このリリースはWwise 2022.1.0向けWwise SDKアップデートを提供します。
互換性:
- Wwise SDK: 2022.1.0
- Unity: このインテグレーションのコンパイル対象はUnity 2020.3、2021.3、2022.1です。2021.3.0f1および2022.1.8f1に対してテストしました。前述のバージョンより新しいバージョンのUnityには現在対応していませんが、今後のパッチリリースで対応します。
プラットフォーム固有の情報は、こちらにあります:
以前のバージョンについては、 以前のリリースノート を参照してください。
新機能
Auto-defined SoundBanks(自動定義サウンドバンク)は SoundBank Settingsで有効にします。詳細は SoundBank Settings を参照してください。
- WG-54685 サウンドエンジン処理タスクの同時実行をより柔軟に行うために、Task Scheduler APIを新しいJob Managerに置き換えました。
- WG-59193 新しいエラーメッセージトランスレータに関連し、XMLとWAAPIのタイムアウト値を調整するためのWwise Editor Project Settingsを新たに2つ追加しました。これらはWwise Error Message Translatorという新しいセクションの下にあります。
APIの変更
- WG-55811 Wwise Demo Gameで使用する、WwiseSimpleExternalSourceManagerという名前のWwiseExternalSourceManagerの最低限の実装を追加しました。
- WG-56860 SetPositionとSetMultiplePositionsに新しいin_eFlagsパラメータを導入し、1つのゲームオブジェクトでエミッタとリスナーのポジションを別々に設定できるようにしました。
動作の変更
- WG-60908 すべてのプラットフォームにおいて
AkCommonUserSettings::m_SamplesPerFrame
のデフォルト値を512に変更しました。これによりWwiseの初期CPU使用が増加する一方、サウンドエンジンのオーディオレイテンシ合計が大幅に減少します。引き続きゲームの総オーディオレイテンシと利用可能な演算リソースのバランスをとるために"Samples Per Frame"や"Number of Refills In Voice"の微調整を行うことが推奨されます。
その他の変更
- WG-57028 すべてのプラットフォームにおいて数値型をstdint.hで提供するようになりました。
コミュニティで報告されたバグの修正
- WG-61295 修正済み: Unityインテグレーションはサーバビルドでデフォルトで無効になっています。
- WG-61373 修正済み: (Wwise Unity Addressables) 開いていないシーンにおけるInitバンクへのリファレンスは、Init WwiseAddressableSoundBankが削除され再生成されている場合は無効となります。
- WG-62390 修正済み: WwiseAddressableSoundBank RefCountは、LoadCountが0より大きい時にシリアライズすることができます。 この値はシリアライズが不要となりました。