入力ライブラリと分散バイナリ
Wwiseサウンドエンジンと統合する必要のある入力ライブラリは、SDKインストールライブラリのルートにある、それぞれのプラットフォームのフォルダーに、各 ビルド コンフィギュレーション として利用可能です。ライブラリディレクトリの構造は、以下のように定義されています:
- {Wwise SDK Dir}/{Platform name}/{Configuration name}/lib では
- {Wwise SDK Dir} は、SDK インストールディレクトリです。
- {Platform name}は、利用可能なプラットフォーム名 (x64、Mac、 PS3、...)です。拡張子は、CPUのアーキテクチャーや、ターゲットとするコンパイラーを更に明確にします。
- {Configuration name} は、3つのビルドコンフィギュレーション(Debug、Profile、 Release)のうちのいずれかです。Windowsプラットフォームは、動的でなく静的なCランタイムライブラリを使用する更に3つの追加的なコンフィギュレーション (Debug(StaticCRT)、Profile(StaticCRT)、Release(StaticCRT)) を持つことにご注意ください。また、iOSは、以下のビルドコンフィギュレーションを持つことにもご注意ください((Debug-iphoneos、Debug-iphonesimulator、Profile-iphoneos、Profile-iphonesimulator、Release-iphoneos、Release-iphonesimulator)。tvOSプラットフォームには、次のビルドコンフィギュレーションがあります(Debug-appletvos、Debug-appletvsimulator、Profile-appletvos、Profile-appletvsimulator、Release-appletvos、Release-appletvsimulator)。visionOSプラットフォームには、次のビルドコンフィギュレーションがあります(Debug-xros、Debug-xrsimulator、Profile-xros、Profile-xrsimulator、Release-xros、Release-xrsimulator)。
SDKに含まれる様々なライブラリの説明については、ビルド構成 を参照してください。
インクルードファイル
SDKのインターフェース、タイプ、定数などのヘッダファイルは、SDKインストールフォルダ下の「include」フォルダにあります。関連ファイルのグループ化には、サブフォルダが使用されます。
"$(WWISESDK)\include" をプロジェクトのインクルードディレクトリに追加する必要があります。この操作により、"include" ディレクトリへの相対パスを持つファイルを含めることができます。例:
| 注釈: WWISESDK 変数は、MACには設定されていません。Wwise SDKの "include/" フォルダをXCodeプロジェクトのヘッダ検索パスに追加する必要があります。 |
新しいエンティティ導入の際に含める必要のあるヘッダファイルのリストは、当ドキュメントの様々なセクションでご覧いただけます。