バージョン
Wwiseオーサリングツールのオーディオ再生パラメータをカスタマイズするには、AudioメニューからAuthoring Audio Preferencesダイアログを開きます。
注釈 | |
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Authoring Audio Preferenceによる設定の影響を受けるのは、Wwise Authoringツール内でローカルでオーディオを再生する時のみです。ここでの設定は、インゲームのオーディオ再生や、Wwiseをプラットフォームにリモート接続したときのオーディオ再生に、影響しません。 |
項目 |
内容 | |||
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Output Buffer Count |
Wwiseオーサリングツールでサウンドやモーションエフェクトを再生する時に使うアウトプットバッファ数を指定して、現在のユーザーにとってのアウトプット安定性とレイテンシのバランスをとる。
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Samples Per Output Buffer |
アウトプットバッファごとのオーディオサンプル数を、アウトプット安定性とレイテンシのバランスを考慮した上で指定する。 | |||
Output Latency |
アウトプットバッファパラメータで決まるアウトプットレイテンシを示す。 | |||
Music Track look-ahead time (ms) |
サウンドエンジンがストリーミングデータをシークするための時間を、長さを指定して確保する。Wwiseオーサリングアプリケーションでオブジェクトを再生すると、ストリームオプションを選択しなくても全てストリーミング再生するため、Wwiseでミュージックオブジェクトを再生する時に非同期やボイススターベーション問題が起きてしまうが、トラックレイテンシ時間を使うとこれを回避できる。 デフォルト値: 200 | |||
Multi-Core Rendering |
オーディオレンダリングで複数のCPUコアを使用することを可能にします。Windowsのみが対応しています。 | |||
Enable System Audio Objects |
WwiseがSystem Audio Objectを予約できるようにして、Wwiseに並行して実行中のゲームやアプリケーションが、それらを取得してしまうのを防止します。Wwise内でSystem Audio Objectを試聴しようとしている場合は、このオプションを有効にします。 Wwiseと並行して同じパソコンで実行中のゲームの、System Audio Objectを聞こうとしている場合は、このオプションを無効にします。これでWwiseがシステムオブジェクトを予約しなくなり、ゲームがそれらを取得できます。その結果、通常であればWwiseからSystem Audio Objectとして送り出されるAudio Objectが、代わりにMain Mixにミキシングされます。
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Top Level Bus, and Device Shareset and Hardware Devices |
マスターバスに付属するAudio Deviceシェアセットやハードウェアデバイスを指定する。デバイスの一覧に、現在アクティブであるオーディオデバイスプラグインが対応する、すべてのデバイスが表示されます。複数のプラグインからアクセスできるハードウェアは、この一覧に何回も出てくる可能性があります。Defaultに設定すると、バスが使うオーディオデバイスプラグインによって、デバイスが選択されます。そのAudio Deviceプラグインを利用できない場合はシステムのデフォルトのオーディオデバイスが使用されます。この選択は、このユーザー限定のもので、インゲームや、Wwiseをプラットフォームにリモート接続したときには、使われません。 |