) |
90°-110° |
Surround Right (SR) |
90°-110° |
Back Center (BC) |
180° |
Back Left (BL) |
135°-150° |
Back Right (BR) |
135°-150° |
Top (T) |
真上 |
Height Front Left (HFL) |
Lと同じで、かつ水平線より上 |
Height Front Center (HFC) |
Cと同じで、かつ水平線より上 |
Height Front Right (HFR) |
Rと同じで、かつ水平線より上 |
Height Back Left (HBL) |
BL(またはSL)と同じで、かつ水平線より上 |
Height Back Center (HBC) |
BCと同じで、かつ水平線より上 |
Height Back Right (HBR) |
BR(またはSR)と同じで、かつ水平線より上 |
Low Frequency Effects (LFE) |
該当せず |
Dolby™ Bus Configurations | |
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項目 |
チャンネル |
5.1.2 |
L + R + C + SL + SR + HFL + HFR + LFE |
7.1.2 |
L + R + C + BL + BR + SL + SR + HFL + HFR + LFE |
7.1.4 |
L + R + C + BL + BR + SL + SR + HFL + HFR + HBL + HBR + LFE |
注釈 | |
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Wwiseが対応するDolbyコンフィギュレーションとして、5.1サラウンドや7.1サラウンドのコンフィギュレーションにHeightチャンネルを追加したものも含まれます。表示名の第3桁がHeightチャンネルのチャンネル数を表します。 |
Ambisonics Busコンフィギュレーション | |
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項目 |
コンポーネントの順序 |
Ambisonics 1st order |
W-Y-Z-X |
Ambisonics 2nd order |
W-Y-Z-X-V-T-R-S-U |
Ambisonics 3rd order |
W-Y-Z-X-V-T-R-S-U-Q-O-M-K-L-N-P |
Ambisonics 4th order |
1-25 |
Ambisonics 5th order |
1-36 |
注釈 | |
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Ambisonicsはスピーカー設定とは独立したB-formatサウンドフィールド(音場)を使います。1次(1st order)から3次(3rd order)の英字を用いた順序はスピーカーチャンネルではなくB-formatの方向チャンネルを表します。この表示方法はSN3D正規化のACNチャンネルオーダーに基づいていますが、MaxN正規化のFuMaオーダーと同様に、数字ではなく文字を使用します。より高いオーダーでは数字を使います。詳細は 「アンビソニックコンポーネントのオーダー」 を参照してください。 |
Auro Bus Configurations | |
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項目 |
チャンネル |
Auro 9.1 |
L + R + C + SL + SR + HFL + HFR + HBL + HBR + LFE |
Auro 10.1 |
L + R + C + SL + SR + T + HFL + HFR + HBL + HBR + LFE |
Auro 11.1 |
L + R + C + SL + SR + T + HFL + HFC + HFR + HBL + HBR + LFE |
Auro 13.1 |
L + R + C + BL + BR + SL + SR + T + HFL + HFC + HFR + HBL + HBR + LFE |
注釈 | |
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Wwiseが対応するAuroコンフィギュレーションとして、5.1サラウンドや7.1サラウンドのコンフィギュレーションにHeightチャンネルを追加したものも含まれます。結果的にチャンネルの合計数(1桁目)が増加して範囲が9.1から13.1までとなり、Heightチャンネルが4から6チャンネル追加されたことを示しています。例えばAuro 13.1は、7.1サラウンドコンフィギュレーションにHeightチャンネルを6チャンネル追加したものです。 |
項目: LFE | |
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チャンネル |
スピーカーの推奨角度 |
0.1 (mono) |
該当せず |