Switch Container Association EditorでStateやSwitchを並べ替えたり組み合わせたりして、ゲームで再生するミュージックピースをダイナミックに決定するための、様々なパスを作成します。このエディターで、音楽選択を左右する様々なState GroupやSwitch Groupを追加したり並べ替えたりできます。次に、StateやSwitchの様々な組み合わせを選択してパスを設定して、各パスに特定のミュージックオブジェクトを結びつけます。ランタイムにサウンドエンジンが現在のState値やSwitch値を、事前に設定したパスにマッチさせて、どのミュージックピースを再生するのかを判断します。また、プロバビリティやウェイト付けの設定値を使えば、特定の既定パスが選択される確率も決められます。
項目 |
内容 |
---|---|
選択したStateやSwitchに関係なく、完全にジェネリックなパス(*.*)を作成する。 本オプションは、すでにジェネリックなパスが設定されていない場合に限り、選択できる。 | |
選択したStateやSwitch、またはState値やSwitch値から、パスを作成する。 | |
選択したオーディオストラクチャのパスを更新する。本オプションは、選択したストラクチャのパスを、選択中のStateやSwitchに置き換える。 本オプションは、選択中のパスに該当する項目がまだリストにない場合で、リスト中のオブジェクトが1つ選択されている時に限り、選択できる。 | |
選択したパスを、パスリストから削除する。 | |
States/Switchesペインの全てのStateやSwitchの選択を解除する。 | |
(States/Switches pane) |
選択中のMusic Switch Containerに設定されているState GroupやSwitch Groupを表示する。複数のStateやSwitchを選択して、様々なパスの組み合わせを作成できる。 |
メニューが開き、選択可能なSwitch GroupやState Groupのオブジェクトのリストから、ユーザーが選択できる。また、本メニューから新規State GroupまたはSwitch Groupを作成するには、New...を選択する。 | |
Mode |
ランタイムにトリガーされたStateまたはSwitchが、2つ以上の既定パスにマッチする場合に、サウンドエンジンがどのパスを選択するかの判断基準を指定する。
フォールバックパスでワイルドカード(*)を使うため、ランタイムにトリガーされたStateまたはSwitchに複数の既定パスがマッチすることもある。 Default value: Best Match |
Path Filter |
パスのリストに適用できるフィルタを表示する。以下のようなフィルタが利用可能です: All: 作成した全てのパスを表示する。 Current Selection: パスのうち、選択したSwitchやStateを含むものだけを表示する。 |
Object Filter |
|
行ヘッダ部分でショートカット(右クリック)オプションのConfigure Columns...をクリックする。 「Configure Columnsダイアログボックス」が開く。表示する行とその順番を指定する。 | |
Path |
あるMusic Switch Container向けの、SwitchやStateの様々な組み合わせの1つを含む具体的なパス。パスは、ボイスまたはサウンドオブジェクトに結び付いている。 パスにワイルドカードが含まれることがあり、ワイルドカードは該当するSwitchやStateの全てとマッチする。ワイルドカードは*(アステリスク)で表わす。 |
Weight |
マッチするパスが他にもある場合、このパスが選択される確率。 マッチするパスの1つのWeightが「100」であれば、Weightが「100」未満のその他のマッチするパスは自動的に除外される。一方、マッチするパスの1つのWeightが「0」であれば、マッチする他の全てのパスのWeightが「0」でない限り除外される。 本オプションは、ダイアログイベントがWeightedモードの場合に限り設定できる。 単位:% Default value: 50 Range: 0 to 100 |
Object |
このパスにアサインされたオブジェクト。 パスにアサインしたオブジェクトを、他のプラットフォームでアンリンクすることで、あるパスにアサインするオブジェクトをプラットフォームごとに変えられる。 |
(Browse) |
Project Explorer - Browserが開き、パスにアサインするオブジェクトを選択できる。 オブジェクトをProject Exploreから直接ドラッグ&ドロップすることも可能である。 |