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キューの使い方

キュー(Cue)は、タイムライン上の特定ポイントを示すものです。基本的に、キューはシンクポイントとして利用され、インタラクティブミュージックで発生するState切り替え、スティンガー再生、トランジションなど、様々な切り替わりの際に、複数のMusic Segmentをそろえる役割があります。そろえる際は、テンポやサンプルアキュレートに関連する条件や、ゲームの背景状況も考慮する必要があります。セグメントには、必ずエントリキュー(Entry cue)とエグジットキュー(Exit cue)があり、カスタムキューつまりEventキューが設定されていることもあります。

エントリキュー(Entry cue)は、最初の小節の最初のビートが始まる位置を表すと同時に、前のセグメントのエグジットキュー(Exit cue)とスナップする位置を表します。エントリキューやエグジットキューはクリップから削除できませんが、編集できます。

セグメントのエントリキューより前の部分は、プレエントリ(Pre-entry)と呼ばれ、エグジットキューより後の部分は、ポストエグジット(Post-exit)と呼ばれます。セグメントのこれらの領域を再生するかどうかは、トランジション設定で決まります。トランジションについては「トランジションを理解する」を参照してください。

エントリキューやエグジットキュー以外に、カスタムキューを必要なだけ追加して、ゲームの状況に合わせてミュージックをシンクさせることもできます。ミュージックセグメントに直接、Eventキューを追加することも可能で、ゲームとミュージックを同期させるデザインを効率的に調整できます。

[注釈]注釈

Eventキューで再生する音と、Music Segmentで再生する音が、明らかに同期していない場合があります。これは、主にWwiseオーサリングで再生したときに目立って聞こえますが、ゲームのランタイムにも感じられることがあります。正確な同期が必要な場合は、Eventキューではなく、スティンガーを使用してください。詳細は スティンガーの活用 を参照してください。

キュー設定の作業には、以下のタスクが伴います:


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