バージョン

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警告:あなたのメジャーリリース ( 2022.1.17.8543 ) に該当する最新ドキュメンテーションが表示されています。特定バージョンのドキュメンテーションにアクセスするには、Audiokinetic Launcherでオフラインドキュメンテーションをダウンロードし、Wwise AuthoringのOffline Documentationオプションにチェックを入れてください。

概要

ゲームのオーディオコンポーネントやモーションコンポーネントを効率的に管理するために、Wwiseは全てのオーディオやモーションをSoundBankに入れます。SoundBankは基本的に、データ(オーディオデータやモーションデータ)、またはメディア、またはその両方が格納されたファイルです。SoundBankは、ゲーム中の特定ポイントでプラットフォームのメモリにロードされます。必要なものだけをロードするため、メディアに使用するメモリ量を各プラットフォームで最適化できます。SoundBankの中身はそれまでの作業の成果物であり、ゲームに入る最終的なコンテンツが入っています。

Wwiseには、以下の2種類のバンクがあります。

  • Initialization/Init bank - プロジェクトの一般的な情報を全て入れた特別なバンクで、バス階層、State、Switch、RTPC、環境エフェクトなどの情報が含まれる。該当する場合はAudio Device ShareSetsも含まれる。

    Initializationバンクは、WwiseがSoundBankを生成するたびに自動的に生成される。通常、初期化バンクはゲームの最初に1回ロードされ、ゲームプレイ中にプロジェクトの全般情報に簡単にアクセスできるようにする。ゲームを開始する時に最初にロードする必要があり、これがロードされないと、ほかのバンク(Content)をロードできない場合もある。Initializationバンクのファイル名はデフォルトで「Init.bnk」。

  • SoundBank(SoundBank) - イベントデータや、サウンド、ミュージック、モーションの各種構造データ、オーディオファイルなどが共に入ったファイル。一般的に、SoundBankは初期化バンクと異なり、ゲームの最中に適宜ロードやアンロードされるため、プラットフォームのメモリが効率的に使われる。

プラットフォームは全て違いますが、Wwiseで簡単にSoundBankを各種プラットフォームに対応させることができ、プラットフォームごとのSoundBankを全て、同時に生成できます。さらにWwiseは、各プラットフォームの制限に準拠していることを確認するために、SoundBank用のトラブルシューティングのツールも提供しています。

1つのゲームに対して、Wwiseで使うプロジェクトは1件だけです。非常に大きいプロジェクトに複数の人が関わっている場合は、プロジェクトを複数のWork Unitに分割することができます。Work Unitについては「プロジェクトをWork Unitで分割」を参照してください。


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